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株式会社太陽と大地

350年の歴史を紡ぐを米農家が自ら生産した酒米で醸す日本酒を発売。田んぼから語る「伝統から未来を映し出す酒」

(PR TIMES) 2023年05月05日(金)18時15分配信 PR TIMES

株式会社 太陽と大地(本社:長野県東御市八重原1588代表取締役:柳澤謙太郎)は、
2023年4月にオリジナル日本酒ブランド「坐Kura純米大吟醸」をリリース致します。
STOERSにて、「坐Kura純米大吟醸」の販売を開始いたします。
また、Shopでは、坐Kuraの試飲・ご購入が可能です。

                    

[画像1: https://prtimes.jp/i/116225/4/resize/d116225-4-3955a57f72227c3f6686-2.jpg ]

『坐Kura 純米大吟醸』

【価格】 3,500円(税別)
自家培養酵母・無濾過・原酒
使用米:八重原産金紋錦全量使用(特別栽培米)
アルコール度数:16%
容量:720ml
醸造元:大信州酒造株式会社
特徴:洗練された華やかな林檎の香り、芳醇な果実味、口当たりがよく上品、軽快な味わいでありながら奥行きのある旨味とバランス。

STORES
https://thekura.stores.jp
2023年4月リリース

Shop『坐kura』
389-0406
長野県東御市八重原1588
完全予約制
0268-71-0072
info@thekura.jp
【2種類の試飲と季節のアペリティフ】¥2,000〜



米農家だからこそ日本酒を伝えたい

私たちはここ八重原で専業農家として真摯に米作りを続けて参りました。その中で、より日本の和の文化に深く関わりたいという思いから酒米を作ろうと決心し、2008年「別囲大吟醸」(2014年・2月に八重原純米大吟醸に改名)として、自社の酒米で醸した日本酒が大信州酒造から初めて販売されます。さらに、2022年には酒販小売免許を取得し、念願のオリジナルブランド「坐Kura」を2023年4月にリリース致しました。
「坐Kura」は金紋錦*3という酒米から作られています。金紋錦は、長野県で生まれた、最も長野の気候風土に合う酒米です。
口に含んだ瞬間から、金紋錦がもつ品格、悠久の時と最上の米を作り出す風土と、そして米の生産者だからこそ語ることができるテロワールとヴィンテージが感じられます。




テロワールを語れる日本酒を地方から世界に発信

近年、日本で造った酒の輸出量が伸びています。2021年は前年比1.6倍の1147億円、2022年も11月までの累計で1279億円と、21年の水準を超えています。*1
中でも人気は、四合瓶(720)で、1万円をこえる高級酒も多く、世界で日本酒はワインのように、料理とのペアリングを楽しむ「嗜好品」として認知されつつあります。
その世界を見たとき、2億6000万hl *2と圧倒的な消費量を誇るワインでは、テロワールとヴィンテージが大切にされ、そこで戦うためにはワインの文法で語ることのできる日本酒が必要です。
しかし、日本酒ではテロワールとヴィンテージを語れるものは多くはなく、だからこそ、今テロワールを語ることのできる日本酒を農家が田んぼから発信します。

[画像2: https://prtimes.jp/i/116225/4/resize/d116225-4-e0035d304d822d3c5591-1.jpg ]




『坐(くら)』という漢字、日本酒に込めた想い

人がしっかりと土に根差し、豊かな四季の中で自然の恵みを受け、また新たな年を迎える時間は、人間にとっての真の豊かさであると考えます。
日本風土の中で生まれ、長きにわたり、世代から世代へと受け継がれてきた米づくり。その文化に日本酒は重要な役割を果たしてきました。
この伝統を紡いできた先人たちの想いを乗せた「坐Kura」には、天に恵まれた米栽培好適特A地区の八重原産酒米「金紋錦」を100%使用しており、私たちにとっては大切な宝物のような酒米です。
また、同じ読みを持つ蔵(くら)は、「大切なものをしまっておく場所」という意味があり、「坐」という文字には、ここ八重原の米作りに対する想いが込められています。




未来を映し出す酒

酒造りは、長い歴史が創り出した世界観と、その卓越した伝統技術により生まれる美味しさで、今や世界中で高く評価され、消費ではなく共感する価値を獲得しています。
一方、日本国内では、酒の価値を見直す動きが見られるものの、まだ「宴会酒」のイメージがぬぐい切れておらず、ワインやウィスキーを好む若い年齢層にはなかなか浸透していないのが現状です。
「坐kura」は、未来の日本文化を創る若い年齢層の方にもその品格を体験して頂き、「自分たちの国には世界に誇れる唯一無二の酒がある」と胸を張っていただきたい。そんな想いを込めてボトルデザインは、26歳で画家・書家の岡村芳樹さんにご依頼し、「伝統から未来を映し出す酒」を表現していただきました。
醸造は、モノづくりの想いを共有し、つねに高みを目指す酒造りを続ける大信州酒造さんにお願いしました。
日本酒が担ってきた歴史に立脚し、そこからさらに磨き極めた「酒の本質」となるべく、私たちは、これからもこの信州八重原で、米作りと日本酒のあるべき姿を守り続けます。

[画像3: https://prtimes.jp/i/116225/4/resize/d116225-4-78f66f89d8621391cdb5-0.jpg ]




