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医療AI/DXおよび再生医療領域の起業エコシステム創出のため、Bio Engineering Capitalを設立

(PR TIMES) 2024年06月27日(木)12時40分配信 PR TIMES

医療・ライフサイエンス関連スタートアップ支援で東京医科歯科大学と共同研究契約締結


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/144993/4/144993-4-f98170e946583046c09787d1697b8066-3900x2600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 医療AI/DXおよび再生医療領域の起業エコシステム創出を目指し、Bio Engineering Capital株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:島原 佑基、以下「BEC」)を設立いたしました。当社は今後、医療AI/DXや再生医療といったライフサイエンス領域の起業家を支援する一環として、ファンド組成およびスタートアップ企業へ投資を進めるとともに、共同創業を含め、事業に必要な機能を持つ専門家集団を結成し、起業家を全面的にサポートして参ります。
 また、当社は、起業エコシステムを促進するために必要な教育・伴走支援のあり方の探求及び実践的な検証を行うことを目的に、国立大学法人東京医科歯科大学オープンイノベーションセンター(本部:東京都文京区、学長:田中 雄二郎、以下「東京医科歯科大学」)と共同研究契約を締結し、同大学内におけるハンズオンに注力してまいります。

【Bio Engineering Capital株式会社設立の背景と目的】
 BECは、21世紀は生命科学をエンジニアリングする時代、すなわちバイオエンジニアリング(1)の時代であると考えています。その中でも、グローバルにおいて医療AI/DXや再生医療市場は成長市場であり、日本でも、政府が社会課題の解決や経済成長に向け、医療AIやバイオテクノロジー等の先端技術を重要な分野と位置づけて投資や関連スタートアップの支援を推進していきます(2)。BECは、生命を探究し、エンジニアリングすることで多くのイノベーションを起こす起業家と共にこの領域を開拓し、人類の健康で持続可能な未来のために寄与してまいります。

【代表・パートナーからのコメント・経歴】
Bio Engineering Capital株式会社 代表取締役・パートナー 島原 佑基
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/144993/4/144993-4-c244f249886bee8b23fac5884ff765e6-683x1024.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

この10年間、研究室のメンバーと起業し、医療・創薬AI業界で精進してまいりましたが、日本のベンチャーの数が桁違いに少ないことに寂しさを感じてきました。もっと事業が生まれて起業家がイノベーションに邁進できるように、理想の環境を詰め込んだ団体がBECです。素晴らしい専門家の方々を集め、事業を興し、起業家をハンズオンし、成功することでリターンが生まれ、そのリターンが新しいイノベーションに流れる、良い循環を作りたいと思います。この活動に賛同してくださった皆様とスタートを切れることを心より感謝申し上げます。



経歴:東京大学新領域創成科学研究科博士課程修了(生命科学)。2014年エルピクセル株式会社創業。代表取締役として医療・創薬分野の画像解析AI事業に従事。2019年に深層学習を活用したプログラム医療機器の承認を取得。これまでに、医療画像業界で最大の業界団体である日本画像医療システム工業会にて常任理事を務め、内閣府規制改革推進会議による提言等で様々な行政、規制緩和に貢献。厚生労働科学研究費事業(2021〜23年度)にてデータ加工ガイドライン作成。エルピクセルの取締役を退任後、現在は医療AI推進機構株式会社を設立し、内閣府が主導する次世代医療基盤法を活用した医療データの利活用促進等に取り組む。

パートナー 熊切 雄三
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/144993/4/144993-4-fac6e64e8e3c6fb8c3148ede8536b730-683x1024.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

ライフサイエンス分野は、技術の進歩が人類の健康と福祉に直接的な影響を与える非常にダイナミックで影響力のある領域です。私達は、この分野で革新的なアイデアと技術を持つ起業家と共に、それを実現可能なソリューションへと発展させ、社会に価値を提供したいと考えています。当社は、人類の健康と福祉の向上のために、ライフサイエンスの可能性を最大限に引き出す起業家の支援に取り組んでまいります。



経歴:2006年神奈川大学工学部経営工学科卒業。同大学在学中に起業。学生ベンチャーとしてIT事業を経営しバイアウト後にエンジェル投資家として個人活動をしながら、投資会社の株式会社KIJ代表取締役を務める。起業家や経営者を支えるため、事業家経験を経た上での金融知識と投資が日本経済を支えるとの考えのもと、投資会社を設立し、日本のベンチャーを育成し日本を支える活動に取り組む。投資実績に、GOファンド株式会社、株式会社きんゆう女子等、金融Fintech系に注力。他、複数のAI企業に投資し、IPO支援実績あり。現在も、シードアーリーの金融系ベンチャー投資を手がけ、現在約40社の企業成長を支援している。

【東京医科歯科大学との共同研究について】
 医療・ライフサイエンス関連のスタートアップは、設立前までに研究シーズの発掘から、各種専門家の助言や多大な人的支援が必須であり、設立後は研究開発費等の経済的支援が必要となります。これらの支援のあり方を東京医科歯科大学とBECが共同で検討・構築し、設立直後の資金調達を含めた起業エコシステムの可能性について検証する予定です。

【東京医科歯科大学のコメント】
東京医科歯科大学 飯田 香緒里 副理事
 東京医科歯科大学は、本年10月1日に東京工業大学と統合し、東京科学大学(Institute of Science Tokyo)になります。これを機に医療者の育成や学術的研究にとどまらず、大学の知を社会に還元するために、医工連携など異分野融合での研究成果を社会実装することを 目指しています。その1つとして、スタートアップ創出もこれまで以上に注力して行きますが、現状、医療者の働く環境下では難しい面が多々あります。そこで、前述のBECと大学の共同研究により、課題を洗い出し、伴走しながら起業を実践しつつ、新しい実効性のある支援を見出していきたいと考えております。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/144993/4/144993-4-ac906112de57e887a52aa2b899af3e73-1465x824.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左から、東京医科歯科大学 飯田 香緒里 副理事、同大学 東條 有伸 理事、Bio Engineering Capital 代表取締役 島原 佑基、同社 パートナー 熊切 雄三

(1)バイオエンジニアリングとは、生物学と工学を融合し、医療機器や治療法等を開発する学際的な新分野です。
(2)内閣府,経済財政運営と改革の基本方針2022
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/honebuto/2022/decision0607.html

【会社概要】
会社名:Bio Engineering Capital株式会社
代表者:代表取締役 島原 佑基
本 社:東京都中央区日本橋室町三丁目2番1号 日本橋室町三井タワー7階 GLOBAL LIFESCIENCE HUB
設 立:2023年11月17日
URL :https://bioengineering.capital/
Facebook:https://www.facebook.com/bec.lifescience
X:https://twitter.com/bec_lifescience



プレスリリース提供:PR TIMES

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