プレスリリース
身体の不自由がある方の学生服のお直しのモニターと、学生服の不自由への課題解決へ共に取り組んでいただける企業や行政、団体を2023年1月31日から募集します。
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株式会社コワードローブ(本社:千葉県千葉市、代表取締役CEO:前田哲平)は、運営する身体の不自由な人への服のお直しオンラインサービス『キヤスク』にお客様から寄せられた、「身体に不自由があり学校指定の制服を着るのが難しいため、特別に体操服で登校をしているが、学年最後の年はみんなと同じ制服を着て通学したい」「学生の間にしか着れない制服を選ぶにあたり、着脱しやすいようにブカブカのものを選ばざるをえなくて残念だった」などの声をふまえて、生活の中で着る機会が多く、青春の思い出への影響力が大きい学生服の不自由の解決に、有志の企業や行政などと共に取り組むプロジェクト”青春のキヤスク” を、本日2023年1月31日(火)より開始することをお知らせします。
”青春のキヤスク” の初年度である今回は、卒業式・入学式・進学・進級のシーズンにも合わせて、2023年1月31日(火)から5月31日(水)の期間で、当事者の声をより広く集めたうえで正しく実情理解と課題設定することを目的としたオンラインアンケートを実施いたします。
また、学生服お直しのモニターにご協力いただけるお客様を対象に、同じく本日から5月31日(水)の期間、学生服のジャケット・シャツ・パンツ・スカートのお直しを一律20%割引でご提供致します。モニターの皆様には、学生服にまつわる青春のエピソードをお聞きして、キヤスクのサービスの充実に役立てます。
並行して、「誰一人取り残さない」という原則でSDGsに取り組んでおられる企業や行政、団体などから、この課題に共感をし、共に取り組んでくれる ”仲間” を募り、本質的な解決策を策定・実行していきます。共に取り組んでいただける方、興味を持っていただける方は、こちらのお問い合わせフォーム( https://kiyasuku.com/inquiry )にご連絡ください。
株式会社コワードローブは、着たい服が着られる日常はウェルビーイングであるために重要だと信じています。 ”青春のキヤスク” のプロジェクトを通じて、身体の不自由で学生服を着ることを諦めていたり毎日の脱ぎ着に苦労している方々が、学生服を諦めずに済んだり苦労なく脱ぎ着できるようになる世の中に変わっていくためのサービス開発や情報発信を目指します。アンケート結果や活動進捗は、SNSなどを通じて公表してまいります。
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■お客様の声
・「制服のスカートにウエストゴムを付けるお直し」をご依頼のお客様からいただいた声
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《お客様からお直しご依頼時にいただいた声》
特別支援学校高等部3年生の娘が着用しています。重度知的と身体2級の障害があります。背骨側弯症と、下肢内反足があり、普段は介助での歩行と車いすでの学校生活を過ごしています。
学校では、特別に体操服登校をさせてもらい制服を着る機会は少なかったのですが、学生最後の年となり、なるべく制服で登校させたいと思っています。このスカートは、アジャスターが付いてはいるのですが、立位に合わせると座位のときにキツくなり、座位に合わせると立位のときに下がってしまいます。ゴムだったらいいのに…。と思っておりました。
《お客様からお直し後にいただいた声》
スカートが届きました!凄く履きやすそうです(ハート)感動してます 梱包も丁寧にしていただき、あたたかいメッセージもありがとうございました。次は、冬服をお願いしたいと思います!また依頼させていただきますので、よろしくお願いします。
《お直し担当スタッフ(キヤスト)による、このお直しのポイント》
最初にコミュニケーションルームでお写真を拝見した段階では、両脇に生地とゴムを付け足すお直しにしようかと考えておりました。が、実際手元に届いてみると、ウエストのベルト芯がとても硬く、側弯もあるとのことでしたので、これは肋骨に当ったら痛いだろう判断。一度ウエストを全て外して、後ろプリーツを2本ほどきゴムの伸び代を作り、ウエスト全体をゴム仕様に変更しました。
前ウエストはゴム2本通しサイドで固定。後ろウエストゴムだけ伸びるようにしました。これで前からの印象も変わらず、ベルト芯の硬さからも解放されたかなぁと思います。とにかく着用したときに不快感がないよう、ファスナー、アジャスターは取り外しました。
・メディアでキヤスク特集をご覧になったお客様からいただいた声
キヤスクさんの特集をTVで観てご連絡させていただいております ずっと求めていたサービスだったので、感動しました
というのも、うちの息子は現在、特別支援学校の中学1年生なのですが、7年前に学校に制服が導入され、肢体不自由児は任意での制服着用なので、小学生の間は制服は購入していませんでしたが、せっかく制服があるのなら、学生の間にしか着れないので、特別な行事の時には制服を着せてあげたい!そして冠婚葬祭用にも使えるし!という思いで、一年前に制服の採寸をしに学生服のお店へ行きました。
学校の先生からは、着やすいように加工もしてくれるはずだよと聞いていたのに、実際は出来ないことばかり…。脇にファスナーも付けられない、ズボンもサイドファスナーは無理。唯一出来たのは、ズボンのウエストをゴム仕様に、アームホールを少し大きめに、くらいでした。
まだまだ成長期なので、大きめを購入予定ではありましたが、着脱がしやすいようにするためには、見た目がかなりブカブカのサイズを選ばざるを得ない結果となりました。
子どもの成長によっては、高校入学の際にも制服の購入し直しを検討しているのですが、キヤスクさんの障害児者のことにとても理解がある方が直してくれるサービスは、今後の希望となりました 素晴らしい会社を立ち上げて下さり、本当に有難うございます!
