プレスリリース

インフォアのRobotic Process Automation（RPA）のリリースにより、フロントエンド、意思決定、バックエンドの自動化に対応する完全な自動化ソリューションを提供


業界特化型クラウドカンパニーの米Inforの日本法人、インフォアジャパン株式会社（東京都千代田区、以下インフォア）は本日、Amazon Web Services（AWS）上に構築されたマルチテナントのクラウドソリューションInfor Operating Service（Infor OS）のセットであるInfor Enterprise Automation ソリューションを発表しました。このソリューションは、データ統合、人工知能（AI）/機械学習（ML）、ロボティック・プロセス・オートメーション（RPA）機能を単一のプラットフォームに連携させることで、企業が組織全体の自動化を迅速に拡張できるようにするために開発されたものです。

Infor Enterprise Automationを利用することで、企業は統合コストとリスクを最小限に抑えながら、多様なアプリケーションにまたがる基幹システム（ERP）の自動化プロセスを継続的に拡張し、ビジネス効率を向上させることができます。Infor Enterprise Automation は、Infor CloudSuites やその他のアプリケーションと直接連動する自動化プロセスを、人手を介さずに無制限に作成できるソリューションです。

インフォアのEnterprise Automation ソリューションは、バックエンドの自動化、意思決定の自動化、ならびにInfor RPAのリリースによりフロントエンドの自動化を通じて、システムと人をつなぐ単一のコンポーザブル プラットフォーム、Infor OSを通じて自動化されたソリューションを提供できることが特徴です。

米国西部最大級のトラック部品販売会社である Midwest Wheel Companies のバイスプレジデント、スティーブ マケナニー(Steve McEnany) 氏は、次のように述べています。
「Infor Enterprise Automationによって、納品確認システム全体をオンラインで 1 つのリポジトリにまとめ、顧客対応チームが顧客からの問い合わせに迅速に対応できるようになりました。生産性が 95% 向上したことで、従業員は荷物の中身や他のアプリケーションの情報を調べることなく、お客様への対応サービスに専念できるようになりました。RPAボットが集荷のチケット処理を実行し、ゲートウェイAPIがサードパーティのアプリケーションからの電子配達チケットを処理することにより、すべての作業を自動化できるようになりました。」

インフォアのEnterprise Automation ソリューションがInfor RPAでさらに進化

Infor RPAのリリースにより、インフォアは、フロントエンドの自動化、意思決定の自動化、バックエンドの自動化に対応する完全な自動化スイートを提供します：
Infor RPAは、フロントエンドの自動化に対応しており、ビジネスプロセスを完了するために必要な、労働集約的な作業や反復的な作業、ルールベースの作業、ならびに作業量が多い重要度の低いタスクなどが含まれます。

インフォアのAIは、自然言語処理（NLP）と機械学習サービスを通じて意思決定の自動化に対応し、タスクの実行をスムーズに行い、次の最適なアクションを推奨し、潜在的な問題を予測し、状況に応じたシステムの調整を実行します。

Infor iPaaS（Integration platform-as-a-service）は、オンプレミスやクラウドベースのアプリケーションを組み合わせ、個別または複数の組織内で接続するワークフローの開発、実行、ガバナンスのための統合サービスを通じて、バックエンドの自動化に対応します。




インフォアのチーフ イノベーション オフィサーであるマッシモ カポッチャ(Massimo Capoccia)は、次のように述べています。
「私たちは、より複雑なバックエンドの自動化に取り組むことから始めたため、差別化されたソリューションを顧客に提供することが可能です。RPAにより、フロントエンドの自動化を実現し、エンタープライズ オートメーションのための完全なパッケージを提供できるようになり、これにより、独立系ベンダーよりも優れたサービスを展開することが可能になりました。」

大手市場調査でアドバイザリー企業のConstellation Researchのバイスプレジデント兼プリンシパルアナリストであるホルガー・ミューラー（Holger Mueller）氏は、次のように述べています。
「現在、企業が必要とするすべてのエンタープライズ オートメーションを構築するには開発者の数が不足しており、ビジネスユーザーはオートメーションに乗り遅れることに不満を抱いています。ロボティック・プロセス・オートメーション（RPA）やその他のローコード機能により、企業ユーザーはオートメーションの運用を管理できるようになると同時に、Infor Enterprise Automationのような使いやすいソリューションがそれに役立ちます。ビジネスユーザーが望み、必要とする自動化を実現することで、IT部門は貴重なリソースをより重要なタスクに集中させることができ、企業全体は自動化レベルを向上させることが可能になります。」


