プレスリリース
日本国内のインパクト投資市場の拡大に努めてきたGSG国内諮問委員会(委員長:渋澤健、事務局:一般財団法人社会変革推進財団)は、インパクト企業が未上場の段階から、上場を経て、上場後もインパクトを創出しながら持続的な企業価値向上を実現できるよう、インパクト企業と投資家をはじめとする資本市場の関係者との間において、情報開示等を通じて共通理解を醸成し、建設的な対話を促すことを目的として、インパクト企業と投資家をはじめとする資本市場の関係者を対象に、5月10日(金)に「インパクト企業の資本市場における情報開示及び対話のためのガイダンス第1版」(以下、「本ガイダンス)」を公開いたしました。
インパクト企業の資本市場における情報開示及び対話のためのガイダンス第1版
https://impactinvestment.jp/user/media/resources-pdf/Impact-IPO_word_JPN_v1_FIX.pdf
本ガイダンスでは、資本市場からの評価を高めながら企業価値の向上を実現し、それがさらにインパクトの創出や収益の創出に繋がり、持続的な成長を可能とする循環のことを示す「ポジティブ・フィードバック・ループ」を掲載し、インパクト企業が、ポジティブ・フィードバック・ループを加速させるための具体的な施策を、「戦略策定」、「事業計画の策定/KPIの設定」、「経営意思決定プロセスへの組み込み」、「情報開示/対話」までの4つのステップ毎に掲載しています。
<ポジティブ・フィードバック・ループ>
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63932/4/63932-4-1b2ddc485a20bb31dddfa68872c21363-788x328.png ]
<ポジティブ・フィードバック・ループを加速させる4つのステップ>
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63932/4/63932-4-4e5807177d5f9b78c9bb89eff692f399-470x236.png ]
本ガイダンス第1版を公開後、対外発信を通じて、インパクト企業や資本市場関係者による本ガイダンスを参照した取組みを推進し、取組み事例や活用フィードバックが十分に積み上がった段階で、さらに本ガイダンスを改善することを目指しています。
インパクト企業の資本市場における情報開示及び対話のためのガイダンス第1版
https://impactinvestment.jp/user/media/resources-pdf/Impact-IPO_word_JPN_v1_FIX.pdf
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63932/4/63932-4-f899d2fc510f8e1bf8709d5519a0268b-308x432.png ]
<目次構成>
背景
目的
本ガイダンスの対象と位置付け
本ガイダンスにおける基本的な考え方
「ポジティブ・フィードバック・ループ」を加速させるための4ステップ
Appendix
1. IIRC の 6 つの資本
2. 参考
3. 開示されることが望ましい項目と開示媒体の関係性
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GSG国内諮問委員会
2014年にGSGの日本支部として設立されました(前身:G8社会的インパクト投資タスクフォース国内諮問委員会)。日本国内の各界有識者、実務者、研究者で構成され、調査研究・普及啓発・ネットワーキング活動を通じて、日本におけるインパクト投資市場やエコシステムの拡大に貢献しています。
プレスリリース提供:PR TIMES