■オンラインアンケート・学生服お直しモニター 募集期間
2023年1月31日(火)〜2023年5月31日(水)
■アンケートの目的・URL
学生服に不自由がある当事者のリアルな声を広くお聞きし、正しい実情理解と課題設定を行い、アクションを策定して参ります。皆様の生の声をお聞かせください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeztwJ6h0D0LOvpW4IAh5luZQmZ0d7lvFnEtsxfvLdxXOxfrg/viewform
■モニター実施内容
学生服お直しのモニターにご協力いただけるお客様を対象に、上記期間に注文いただいた学生服のジャケット・シャツ・パンツ・スカートのお直し料金を一律20%割引で提供致します。モニター協力いただけるお客様は、通常と同じフローでお直し依頼を行ってください。なお、モニターの対象は、学生服お直し後にzoomでのヒアリング、及びお直し後の学生服の着用写真(顔出し)の提供、この2点が可能なお客様とさせていただきます。
(注)配送料金は通常通りの料金となります。また、お直し作業開始からお返しまで3週間前後かかりますので余裕を持って注文ください。
《モニター割引例》
・シャツのボタン留めをマジックテープ留めにするお直し 1点あたり通常料金1,980円が20%割引で1,584円に
・制服(上着)の片側を脇身頃から袖にかけて開くお直し 1点あたり通常料金4,950円が20%割引で3,960円に
・制服のパンツやスカートにウエストゴムを付けるお直し 1点あたり通常料金3,300円が20%割引で2,640円に
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■キヤスクとは
障害・病気・怪我など様々な理由で、自分の好みよりも「着やすいかどうか」を優先して毎日着る服を選ばざるを得ない人が、自分の身体の不自由に合わせて、「自分の好みで選んだ既製服を着やすくする」お直しを、気軽に、気やすく依頼できるオンラインサービス。「着たい服を着る日常を、すべての人に。」をスローガンに、身体の不自由の有無に関係なくすべての人が全く同じように、着たい服を着て心豊かに毎日を過ごせる社会の実現を目指して、2022年3月にサービスを開始しました。
・URL:https://kiyasuku.com/
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《メディア出演実績》
朝日新聞、毎日新聞、日経MJ、NHK総合「おはよう日本」、フジテレビ「Live News α」、BS朝日「バトンタッチSDGsはじめてます」、日本テレビ「news every.」、日経ビジネス、未来コトハジメ、Yahoo!ニュース、Yahoo!JAPAN SDGs、繊研新聞、FASHIONSNAP.COM、WWD.JAPAN、NHKラジオ、TBSラジオ、ニッポン放送、TOKYO FM、J -WAVE など
《アワード受賞実績》
・2022年度 ACC TOKYO CREATIVE AWARDS 「デザイン部門 総務大臣賞/ACCグランプリ」
・2022年度 グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」および「グッドフォーカス賞 [新ビジネスデザイン] (経済産業省 大臣官房 商務・サービス審議官賞)」
■キヤスク 3つの特徴
1:一般的なお直しサービスでは簡単に受けてもらえない、身体の不自由な人のニーズへの対応に特化したお直しメニュー構成
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2:依頼から受け取りまで、自宅ですべてを完結できるサービスフロー
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3:服の選択肢の少なさに悩むお客様に対して、同じ悩みを経験してきた肢体不自由時の母親など、技術と心の両面でお客様に優しく寄り添えるスタッフ=『キヤスト』が接客からお直しまでを在宅のままフルリモートで提供するサービスモデル
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■会社概要
会社名:株式会社コワードローブ
代表者:前田哲平
設立日:2021年1月
所在地:千葉市中央区富士見2-7-9-609
URL:https://co-wardrobe.com/
■本件に関する問い合わせ
株式会社コワードローブ(担当 前田)
E-MAIL:co.wardrobe.tmaeda@gmail.com
プレスリリース提供:PR TIMES