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Cega が Ethereum にてローンチ、同時に新しいレバレッジ付きオプション製品の開発開始とマーケットメーカーの立ち上げを発表

(PR TIMES) 2023年04月02日(日)13時15分配信 PR TIMES

暗号資産を用いた仕組債を世界で初めて*構築し、分散型金融 (DeFi) におけるデリバティブ市場をリードするCega Finance (以下「Cega」) は、主要な暗号資産プラットフォームである Ethereum Mainnet にて新たなアプリケーションをリリースしたことをお知らせします。Cegaは合わせて、DeFi 領域におけるイノベーションを活用した新しい商品戦略の機先となる「Leveraged Options Vaults (LOVs) 」の提供を開始し、さらにオプション取引の*マーケットメーカーを担うグループ企業として「Tras Mobian」社を設立いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/97032/4/resize/d97032-4-ec7846f6891ddab0cc9c-2.png ]

Ethereum Mainnet でのサービスローンチ

今回の Ethereum Mainnet でのサービスローンチにより、Cega の革新的なオプション取引を利用したステーキング製品を最大規模を誇るレイヤー1のブロックチェーン上で提供することができます。

Cega は厳しい市況にも対応することのできる元本補償機能を備えることで、比較的リスクを抑えて収益を上げることができる暗号資産の仕組債パッケージを提供しています。Cegaの仕組債は特徴的な仕組みをユーザーに提供し、カスタマイズされた機能を追加できるという点で、基本的なオプション取引とは差別化されています。一例として、ユーザーが Cega 上で *USDC 建てで取引できる仕組債は「BTC (Bitcoin) か ETH (Ethereum) のどちらかがこれから27日間で50%以上下落しない場合、年率約 12 %の USDC 金利を得る」といった複数のオプション取引を組み合わせた投資戦略(=ストラテジー)を有した製品となります。

Ethereum Mainnet においては、Cega は Metamask や Coinbase Wallet、WalletConnect といった主要なウォレットに対応します。これにより、Fireblocks や Gnosis Safe といった暗号資産管理プラットフォームを利用しているユーザーも Cega にアクセス可能となりました。

新規ユーザーが初めて Cega を利用する際、入金は3クリックで行うことができます。まず、https://app.cega.fi/ の Web アプリを通じて Cega にアクセスします。この Web アプリを通じて Ethereum ウォレットに接続し、利用するオプション商品のストラテジーを選び、USDC を入金します。Cegaはそれぞれ異なる投資目標やリスク志向、原資産となる暗号資産(ETH、BTC、SOL、AVAX等)を持つ多様なオプション投資戦略(=ストラテジー)を有したステーキング商品を提供しています。

Cega が Ethereum Mainnet に構築したスマートコントラクトのコードベースは、安全性を担保するために、2回の監査を通過した高いセキュリティを有しています。これらの監査は世界的なハッキング大会で入賞した人々が設立した、業界を主導するセキュリティ監査機関である Ottersec と Zellic によって行われました。どちらの監査分析や最終的なレポートにおいても致命的な脆弱性は発見されず、セキュリティの観点から指摘された修正点は既に全てコードベースに反映され、改善を完了しています。

レバレッジ・オプション商品

Ethereum Mainnet でのローンチに加え、Cega は通常の5倍の利回り(APY 20%〜109%)を得られるレバレッジを有する革新的なステーキング商品(Leveraged Options Vault、 LOV)を立ち上げます。私たちはより高いステーキングの利回りを得られる新しいパッケージのリクエストを頻繁に Discord 上のコミュニティから受け取っており、この新しい商品はそうしたフィードバックを受けて開発したものです。こちらの商品は4月上旬に Ethereum 上のみでの提供を予定しております。

Cega チームは DeFi イノベーションの境界線を押し広げることに注力しています。LOV は追加の担保を差し入れる必要なくレバレッジをかけて利益を得ることのできる画期的なソリューションです。従来のレバレッジ商品とは異なり、LOV はマージン口座のユーザー資金償還や過剰担保の用意のために追加の流動性を持つ必要がないため、流動性の断片化やレバレッジ商品のスケールが難しいといった問題を解決できます。

