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株式会社アイ・ティー・ワン

「脚本家 黒澤明」にてデジタル展示システム(IT-One Quest)の提供開始

(PR TIMES) 2022年09月22日(木)19時45分配信 PR TIMES


三菱総研グループにおいてシステム開発事業を展開する株式会社アイ・ティー・ワン(代表取締役社長:竹内浩一 以下、IT-One)は、独立行政法人国立美術館 国立映画アーカイブ(館長:岡島尚志 以下、NFAJ)が主催し2022年8月2日から開催されている「脚本家 黒澤明」へ、デジタル展示システム IT-One Quest(R)(以下、IT-One Quest)の提供を開始しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/106174/4/resize/d106174-4-fbeb805d7794b85a3492-7.png ]




「脚本家 黒澤明」におけるIT-One Quest

今回のIT-One Questでは、『隠し砦の三悪人』(1958年)の物語の生成過程を紹介しております。
この作品のシナリオは、菊島隆三の第一案を膨らませるかたちで、黒澤、菊島、橋本忍、小國英雄の4名が旅館に長期間泊まり込んで書かれました。全体を通した「たたき台」を作らずに、各脚本家が同時に各シーンを執筆する「いきなり決定稿」方式で作られましたが、そのスリリングな生成過程をIT-One Questを用いて紹介しております。IT-One Questにて、シーンを選択し、ページをめくりながら、各脚本家の執筆した草稿と決定稿を見比べることが可能となっております。
[画像2: https://prtimes.jp/i/106174/4/resize/d106174-4-3a1be892c41bfaf45ba0-2.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/106174/4/resize/d106174-4-3594ffa7c243227338ce-1.png ]




展覧会 『脚本家 黒澤明』 について

脚本から迫る黒澤明研究の最前線
黒澤の名作群を新たに脚本の視点から分析、在野の黒澤研究家グループの全面的な協力を得て、最新研究の成果を一挙に公開します。黒澤のストーリー創作に潜む、知られざるアイデアの源が解き明かされます。

秘蔵資料が一挙集結!初公開資料も多数展示
国立映画アーカイブの所蔵品のほか、黒澤資料の収集家、各地の資料館や黒澤作品の元スタッフ関係者などから貸与された貴重な資料が一堂に会します。中でも、これまで国内での現存が未確認だった『トラ・トラ・トラ!』の黒澤版準備稿(1967年)や、初公開となるテレビドラマ『ガラスの靴』の脚本決定稿(1971年)は必見です。

<展覧会情報>
会場 :国立映画アーカイブ 展示室(7階)
会期 :2022年8月2日(火)〜2022年11月27日(日)
開室時間:11:00am-6:30pm(入室は6:00pmまで)
     毎月末金曜日は11:00am-8:00pm(入室は7:30pmまで)
休室日 :月曜日、9月6日(火)〜9日(金)、9月27日(火)〜10月2日(日)は休室
観覧料 :一般250円/大学生130円/65歳以上・高校生以下及び18歳未満、障害者、
     国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
<展覧会サイトURL>
https://www.nfaj.go.jp/exhibition/akirakurosawascreenwriter2022


書籍『脚本家 黒澤明』 2022年9月30日(金) 発売 国立映画アーカイブ (監修), 槙田寿文 (監修)


世界の文豪たちの影響を受け、若き日から脚本を執筆することで成長してきた黒澤明。『七人の侍』をはじめとする傑作脚本の生成・変更の過程を分析し、また他の監督たちに提供した脚本、新たに発見された未映像化脚本も加え、「脚本家 黒澤明」による知られざる創造の秘密を解き明かす。オールカラー。
[画像4: https://prtimes.jp/i/106174/4/resize/d106174-4-5fcb8421ebcc34764470-8.jpg ]


◆第1章 脚本家・黒澤明の誕生
◆第2章 敬愛した文豪たち
◆第3章 『七人の侍』創作の秘密
◆第4章 創造の軌跡I――『隠し砦の三悪人』をめぐって
◆第5章 創造の軌跡II――改訂の過程をたどる
◆第6章 創造の軌跡III――井手雅人とともに
◆第7章 黒澤明が提供した脚本たち
◆第8章 映像化されなかった脚本たち

<予約サイトURL>
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336073969
<書籍情報>
発行元:株式会社国書刊行会
ISBN:978-4-336-07396-9, 判型:A4変型判, 頁数:120頁, 定価:本体3200円+税



眠っているデジタルコンテンツ 活用しませんか?

