プレスリリース
「バレーボールネーションズリーグ2023 名古屋大会」におけるCO2排出量の算定結果および「FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023」における環境アクションについて
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日本バレーボール協会(JVA)は、2023年6月5日(月)に「カーボンニュートラルアクション」の開始を発表しました。活動の第一歩として2023年5月、6月に開催した「バレーボールネーションズリーグ2023 名古屋大会」におけるCO2排出量を算出しましたので、その結果をお知らせいたします。また、9月16日(土)から開催する「FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023」の会場にて実施する、環境アクションについてあわせてお知らせいたします。
■カーボンニュートラルアクション開始の経緯
JVAは、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロ(※)にする環境省の「カーボンニュートラル」宣言、およびUNFCCC(国連気候変動枠組条約)事務局が立ち上げた、2030 年のCO2排出量50%削減と2040 年のCO2排出量正味ゼロを目指す「スポーツを通じた気候行動枠組み」の動きを受け、バレーボール界全体のCO2排出量削減を目指し、2023年6月5日(月)より活動を開始いたしました。
1.「バレーボールネーションズリーグ2023 名古屋大会」におけるCO2排出量の算定結果
今大会のCO2排出量は、環境分野における専門会社の協力の元、環境省のガイドライン「サプライチェーン排出量算定の考え方」(※)に基づき、基本式「活動量×排出原単位」で算定いたしました。
■算出大会詳細
名称: バレーボールネーションズリーグ2023 名古屋大会
開催期間: 女子大会 5月30日(火)〜6月4日(日) 男子大会 6月6日(火)〜6月11日(日)
開催地・会場: 愛知県名古屋市 日本ガイシホール
入場者数: 女子大会 17,096人 男子大会 27,535人
■排出量レポート
廃棄物量:3,855kg
CO2排出量:444.6t-CO2
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各種内訳は以下の通りです。(CO2は国内排出量のみを対象としています)
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■算出に含まれていない主要な項目
関係者の宿泊、選手の航空移動、屋外スポンサーブース、協賛品海外輸送、ケータリング、練習場関連(電力使用や廃棄物)、観客の移動・宿泊
今回、大会運営におけるCO2排出の要因として、とりわけ販売グッズの生産及び人やモノの移動に関する割合がその多くを占める点が改めて確認されました。また、今回の算出には含まれておりませんが、全国各地からご来場いただくお客様の移動に関しても影響が大きいと考えております。これらの算出結果を受け、JVAでは今後各種活動におけるCO2排出量の削減に取り組んでまいります。まず第一弾として、影響の大きい人の移動の部分に関する取り組みとして、来場者・関係者に対する環境意識の啓発を実施することで、多くの方々の理解を深めてまいります。
2.「FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023」における環境アクション
2023年9月16日(土)より開催されるFIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023において、来場者・関係者への環境意識啓発活動として以下の施策を予定しております。
■アプリであなたのCO2排出量を計算!じぶんごとプラネット体験
一般社団法人コード・フォー・ジャパンと国立研究開発法人国立環境研究所によって開発された、カーボンフットプリント可視化アプリ「じぶんごとプラネット」をバレーボールファン向けの施策として展開します。
このアプリは個人が自身の生活におけるCO2排出量を簡易計算することができ、自らの排出量を意識することで、生活による気候変動への影響を考える機会を持ち、具体的な脱炭素アクションにつなげてもらうことを目的としています。
JVA公式X(旧Twitter)の投稿や、大会会場のポスター、大型ビジョン等に掲示されるQRコードから本施策のURLにアクセス、回答された方全員にもれなく大会限定のデジタルコンテンツをプレゼント。さらにご自身の結果をX(旧Twitter)に投稿頂いた方の中から、抽選で日本代表選手のサイングッズ(予定)をプレゼントいたします。
じぶんごとプラネット:https://www.jibungoto-planet.jp/
※本施策は9月16日にX(旧Twitter)のJVAアカウントにて発表予定のURL、大会会場のポスター、大型ビジョン等に掲示されるQRコードより参加可能
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■「カーボンニュートラル」に向けた環境アクションの展望
今後も、JVAだけでなく平素よりバレーボール界を支えてくださるステークホルダーの皆さま、バレーボールファンの皆さまとともに、カーボンニュートラルに向けた様々なアクションを実施し、バレーボール界全体のCO2排出量削減を目指してまいります。
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<参考>
・スポーツを通じた気候行動枠組み(国連気候変動枠組条約事務局)
https://www.unic.or.jp/files/c6509b8eadff5384180a1fd439669a4b.pdf
・温室効果ガス排出量 算定・報告・公表制度(環境省)
https://ghg-santeikohyo.env.go.jp/
・グリーン・バリューチェーンプラットフォーム(環境省・経済産業省)
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/index.html
・サプライチェーン排出量算定の考え方(環境省)
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/files/tools/supply_chain_201711_all.pdf
・カーボン・オフセットガイドラインVer.2.0(環境省)
https://www.env.go.jp/content/000130730.pdf
プレスリリース提供:PR TIMES