悠久の時と最上の酒米を作り出す風土

ここ八重原は、長野県の東に位置し、東に浅間山、西に蓼科山を望む標高約600〜800mの台地です。晴天率が高く、年間2,000時間を超える日照時間がある一方で、その地形のため、昼夜の気温差が大きく(平均気温差11℃以上)、さらに、湿度も低く、病害虫の影響も少ないのも特徴です。
元々水源がなかった江戸時代(350年前)に、ご先祖様の想像を絶する努力により、9年という歳月をかけ、
蓼科山の源流から約55kmにわたり、稲作のためだけに「八重原原用水」が引かれました。湧水は、この長い用水路を流れる間に温められ、豊富なミネラルを含み、田んぼに届きます。
それでも稲作には十分とはいえない水量であるにも関わらず、美味しい米が育つ米どころとなった理由の一つに、強粘土質の土壌があげられます。
粘土質は、多くの水分やこだわりの肥料をしっかりと抱え込み、成長に不可欠な養分・ミネラルを保持します。さらに、有機物を田んぼに豊富に入れ、より美味しいお米を作る土壌となります。
八重原の粘土土で作り信濃国分寺で用いられた平安時代初頭の平瓦が出土しています。
「良質の瓦が作られる土地では、良質の米が作られる」という言葉からも、八重原の土が米作りに最適であることがわかります。
自然の恵みを余すことなく受け取っている、まさに「稲の神に愛されし土地」で私達は米を作り続けています。


[画像4: https://prtimes.jp/i/116225/4/resize/d116225-4-e64ff66297d98ddcba17-10.jpg ]

                  株式会社 太陽と大地
                   代表取締役社長 柳澤謙太郎




【酒米へのこだわり】
ー 私たちは、より美味しい酒米を育てるため、日々努力を惜しみません。ー


・稲にストレスのない栽培環境づくり
根を大きく張ることのできる田んぼをつくり、過不足のない肥料やミネラルの試用など、稲が本来持っている生命力を十分発揮できる環境づくりに努めています。

通期の収穫作業
一般的な酒米は熱風によって短時間で乾燥しています。しかし、それは自然の姿ではありません。
自然温度の風で長い時間をかけて乾燥させることで、ストレスがない美味しい酒米が誕生します。

モミのまま、生きたまま保管
通常は、乾燥後モミガラを除去した玄米の状態で酒米は保存されます。それは、保管や管理がし易いからです。
私たちの酒米は、玄米の前の状態、つまりお米が生きている状態のモミで保管し鮮度を保った状態でお届け致します。


【安心へのこだわり】

残留農薬不検出
毎年使用した農薬成分の残留量を検出していますが、結果は、全て不検出です。

トレーサビリティ
お届けした酒米は、どこの田んぼで、いつ、誰が、田植え、稲刈り、精米出荷したか全てわかるように管理しています。

蓄糞堆肥不使用
ホルモン剤や抗生物質、重金属等を含む可能性のある蓄糞堆肥は一切使用しておりません。

減農薬・減化学肥料
自然のためにも、体のためにも合成化学物質の肥料の使用を控えています。「余計なものは田んぼには入れない、そして、お米以外は持ち出さない」持続可能な農業を目指しています。


[画像5: https://prtimes.jp/i/116225/4/resize/d116225-4-dcddf73146d64990b1fd-7.jpg ]



日本の神代よりつづく新嘗祭は、天地の神に新穀を奉る儀式。水、光、風、土。米づくりに欠かせない自然の恩恵を賜るため、人々は古来から、 雨雲をよぶ霊峰、あまねく照らす太陽、いのち生ずる土地に祈りを捧げてきました。本来は語り合えない自然と人が、米を依代として、精神の奥深くで結ばれる。この国では、米づくり、そして米から作られる酒造りの行為そのものが、ひとつの神事であるといえます。



大信州酒造株式会社

明治13年設立
大信州が造る酒は、すべての工程においてこれ以上、手をかけることができないというところまで手をかけた「手いっぱい」の酒です。自然と対話し、人と対話し、そして酒と対話し、そのうえで人が醸す、まさに手造りの酒。手仕事のなかには機械化できることもあるかもしれませんが、効率を求めて本質までをも機械化し、マニュアルに基づいて人が造る酒は単なる工業製品的な加工食品であり、文化とは言えない。型通りの「技術」ではなく経験が培う「技能」で醸し、さらにその地の風土を映し込んでこそ、酒ははじめて「文化」になる。
ただおいしいだけの「旨い」を実現させるのは当たり前のこととし、その先にある文化としての「美味い」を創り出すことを目指す至高の蔵である。

※なお、商品は醸造元からはご購入いただけませんのでご注意ください






製造者 大信州酒造 株式会社
ボトルデザイン 画家・書家 岡村芳樹

Instagram
https://instagram.com/kura.yaehara

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Twitter
https://twitter.com/kura_shinsyu/


【参考資料】
*1 最近の日本産酒類の輸出動向について  0021010-203.pdf (nta.go.jp)
*2 2021年世界のワイン取り引き、数量・金額とも過去最高…OIV | WINE REPORT
*3 金紋錦は昭和39年に長野県で開発された酒米ですが、栽培の難しさがあり徐々に使われなくなりました。
 近年、栽培技術の改良により復活し、信州の「幻の酒米」と言われています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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