IT-One Questは、動画/静止画/テキスト(以下、デジタルコンテンツ)の比較研究のためのプラットフォームソリューションです。デジタルコンテンツを連動させることにより、コンテンツ同士の新たな関係性の発見を可能にします。デジタルコンテンツをデータベースに登録し、自由に表示させたいコンテンツ同士の紐付けを設定出来ます。
デジタルコンテンツの形式を問わず登録でき、比較対象数の増減、表示位置の変更も可能となっております。

[画像5: https://prtimes.jp/i/106174/4/resize/d106174-4-86fc2ca064c2ec7f550e-9.png ]


□ デジタルコンテンツを見比べながら研究したい
□ 貴重な資料をデジタル化し、いろんな人に観てもらいたい
□ 手元の画像や動画で、名品・名作・名所の魅力を伝えたい
□ 登録したデータを見ながらコメントや考察を入力したい
といった思いに活用いただけます。

展覧会だけでなく研究者による研究活動や教育者によるオリジナル教材の作成など、どなたにでもご利用いただけます。

<IT-One Questページ>
https://www.it-one.co.jp/service/quest_fascinate/



今後の展開


お客様が気軽に「教材作成、比較研究および展示企画」ができるシステムを目指し「クラウド版IT-One Quest」を開発中です。クラウド版IT-One Questは、WEBブラウザからのアクセスを可能とし、お手持ちのデジタルコンテンツの登録や表示順の設定をお客様自身で行っていただくことが可能となります。
2022年11月にPoC※1を予定でご協力いただける方を募集しております。

PoCや、IT-One Quest自体にご興味のある方は、下記URLより情報を受信するメールアドレスのご登録をお願い致します。関連するイベントやPoCの情報をご連絡させていただきます。

<メールアドレス登録用フォーム>
https://forms.gle/aqGjj8yNVkfexdZ67

※1.PoC(Proof of Concept:概念実証)は、アイデアやコンセプトの実現可能性やそれによって得られる効果などについて検証することです。皆様のアイデアご意見をお聞かせください。



独立行政法人国立美術館 国立映画アーカイブについて


[画像6: https://prtimes.jp/i/106174/4/resize/d106174-4-d180b9b306eba753d8b9-10.jpg ]

国立映画アーカイブ(英語名称:National Film Archive of Japan)は、昭和27(1952)年に設置された国立近代美術館の映画事業(フィルム・ライブラリー)に始まり、昭和45(1970)年の機能拡充による東京国立近代美術館フィルムセンター開館とその後の活動を経て、平成30(2018)年、独立行政法人国立美術館の6番目の館として設立に至りました。また、平成7(1995)年には建物をリニューアルし現在に至っています。


<NFAJサイト>
https://www.nfaj.go.jp/


株式会社国書刊行会について


[画像7: https://prtimes.jp/i/106174/4/resize/d106174-4-05caab2b142374560e72-12.jpg ]

国書刊行会は、1971年学術資料書籍の復刻出版を目的として設立、『明月記』『玉葉』の復刻版刊行によって産声をあげました。1975年の『世界幻想文学大系』(第12回日本翻訳出版文化賞受賞)の刊行を契機に、海外文学・幻想文学まで刊行分野を広げ、現在では歴史・仏教・神道・国文学などの学術書からミステリ・SF、ホラーやオカルト、美麗な妖怪画の画集まで、「国書刊行会らしさ」を追求することをモットーに、コンスタントな出版活動を続けています。

<国書刊行会サイト>
https://www.kokusho.co.jp/np/index.html


株式会社アイ・ティー・ワンについて


[画像8: https://prtimes.jp/i/106174/4/resize/d106174-4-2d525d5c6d755a2e14e8-11.png ]

IT‐Oneは、1998年の創業から20年以上にわたり、「社是:先進技術をもって社会に貢献する、基本理念:誠意と信頼」という企業理念のもと、お客様のビジネス拡大にシステム面から貢献して参りました。2011年に三菱総研グループに参画、社会インフラを支える基盤技術での強みを生かしながら、近年ではアプリケーション開発、クラウドサービスを経て、AIやブロックチェーンなどの先進技術の蓄積に努めております。メインフレームから最新技術まで幅広い技術を活用し、社会への貢献を目指してまいります。

<コーポレートサイト>
https://www.it-one.co.jp/

本件に関するお問合せ先

IT-One Quest 担当
メールアドレス:quest-support@it-one.co.jp
電話:03-5796-2150 FAX:03-5796-2151



プレスリリース提供:PR TIMES

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