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特定非営利活動法人Chance For All

学生が統一地方選候補者の子育て政策について調査してみた!

(PR TIMES) 2023年04月20日(木)10時45分配信 PR TIMES

4月23日に予定されている墨田区議会議員選挙。普段は子育てを行っている保護者の孤立や孤独をなくすための活動を行っている学生チームが、全候補者に子育てやこどもたちへの支援政策について調査を行いました!

近年では、女性の社会進出や核家族の増加、またこどもたちを取り巻く状況などさまざまな社会変化に伴い、待機児童や育児の相談相手が身近にいないことによる育児不安の増加、全国的ないじめや不登校の増加など多くの問題が生じています。
わたしたち学生から見ても、子育ての責任が親だけに押し付けられているのではないか、もっとこどもたちや親への支援が必要ではないかと感じています。
また、日々子育てをしている中で不安や希望があっても仕事、育児、家事に追われてなかなかそれぞれの候補者の考えや政策に触れる機会がない保護者も多いのではないでしょうか。そんな忙しい保護者への情報提供の取り組みの一環として、大学生のボランティアチームが墨田区議会議員選挙候補者の方々にこどもや親への支援について調査を行いました。
この記事を通じて、保護者のみなさんは選挙へ、候補者のみなさんは子育て政策へ目を向けるきっかけになれば幸いです。
特定非営利活動法人Chance For All(東京都足立区、代表理事 中山勇魚)学生チームのメディア部門 結-むすびめ-は、墨田区議会議員選挙に伴い、すべての候補者に対して子育て政策に関する調査を行いましたのでその結果を公表いたします。

■調査方法
2023年4月16日に告示された情報を元に、インターネットを用いて各候補者の公開されている連絡先を調査。以下の優先順位で連絡を行いました。
1.候補者のメールアドレス
2.候補者のウェブサイトの問い合わせ窓口
3.その他、SNSのDMなど

また、候補者の電話番号が公開されている場合は、上記連絡の後に4回に渡って電話連絡を行い、調査への協力を依頼しました。

■結果
全候補者…51名
回答してくださった候補者…24名
無回答の候補者…24名
公開された連絡先が見つからなかった候補者…3名
※公開された連絡先とは以下を示します(SNSのDMのような特定のサービスを利用していないと連絡できないものは除きます)
・本人のウェブサイト/問い合わせ窓口
・本人もしくは本人の事務所の電話番号
・本人もしくは本人の事務所のメールアドレス

告示から時間がなく、選挙活動で忙しい中、学生の調査に協力してくださった候補者のみなさんに心からお礼を申し上げます。開かれた選挙への候補者のみなさんの意識の高さを感じることができました。
一方で、公開された連絡先やウェブサイトもない候補者が複数いることにも驚きを感じました。一部の候補者は区政に対する公約や政策なども見当たらず、区議会議員という生活に密着した政治家を選ぶ選挙の候補者として果たしてそれでよいのかどうか疑問を感じました。

■質問内容
学生ならではの調査ということを意識し、未来の子育て世代である学生たちが関心の高い内容を中心に質問を行いました。一般的な質問に比べるとやや"偏っている"と感じられるかもしれませんが、学生たちが関心のある領域だと理解頂ければ幸いです。

1. 千葉大学の研究で小学生の約8割が平日に一度も外遊びができないと回答しています。
墨田区でこどもたちの遊び場を増やしたいと考えていますか?

絶対に増やす 増やしたい あまり増やす気はない 増やす気はまったくない

具体的に政策や公約などあればお示しください
(                            )

2. 極端な少子化傾向の一方で、多子世帯の子育ての困難さが浮き彫りとなっています。
多子世帯の子育て支援を行いたいと考えていますか?

絶対に支援したい 支援したいと考えている 積極的な支援は考えていない 必要ない

具体的に政策や公約などあればお示しください
(                            )

3. ここ数年で小学校でのいじめの認知件数が大幅に増え、苦しんでいるこどもが増加していることが問題となっているなかで、いじめ対策を行いたいと考えていますか?

絶対に行いたい 行いたいと考えている 積極的に行おうとは考えていない 必要ない

具体的に政策や公約などあればお示しください
(                            )

4. 墨田区では、小学生5年生の1.6%、中学二年生の3.3%が不登校経験者であるとのデータがあります(墨田区子どもの生活実態に関する分析報告書)。不登校対策の拡充や新たな支援を行いたいと考えていますか。

絶対に行いたい 行いたいと考えている 積極的に行おうとは考えていない 必要ない

具体的に政策や公約などあれはお示しください
(                             )

5. 外国にルーツをもつ子どもの数が年々増えている一方、日本での子育てに不安を抱いている現状があります。人口の4.6%が外国籍住民である墨田区において、外国人の子育てや外国にルーツを持つこどもたちに対して支援を行いたいと考えていますか?