企業はエンドツーエンドの自動化を成功させることが大きな課題に

多くの企業が、エンド ツー エンドの自動化を成功させることに挑戦してきましたが、自動化フローを作成することは、ビジネスユーザーにとってあまりにも難しいことが明らかになっています。

さらに、ビジネスユーザーは、自動化すべき適切なプロセスを選択するのに苦労してきました。現在のソリューションは、脆弱で、障害を起こしやすいのが現状です。また、投資を正当化するにはあまりにも高価で、定量化可能なROIを生み出してきませんでした。

インフォアのエンドツーエンドの自動化とRPAの導入成功に向けた取り組み

インフォアのEnterprise Automation ソリューションでは、RPAを含むすべての自動化テクノロジーがInfor OSという共通のプラットフォームを通じて統合されています。Infor RPAは、様々なアプリケーション、コンテンツ、アクションにおいて、人間と同じようにタスクを実行するボットを開発・導入するための幅広いコンポーネントセットを提供します。

インフォアは、支払業務や、売掛金、納品処理、コンプライアンスなどにわたって、顧客にとって大きな価値となる自動化を迅速に拡大できるよう、自動化ユースケースを事前に構築したライブラリーを充実させ、完全な自動化ソリューションを提供しています。

インフォアは、業界特化のInfor CloudSuite製品群向けにRPAフローを提供するため、顧客は高いROIを実現できます。さらに、Infor Enterprise AutomationはAWS上で動作するため、一貫した信頼性、パフォーマンス、スケーラビリティを保証します。

また、インフォアは実行時間に基づいてシンプルかつ柔軟な価格モデルを提供しており、ボットや開発者は無制限に活用することができます。これにより、自動化フローの作成を効率化し、ビジネスユーザーとIT部門を支援します。

インフォアのプロダクトマネジメント担当シニアバイスプレジデントであるリック ライダー(Rick Rider)は、次のように述べています。
「Infor Enterprise Automationでは、構成されるエコシステム内のアプリケーションに関係なく、すべてのレベルにおけるオートメーションをつなぐ差別化された方法で、必要なテクノロジー要素を提供します。ひとつのアイデアを実行するだけでも膨大なコストがかかってしまうような、新しい契約や新しいテクノロジー、異なるプラットフォームを導入することなく、継続的に機能を拡張するクリエイティブな発想を育む環境をお客さまに提供したいと考えています。」

「結果的にインフォアは、顧客がRPA、プロセス・インテリジェンス、ワークフロー自動化、そして機械学習ベースの洞察を結びつけることができるよう手助けしています。私たちの目標は、お客様がどのような状況にあっても、開発や自動化の専門知識を持っていなくても、自動化のプロセスを進めることができるプラットフォームを提供することです。」

新しいInfor Enterprise Automationの詳細については、https://www.infor.com/technology/enterprise-automation をご覧ください。

インフォアのエンタープライズ人工知能ソリューションの詳細については、 https://www.infor.com/technology/enterprise-artificial-intelligence をご覧ください。

Webページ:
インフォア、AWS上に構築されたインフォアのOSクラウドサービスセットである Enterprise Automation ソリューションを発表 https://www.infor.com/ja-jp/news/infor-announces-enterprise-automation-solution

インフォア、インフォアジャパンについて
インフォアは、業界特化型のビジネスクラウドソフトウェアにおけるグローバルリーダーです。各注力業界向けに、業界特化の機能が網羅されたソリューションを展開しています。ミッションクリティカルなエンタープライズアプリケーションとサービスは、セキュリティおよびタイムトゥバリュー（Time-to-Value）の短縮により、持続可能な運営にメリットをもたらすよう設計されています。世界175か所以上の地域で6万社以上の組織が、インフォアの17,000人の従業員のサポートにより、ビジネスの目標を達成するよう取り組んでいます。また、Koch社の一員としての財務的な強みやオーナーシップ、長期的な視点は、お客様との永続的で有益な関係性の構築のための力となっています。さらに詳しくは www.infor.com （英語）をご覧ください。

インフォアジャパンは、米国インフォアの日本法人として、各種エンタープライズソリューションの販売、導入、コンサルティングを行っています。詳しくは https://www.infor.com/ja-jp/ をご覧ください。

※本文に記載の文字商標および図形商標は、インフォアおよびその関連会社、子会社の商標および登録商標です。その他のすべての商標は各所有者に帰属します。

プレスリリース提供：PR TIMES