プレスリリース
「ピグミー」と呼ばれるブルンジのトゥワ民を招いたオンラインイベントを1月22日(土)19時より開催します。お申込みはPeatixより。
社会の偏見や情報の不足から出生届(戸籍・ID)のないトゥワの人々。定職に就くことも、土地を買うことも、法律のもとに結婚することも出来ず、最も取り残された人々となっています。宗像(むなかた)財団では隣国ルワンダに逃れたトゥワの難民2名を招いたオンラインのファンドレイジングイベントを開催いたします。トゥワ自身が自分たちの状況を語ることで、母国ブルンジに残された10世帯がIDを取得するのを助けるイベントです。参加費無料、英語のトークですが質疑応答やチャットは日本語歓迎です。お申込みは下記のPeatixリンクよりお願い致します。
Peatix: https://mnktevent.peatix.com/
[画像1: https://prtimes.jp/i/47150/4/resize/d47150-4-c726b023a3ff93650712-0.png ]
100万人以上が虐殺されたルワンダのジェノサイド(1994年)。「ホテルルワンダ」や一昨年公開された「Small Country: An African Childhood(フランス語・邦題なし)」という映画でも取り上げられていますが、人口730万人の小国で、わずか100日間の間に100万人が殺害されました。
「ツチとフツによる対立」と世界中で報じられましたが、その陰で完全に社会から疎外されていた第三の民、トゥワ(Batwa)がいるのをご存知でしょうか?
[画像2: https://prtimes.jp/i/47150/4/resize/d47150-4-809f59ac9d7e59829de0-2.png ]
ルワンダの南に位置するブルンジにおいては、トゥワの人々は社会的なスティグマや偏見、情報の欠如から、その多くが国籍にあたる出生届(ID)を持っていません。IDがないために義務教育も受けられず、仕事に就けず、土地も購入できず、選挙権も与えられない、最も取り残された人々です。その小柄な身長から欧米人には「ピグミー」とも呼ばれています。迫害から逃れるため、教育機会を得るために、隣国ルワンダに難民として逃れるトゥワもいます。母語が現地語と公用語のフランス語であるために、海外で報じられていても、日本人がその情報に触れる機会はほとんどありません。
[画像3: https://prtimes.jp/i/47150/4/resize/d47150-4-13430819f5d416004357-3.jpg ]
今回のイベントでは自身も難民としてブルンジからルワンダに移住し、東京外国語大学への交換留学生として日本に滞在した経験もあるファブリスさんをファシリテーターとして、ルワンダの難民キャンプで今も暮らしているトゥワのイビスさんとボスコさんの貴重なトークとインタビューをZoom配信いたします。
本イベントの申し込み時のPeatixによるご寄付、また終了後に宗像財団HPより頂くご寄付は、ブルンジに今も暮らすIDを持たない家族が、IDを得るための費用として全額現地NGOに寄付いたします。
寄付金目標:ブルンジのトゥワ10世帯へのIDの付与(現地NGOを通じた支援)
目標金額:500米ドル(約5万8千円)
*本イベントは全て英語で行われ、日本語の同時通訳はつきません
*チャットへの書き込み、ゲストへの質問は日本語歓迎いたします
プレスリリース提供:PR TIMES