プレスリリース
5/28まで京都府向日市の体験型オルゴール・からくり人形ミュージアムで春の特別展開催中
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音楽史上・美術史上希少価値の高いアンティークオルゴール、オートマタ(からくり人形)、自動演奏ピアノなど347点を所蔵する「永守コレクションギャラリー」(所在地:京都府向日市森本町東ノ口1番地1 ニデックパーク 運営:公益財団法人 永守文化記念財団 代表理事:永守 重信 以下、当館)が開館一周年を迎え、3月27日(水)に指揮者の佐渡 裕氏と当館代表理事の永守 重信による「次世代に語り継ぎたい音楽」をテーマにしたトークショーが行われました。
企業経営者と楽団を率いる指揮者という、それぞれのリーダーの立場から組織づくりの考え方に話が及ぶと、会場に詰め掛けた観客の多くがうなずく場面も。当館代表理事の永守は、ものづくり職人の高い技術を正当に評価することが、次世代の育成と技術の継承に繋がることをオルゴール製作を通じて再確認したと語り、佐渡 裕氏は今年で20周年を迎える「スーパーキッズ・オーケストラ」でこども達の持つ純粋な感性の素晴らしさに触れ、無加工の生音に触れることの大切さを熱弁。次世代の感性の育成についての思いを共有しました。
また本イベントでは「華麗なる自動演奏の世界 ―永守オルゴールコレクション―」と題した図録を初披露いたしました。世界中から集めたオルゴール作品の詳細な解説はもちろん、佐渡 裕氏のインタビューなども収録しており、当館の魅力を詰め込んだ一冊となっています。さらに5月28日(火)まで開催している開館一周年を記念した春の特別展・関連イベントについても紹介いたしました。
当館では、100年以上前に作られたコレクションの数々が実際に動く姿を鑑賞できる体験型施設として、幅広い世代の感性を啓発することを目指し、皆様にお楽しみいただける施設となるよう取り組んでまいります。たくさんの方のご来館をお待ちしております。
「こどもたちがオルゴールにこんなに歓喜するとは思っていませんでした」
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公益財団法人 永守文化記念財団 代表理事の永守 重信は、「僕はもともとメカニズムに興味があって収集を始めました。今では自宅にもオルゴールを設置し、その音色に癒されています。当館のオルゴールは、雑貨店で一般的に手にするものとは全く違う。当館は入場無料にすることでこの一年、たくさんの方にご来館いただきました。近隣の幼稚園生も招待しているが、こどもたちがオルゴールにこんなにも歓喜してくれるとは思っていませんでした」と話しました。
「100年前のガーシュインが目の前に!」
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公益財団法人 永守文化記念財団の理事も務めている佐渡 裕氏は、当館所蔵のロールペーパー式自動演奏ピアノについて触れ、「作曲したジョージ・ガーシュイン本人の演奏を再現した”ラプソディ・イン・ブルー”に感動しました。100年前のガーシュインが僕の目の前でピアノを弾いていて、その背中が揺れているのが見えたような気がするほど。こういったものを作ろうと考えた当時の製作者のパッションには本当に驚きます」と熱く語りました。
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プレゼント付きクイズラリーも。春の特別展は5/28まで
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3月27日(水)から5月28日(火)までは、開館一周年を記念した【春の特別展〜美しい音をもとめて〜「オルゴール職人たちの歩み」展】を開催中。3月13日から受付を開始したワークショップなどの関連イベントは、既にたくさんのお申込みにより満席となっていますが、お子さまでもご参加可能なプレゼント付きクイズラリーやフォトイベントはご参加いただけます。この機会にぜひご来館ください。
永守コレクションギャラリーHP
https://nagamori-gallery.org/
・春の特別展【〜美しい音をもとめて〜「オルゴール職人たちの歩み」展】
春の特別展【〜美しい音をもとめて〜「オルゴール職人たちの歩み」展】では、水と空気が美しく、東洋のスイスと呼ばれる長野県諏訪地方で国内初のオルゴール量産化を成功させた会社の国産オルゴール製造の軌跡をご紹介します。 彼らのオルゴール試作第一号機は「バケツの底を叩くような音」と揶揄されましたが、職人たちの情熱と試行錯誤を繰り返した結果、世界市場を席巻するにまで至りました。本展では、オルゴールの歴史と技術を継承するモノづくりの現場、そして最新技術を駆使した次世代オルゴールを交えて「オルゴールの今」を体感いただけます。期間限定の展示・イベントをぜひお楽しみください。
【開催日】2024年3月27日(水)〜2024年5月28日(火)
【会場】永守コレクションギャラリー
【参加費】無料(※ホームページより事前予約が必要)
【申込方法】「永守コレクションギャラリー」ホームページから。申込方法・注意事項等の詳細は必ず、ホームページのお知らせページをご確認ください。
お知らせページはこちらから
https://nagamori-gallery.org/news/
・《フォトスポット》オートマタ作品「けん玉をする少年」になりきろう!
オートマタ作品「けん玉をする少年」の衣装を着て、作品と一緒に写真撮影ができるイベントです。上記春の特別展のギャラリーガイドツアーにご予約いただけますと、随時ご参加いただけます。
・《クイズラリー》 「特別企画・オルゴール博士になろう!」
当館各所に、作品にまつわるクイズポイントを設置。お子さまでもお気軽にご参加いただける簡単なクイズとなっており、見事全問正解された方には、当館からプレゼントを進呈いたします。上記春の特別展のギャラリーガイドツアーにご予約いただけますと、随時ご参加いただけます。
永守コレクションギャラリーについて
当館では、シリンダーオルゴール52点、ディスクオルゴール71点、オートマタ(からくり人形)92点など音楽史・美術史上希少なコレクションを347点所蔵。作品を展示するだけではなく、自動演奏楽器の歴史に残る100年以上昔に作られたオルゴールやオートマタの音色と“カラクリ”に没入できる、体験型施設です。世界的価値のある作品を贅沢に“ラウンジ鑑賞”できる他、通常見ることのできない“収蔵室”をガラス越しに見学でき、“マイスター工房”では、オルゴールのエンジニアによってコレクションの保守・修復や研究開発が行われています。
【名称】永守コレクションギャラリー
【所在地】〒617-0003 京都府向日市森本町東ノ口1番地1 ニデックパーク
【開館日】毎週、月・火・木・金
※祝祭日、GW、お盆期間、年末年始は休館 その他、展示替えなどに伴う臨時休館あり
【開館時間】10:00〜16:00
ギャラリーガイドツアー時間(各回60分)
◎10:30(10:30〜11:30)
◎13:00(13:00〜14:00)
◎15:00(15:00〜16:00)
※ギャラリーガイドツアーは完全入れ替え制。開始時間の15分前にお集まりください。
【入館料】無料
【予約方法】当館は完全予約制です。HPのご来館予約からご予約をお願いいたします。なお、複数日の予約を行うことはできませんので、ご了承ください。
【HP】https://nagamori-gallery.org
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「公益財団法人 永守文化記念財団」について
【名称】公益財団法人 永守文化記念財団
【設立】2016(平成28)年2月5日
【目的】広く一般にオルゴール等芸術文化を総合的に振興することにより、創造性豊かで高い感性を育むことに貢献し、我が国の文化の向上発展に寄与することを目的とする。
【所在地】京都府向日市森本町東ノ口1番地1 ニデックパーク
【HP】https://www.nidec.com/jp/nagamori-cf/
プレスリリース提供:PR TIMES