プレスリリース
修了生の多くは主要なクリエイティブ業界で活躍。人気オンライン・アート講座「TAS」の新シリーズ公開
2001年の設立以来、既存のアート系教育施設とは異なる横断的・先進的な独自のスクールプログラム”MAD(Making Art Different)”を約20年に亘り開催してきたAIT(読み・エイト)。これまで総勢2,500人以上(*1)に及ぶ修了生を輩出してきました。「TASプレミア」はデジタル時代にあわせ、いつでもどこでも誰でも学べるように、「MAD」を一新したオンライン・ラーニング プログラムです。
現在開講中の「崩壊の時代の芸術体験」コース シリーズ1、2につづき、本日(1月31日)より、TASの新講座「シリーズ3 異なる未来を創造する - Using Art to Make Different Futures」の6本の講座動画が公開・申込み開始となりました。
気候危機や格差など、様々な問題が臨界点に達しつつある「人新世」の時代に、しなやかに生き、既存の制度や枠組みへのポジティブな抵抗が可能となるヒントを学べます。
ぜひ、自宅時間に、クリエイティブマインドのトレーニングをしてみてはいかがでしょうか。
[画像1: https://prtimes.jp/i/41420/4/resize/d41420-4-841731cc808b12786c0b-0.jpg ]
リニューアルした「TASプレミア」では、SDGsや人新世など、これからの時代に逃れることのできない世界的な課題を挙げながら、クリエイティブな方法や思考で議論の糸口となる事例や理論、美学を紹介し、共に考えることで、参加者の「クリエイティブシンキング」力を高め、難しい時代に適応する術を身につけることを目指しています。
TASの新講座「シリーズ3 異なる未来を創造する – Using Art to Make Different Futures」6本の講座動画について
● シリーズ3で学べるキーワード:
アートは社会にどう役立つのか?
神経美学 ー脳が美醜をみわけるー死を迎える瞬間のためのアート
自由を奪回するためのハック
ヨガや瞑想のラディカルな抵抗力
トリックスター(アーティスト)の戦術
詳しくはこちら https://tas-premier.a-i-t.net/UsingArt
● シリーズ3で紹介する文献例:
『トリックスターの系譜』(叢書・ウニベルシタス)ルイス・ハイド著 | 2005/1/1
『日常的実践のポイエティーク』ミシェル・ド・セルトー著|2021/3/12
● シリーズ3で紹介する研究者や芸術家、思想家など:
ジョン・ラスキン、サン・ラ、ウィリアム・バロウズ、
アビ・ヴァールブルク、カール・ユング、ミシェル・ド・セルトーほか
TASプレミア・コース料金について
[ 公式サイト・お申込みURL ] https://tas-premier.a-i-t.net/
下記3種より選択が可能です。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/41420/table/4_1_447031827894f4d64c6411c49456a375.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/41420/4/resize/d41420-4-67ee6c7ec6a80b76d82b-1.jpg ]
プラン内容
1シリーズ(計6本)のオンラインレクチャー動画
お申込みより90日間※ 何度でもアクセス可能。心地よい環境や好きなタイミングで学ぶことができます。
※ラヴ・シュプリームプランは120日間
特典
以下のイベントに期限なく参加できます。
・メンバー同士のコミュニティサロン(オンライン、無料)
・AIT主催・共催イベントへの優先・割引参加(例:インストラクターとの交流イベント「グループ・エクササイズ」)
公開済みのコース
○「崩壊の時代の芸術体験 – Art Experience in the Age of Collapse」コース
「崩壊の時代」とは私たちが今生きている、さまざまな限界を超えた世界のことです。1970年代から加速する経済成長によって、地球環境、生命の多様性や人間の精神状態は大きく変化してきました。こうした危機的な時代を生きるため、芸術から多くの「知恵」や道標を得ることは可能なのでしょうか。このコースでは「芸術体験」にフォーカスを当て、もう一度、芸術が私たちに与える影響を考えていきます。時には薬のように、時には少し居心地の悪さをもたらす刺激のように、アートは時代と文化を超えて強烈なエネルギーとして存在してきました。
インストラクター:ロジャー・マクドナルド(TASプログラム・ディレクター / フェンバーガーハウス館長)東京生まれ、イギリスで国際政治学学士、神秘宗教学修士(禅やサイケデリック文化研究)、美術史博士を修める。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとり、現在は長野県佐久市に移住。
【全6本 公開中】|シリーズ1 危機と崩壊の時代にアートができること
– What Art Does in Times of Collapse and Crisis
お申込みURL https://tas-premier.a-i-t.net/WhatArtDoes
レクチャータイトル|1.地球のシステムの限界と崩壊 2.自由の意識の崩壊:資本主義リアリズム 3.戦後のアート:デュビュッフェ、錬金術と泥の絵画 4.ピカソと「化物の時代」の絵画 5.ダンスを解体する、すべてのために踊る:アンナ・ハルプリン 6.アートの「ビジョナリー」モード:エマ・クンツのマンダラ
【全6本 公開中】|シリーズ2 宇宙意識から生まれるアートと鑑賞体験
– Art in Cosmic Consciousness and Viewing Experience
お申込みURL https://tas-premier.a-i-t.net/ArtinCosmic
レクチャータイトル|1.「ラサ」、ヨガと古典インド美学 2.山でさまよう:中国古典美学 3.芸術と体験:ジョン・デューイ 4.ディープ・ルッキングについて 5.フラ・アンジェリコの受胎告知の謎 6.「身をまかす」ための空間:市民回復センター
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=JipvVuSOQGo ]
崩壊の時代の芸術体験 – Art Experience in the Age of Collapse」コース サンプル動画
TASを学ぶのにおすすめの人
・アート思考を仕事に生かしたいと考える、マーケティングや開発、CSR、広報などに携わるオフィスワーカー
・医療や福祉、教育の現場にアートを取り入れたいと考えるプロフェッショナル
・アートを通じた社会貢献を取り入れたい人
・アートの教養を身につけ2020年代の荒波をしなやかに乗り越えようとするすべての人
AITについて
2001年、現代アートに興味がある誰もが学び、対話し、思考するプラットフォームづくりを目指して、6名のキュレーターとアート・マネジャーが立ち上げた非営利団体です(2002年法人化)。AITは先進的な企業(*2)の社会的要望に基づいたアートプログラムにコンサルティングや企画で関わるほか、芸術家や研究者延べ150人以上を派遣・招聘し、知識と経験を共有する国際交流の場を、多数の海外文化機関・財団との協働を通じて創出しています。URL http://www.a-i-t.net/
*1 修了生はプロとしてアートの仕事につく人から、アートの思考を生活や仕事の中で活かす人まで、様々な形でアートに関わっている。
*2 マネックスグループ(株)やメルセデス・ベンツ日本(株)、日産自動車(株)、日本財団、三菱商事(株)、新生銀行グループなど多数。
プレスリリース提供:PR TIMES