絶対に行いたい 行いたいと考えている 積極的に行おうとは考えていない 必要ない

具体的に政策や公約などあればお示しください
(                           )

6. 近年の調査では、10代のLGBTQ+の48%が自殺念慮があるという結果があります。

LGBTQ+のこどもたちがより生きやすい地域にするための取り組みを行っていきたい
と考えていますか?

絶対に行いたい 行いたいと考えている 積極的に行おうと考えていない 必要ない

具体的な政策や公約などあればお示しください
(                            )

7. 昨今、「子育て罰」という言葉があるように、子育てを「自己責任」とみなし、親子を苦しめるような社会であることが問題となっています。子育て世帯の負担を減らし、子育てしやすい墨田区にするための支援を推進したいと考えていますか?

絶対に推進していく できれば推進したい あまり推進する気はない 今のままでよい

具体的に政策や公約などあればお示しください
(                            )

8. 通知表や宿題に代表される、画一的な教育によって苦しんでいる子や、学校にいけなくなる子が増えています。こどもたち一人ひとりに合った学校教育を推進していきたいと考えていますか?

絶対に推進していく できれば推進したい あまり推進する気はない 今のままでよい

具体的に政策や公約などあればお示しください
(                            )

【調査結果】
こちらからダウンロードください(全質問への回答及び無回答者リストのPDFデータ)
https://prtimes.jp/a/?f=d110705-20230420-33165202d0c639c6bb275ed241ceffdf.pdf

画像データはこちら(画像データは問1のみ)
[画像1: https://prtimes.jp/i/110705/4/resize/d110705-4-26ba8b05e1ece3ff3992-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/110705/4/resize/d110705-4-824568380bfba81b52ce-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/110705/4/resize/d110705-4-2e293d47ba26007b750b-2.jpg ]



【調査結果を受けて】
正直なところ、半分近くの候補者方にアンケートご協力いただけたことにとても驚いています。自分がもし立候補している立場でいきなり電話をかかってきて「明日までに答えてください」なんて言われてもそこまで協力的にはなれないです。今の時代、選挙に立候補する人は高齢者に迎合している人が多いだろう、なんて思っている部分がありましたが、それは単にこちらが選挙に対して無知だっただけなんだと痛感しました。
(メディアチーム 結-むすびめ-  メンバー 湯原匠 )

子育て世帯により役に立つ情報を届けたい。そんな想いで学生が事業を始め、約1年が経過しました。そして、子育てや仕事で追われる親たちに代わってできることはあるだろうかと模索をしていく中で、統一地方選があり、今回の調査につながりました。
選挙は、子育てを家庭内での私の領域から、自治体等が担う公的領域へと広げていくための重要な機会の一つです。しかし、毎日のこどもたちとの生活で本当に忙しい親たちは、子育てに関しての政治の動きを事細かに把握することは難しいのではないかと考えました。私たち結-むすびめ-は、そんな子育て世帯の方々の力になれるような存在になっていきたいです。
(メディアチーム 結-むすびめ- リーダー 桐生那南)

CFA学生チームは普段、駄菓子屋の運営や学童保育のボランティアなど、こどもたちの居場所づくりを中心に活動しています。今回は「孤育ての悩みに寄り添う」をテーマに、多忙な保護者の方が選挙情報を得られるよう、候補者の方々の子育てに関する政策に関してアンケート調査を行いました。学生たちが社会をよくするためになにかできないかと考えて作成致しましたので、少しでも参考になれば嬉しいです。
(学生チーム代表 飯村俊祐)

私が大学生の頃は、広告研究会やマスコミ研究会と言ったら海の家を運営していたり、クラブでイベントをやったり、ミスコンを開いたり…と、とにかく派手に遊んでいるというイメージでした(元貧乏学生の偏見です。違ったらすみません) それに比べると最近の学生は本当に真面目で、社会やそこに内包される課題に対して高い関心を持っているなと日々、感じています。 今回の調査を単なる調査だけで終わらせることなく、後輩に引き継いでいって、選挙の時に言っていた政策を本当に実施しているかをウォッチしたり、任期が終わった後に再び調査を行い、有権者に伝えるなど、中立で新しい感性を持つ学生のみなさんだからこそできる「メディア」というものを突き詰めていってほしいなと考えています。
(特定非営利活動法人Chance For All 代表理事 中山勇魚)

【特定非営利活動法人Chance For Allについて】
生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会の実現を目指して、東京都の墨田区と足立区でこどもたちの居場所や遊び場の運営を行っている。また、100人以上の高校生、大学生が「学生チーム」としてフリースペースつきの駄菓子屋の運営やフリーペーパー等の発行、居場所でのボランティア等を行っている。

[画像4: https://prtimes.jp/i/110705/4/resize/d110705-4-426b5611b234325d4855-3.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/110705/4/resize/d110705-4-299f47aca5d79da92667-4.jpg ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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