LOV ストラテジーで得られる利益はオプションの実際の売却益であり、何らかのトークンを発行・売却して生み出した利益を充てることはないという方針を意味します。収益は USDC で支払われ、ユーザーにインパーマネント・ロス (流動性マイニングにおける暗号資産の価値変動による損失) が発生することはありません。
チームは既に Ethereum 上での LOV の開発に取り組んでおり、スマートコントラクトの監査も進めている最中です。以下の表に各種 LOV と対応する期待収益を示しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/97032/4/resize/d97032-4-14d8c0a5fb44faa1f00c-0.png ]


マーケットメイカー Tras Mobian 社の設立

Cega は今回、トレーディング・マーケットメーキングを専門とするグループ企業 Tras Mobian 社を設立しました。経緯としては、Cega が DeFi 領域を主導するデリバティブ・プロトコルへと急激に成長したために、新たな機能や商品の研究開発の必要性が高まったことがあります。Cega はこれまで全てのポジションを外部のマーケットメイカーに流していましたが、Cega チーム自体も年間100億ドル超の取引を扱った経験と計35年以上の市場取引の知見から得た、市場におけるデリバティブ取引に関する最高レベルの知識と能力を有しています。そのため、Cega の小規模チームをスピンアウトしてマーケットメイキングを行う企業を立ち上げ、Tras Mobian 社と名付けました。

Tras Mobian 社は4つのミッションを設定しています:

他のマーケットメイカーとともに、Cega の商品が競争力を維持できるよう流動性を供給すること。
新商品の研究開発を行い、また他のデリバティブプロトコルに対しても流動性を供給すること。
ポジションの発注などにおいて、Cega ユーザーの運用上の柔軟性を確保すること。
市場におけるアービトラージ機会を追求すること。

チームは透明性を重視しており、Tras Mobian 社は Cega と Cega が実施するオークションからは独立して活動します。Cega はリスクマネジメントのベストプラクティスを設定し、第三者機関を通じた Tras Mobian 社のバランスシートの健全性の検証や、第三者機関であるカストディアンと呼ばれる管理機関による全ての資金フローの監査に加え、マルチシグ署名者*としてもカストディアンを含めるといった対策を行なっています。

Tras Mobian 社との協働により、Cega の商品は*フロントランニングの懸念なく中立性を維持しながら競争力のある価格を提示することができ、将来的な Cega のトークンホルダーにもさらなる価値を提供することができると考えています。

Tras Mobian 社の詳細については、こちらのWebサイトをご確認ください。
http://trasmobian.xyz

Cegaの展望

Cega は革新的な商品と、新たに加わったトレーディング業務を通じてデリバティブ市場を拡大し、DeFi の未来を形作る最前線に立てていることを誇りに思っています。Cega は DeFi という世界での可能性を押し広げ、ユーザーに自らの将来の財務的状況をコントロールする能力を与えるための活動に注力してまいります。Cega のミッションは DeFi デリバティブ領域における最大のプロトコルとなることであり、DeFi で透明性、アクセシビリティ、そして機会を実現することです。ユーザーの皆様が Cega のよりインクルーシブで分散された金融システムを実現するための旅路に加わってくださることを楽しみにしています。

Twitter: http://twitter.com/cega_fi
Discord: http://discord.gg/cega

*自社調べ、2022年1月、オンチェーン上のエキゾチック・オプションサービスとして

*マーケットメーカー:市場に流動性を提供するために特定の暗号資産を大量に売買する市場参加者

*USDC(USD Coin):サークル社とCoinbaseによって発行された米ドルステーブルコインです。 ステーブルコインとはある通貨と価格が連動した暗号資産のことで、1USDCはほぼ1米ドルの価格となります

*マルチシグ署名:暗号資産の送金の際に複数の承認者による署名(送金の承認)を必須とし、内部不正やヒューマンエラーを未然に防ぐ技術

*フロントランニング: 顧客から注文を受けた金融商品取引業者が、事前に知った顧客の売買動態をもとに、顧客の注文と同方向の注文を、自社に有利な価格で顧客に先んじて注文を行う行為。マーケットメーカーにはフロントランニングしない信用性が求められる



プレスリリース提供:PR TIMES

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