プレスリリース
一般社団法人 次世代社会システム研究開発機構(INGS:東京都品川区/代表理事 森田 進)は2023年1月30日、『気候・環境変動の要因・影響・対応/SDGs白書2023年版』の発刊ならびにその概要を発表した。
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本報告書は、重層的で複合的な取り組みとしての気候・環境変動レジリエンス、循環型ビジネスとの関連、さらに、これらと重なるSDGsの取り組みについて重点的・包括的に分析・解説した報告書である。
気候・環境変動による危機意識を背景に、世界中で循環型ビジネスが広がりをみせている。
世界経済フォーラム(WEF)が2023年1月11日に発行した「グローバルリスク報告書 20023年版」では、長期的には「気候変動の緩和策や適応の失敗」が最大のリスクとしてあげられている。また、長期的リスクトップ10のうち、6つが資源・環境・気候変動関連であり、食料安全保障、水循環・水危機問題、農業危機、非自発的移住、インフレもしくはグリーンフレックスなど、副次的な関連事項を含めると、リスクのほとんどが気候・環境変動のリスクおよび対応策と関連している。
本報告書では、多元的な要素で成る気候・環境変動に関する科学的検証・予測状況・モニタリング、ストレステスト、「55%Fit for 55 Policy Package」などの政策パッケージ、各種条約・指令・法制度・規則などだけでなく、気候変動と企業の対応、ビジネス・イノベーション、コンプライアンス/コーポレートガバナンス、サステナビリティ(SX)の基準・認証気候変動経営と情報開示、ファイナンス・投資活動、グリーン・イノベーション・ファンドやGXリーグなどについて詳述している。
また、気候・環境変動の緩和と適応のための行動として、以下の項目を重視して解説している。
気候・環境変動の緩和:
再生可能エネルギーに関するエネルギー貯蔵と電力網の改善、農業(農業からの温室効果ガス排出の削減)、輸送、森林管理(森林再生と保全)、廃棄物管理、建物、産業システムの変更等
気候・環境変動の構造的・物理的適応:
工学・建築環境、技術、生態系サービス、社会的適応(教育、情報、行動)、制度的適応(経済組織、法律・規制など
また、ESGの問題点、新しいESG基準の到来、サステナブル・ソーシング(持続可能性の確保/持続可能な調達)、地球温暖化防止と脱炭素化に伴う価格上昇「グリーンフレックス」の課題・対応、「気候責任」を巡る見解・動向、気候変動と水循環・水危機問題、食糧危機問題、農業危機、持続可能なフードシステムなど、関連するテーマの最新動向についても取り上げて解説している。
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▼ 内容等の詳細は、下記(リンク先)をご参照ください。
気候・環境変動の要因・影響・対応/SDGs白書2023年版 製本版
https://www.x-sophia.com/?pid=172371843
気候・環境変動の要因・影響・対応/SDGs白書2023年版 PDF版
https://www.x-sophia.com/?pid=172371862
(※ 「PDF版」はeメール/ダウンロードでの納品方法にも対応しています。)
● 監修・発行:
発行:一般社団法人 次世代社会システム研究開発機構
● 発刊日
2023年1月30日
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法人概要
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