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一般社団法人滋賀県茶業会議所

甲賀市や茶業会議所等がワンチームとなり、約4年の歳月をかけて開発した「土山一晩ほうじ」が9月1日に販売開始

(PR TIMES) 2022年09月03日(土)20時40分配信 PR TIMES

-今後は街おこしの切り札として甲賀市の新たな名産へ-

 滋賀県茶業会議所(会頭理事:岩永峯一)は、甲賀市産の茶葉を使用して開発したほうじ茶「土山一晩(つちやまひとばん)ほうじ」(公式HP:https://www.hitobanhouji.com/ )の販売を9月1日より開始します。
 本商品は、滋賀県茶業会議所をはじめ、茶匠、土山地区の農家、滋賀県、甲賀市役所、JAこうからが結集しワンチームとなり、約4年の歳月をかけて開発に挑みました。茶葉を寝かせた「華やかな香り」と「香ばしい焙煎香」のかけあわせが生む新感覚の香りを特徴とした、こだわりの製法で焙じた産地限定の逸品です。忙しい仕事や家事の気分転換や食後のリラックスタイムなどにぴったりの香り高いお茶です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/107142/4/resize/d107142-4-add98fe4f7004d053469-3.jpg ]


■甲賀市の新たな特産品として開発
 甲賀市は全国で約13番目、滋賀県のお茶生産量約9割を担う茶産地にも関わらず、これまでその名はあまり知られていませんでした。近年は天災やコロナの影響によりお茶市場が大打撃を受け、甲賀市の茶産業は半減するなど大きく落ち込みました。この低迷を打破する切り札として甲賀市は「土山茶産地ブランドプロジェクト」を発足し、新たな特産品の開発に挑みます。この開発には、滋賀県出身で数々のブランド開発を成功に導いたエイトブランディングデザイン代表・西澤明洋氏もサポートに加わり、約4年の歳月をかけてようやくこだわりの逸品「土山一晩ほうじ」が誕生しました。今後は街おこしの切り札として、甲賀市の新たな名産へと育ててゆきます。

■「土山一晩ほうじ」の由来
 甲賀市の「土山地区で採れた茶葉(土山茶)を一晩寝かせてつくるほうじ茶」という意味に由来しています。山間部で寒暖差がはげしい土山は、茶葉の生育に時間はかかりますが、それ故に味も香りも重厚なお茶に仕上がります。この気候によって味わいの深い、ほうじ茶に適した茶葉が出来ます。

■こだわりの製法「萎凋(いちょう)」
 萎凋とは摘み取った茶葉を風通しのよい場所などに保管し、葉を萎れさせて微発酵を促す工程のことです。この萎れる過程で、湿度や気温を見極め、一定時間ごとに攪拌させることで、均等に発酵を促すことが可能となります。茶葉が微発酵することで茶葉が本来持つ独特の香りが際立ち、華やかな花のような香りのお茶に仕上がります。「土山一晩ほうじ」は一晩寝かせることで茶葉の微発酵を促し、茶葉は花香(はなか)と呼ばれる独特の香りをまといます。

■「土山一晩ほうじ」の規格
3つの規格に準じたもののみ「土山一晩ほうじ」として販売することが可能となります

1. 土山産の茶葉を使うこと
2. 12時間以上萎凋させた香り高い茶葉を使うこと
3. 滋賀県茶商業協同組合員及び土山の生産者が焙煎したほうじ茶

■各社の個性的な味わいが楽しめる
 「土山一晩ほうじ」は各農家に同じ規格を共有した上で萎凋や焙煎を行い製造するため、各社ごとに異なる味わいのオリジナル商品を楽しめることが特徴です。各社の「土山一晩ほうじ」を飲み比べして、自分の一番を見つけて違いを楽しんで下さい。


[画像2: https://prtimes.jp/i/107142/4/resize/d107142-4-a68985350edba435b7e5-1.jpg ]

滋賀県茶業会議所 会頭理事 岩永峯一
「土山は朝宮と共に滋賀を代表するお茶の産地で、歴史も深く土山一晩ほうじの香りと奥深い味わいには、脈々と受け継がれてきたお茶の栽培技術が凝縮されているように思います。私は甲賀市に生まれ、子どものころからほうじ茶を毎日飲んでいますが、そんな私ですら萎凋と焙煎の香りが特徴的な土山一晩ほうじは、今までにないお茶だと感じました。今、土山は若い世代が中心となってお茶づくりをしています。彼らだからこそ、伝統に支えられた製法に新風を吹き込むことができたのだと感じています。

[画像3: https://prtimes.jp/i/107142/4/resize/d107142-4-fe988a3af752cf5fe639-2.jpg ]

エイトブランディングデザイン 代表 西澤明洋氏
2017年に滋賀県茶業会議所の岩永峯一会頭より「近江茶のブランディングを手伝って欲しい」とお声がけいただきました。東京でブランディングを専門とするデザイン会社を創業し、これまでに全国のさまざまなブランド開発のお手伝いをしてきましたが、実は故郷の滋賀県の仕事は、はじめてになります。岩永会頭筆頭に、若い茶農家や茶匠のみなさんと一緒に4年がかりで作ってきた土山一晩ほうじ。僕は、毎日飲みたいとても美味しいお茶が作れたと思っています。みなさん、ぜひ味見してみてください。

[画像4: https://prtimes.jp/i/107142/4/resize/d107142-4-fba69d1d21e367f946e4-0.jpg ]

甲賀市長 岩永裕貴氏
「土山茶は甲賀市の誇りであり、次の時代に引き継いでいくべき大切な財産です。誰かと話すとき、本を読むとき、ものづくりをするとき、お茶がそばにあるだけで、ゆっくり、じっくり向き合うことができます。甲賀市で生まれ育った私は、そんな時間をもつことの大切さを自然とお茶から教わりました。土山一晩ほうじという新たな地域ブランドが、土山茶の次世代の担い手の育成につながると同時に、お茶がもたらす豊かさをたくさんの人に伝えてくれることを願っています。私は昔からほうじ茶で炊いた茶粥が好物。ぜひ土山一晩ほうじと近江米で茶粥をつくりたいですね。」

より詳しい内容はPR TIMES STORYをご覧ください
https://prtimes.jp/story/detail/x08KV2Sld5x

【土山一晩ほうじブランドムービー】
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=7EqF_IZk6WQ ]



【概要】
団体名:一般社団法人 滋賀県茶業会議所
電話番号:0748-63-6960
所在地:滋賀県甲賀市水口町水口6750
URL:https://www.hitobanhouji.com/



プレスリリース提供:PR TIMES

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