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「SENSUAL CIRCUS 〜東金聖〜」展がいよいよ開幕

(PR TIMES) 2023年01月04日(水)12時15分配信 PR TIMES

器もアートだ!

会期 2023年1月6日(金)7日(土)8日(日)13日(金)14日(土)15日(日)20日(金)21日(土)22日(日)
計9日間 11時〜18時
場所 Art Is. TOKYO GALLERY
[画像1: https://prtimes.jp/i/110589/3/resize/d110589-3-544032624acf568f7673-0.jpg ]



‖東金聖のアートとは?‖
(テキスト:ファッ シ ョン エ ディタ ー 成 瀬 浩 子)
器もアートだ!
東金 聖が手がける陶器の作品は、どの角度から見てもあでやかで美しい。
ティーカップに唇をつける時、胸に抱く時、手に持つ時、、、お気に入りのファッションアイテムを纏うように、あらゆるシーンにスタイリッシュにフィットする。独創的なフォルムはセンシュアルなオブジェのようであり、また同時に、いくつもの表情をあわせ持つ魅惑的な女性を思わせる。これまで見たことのない器には、創作者である東金の熱い思いがこもっている。

もともと彼女は現代アートに没頭し、ストイックな白と黒の大型陶彫を創っていた。しかし創作を続けるうちに、それとは真逆に位置する、華やかで希望に満ちた作品のアイディアが頭をもたげてきたという。それを実現したのが、繊細な陶器の器だ。現在東金は、器と大型彫刻を並行して手がけている。そのどちらが欠けても、クリエイター東金 聖は成立しない。
まったく正反対のことがらを、東金は「対極」と呼ぶ。「対極」どうしの組み合わせは、彼女の作品の核となるコンセプト。ひとつの作品の中に潜む異なる2つの要素が融合することで、まったく新しい表現が誕生する。

作品制作の原動力となっているのは、「陶器で何ができるか」という、前人未踏の可能性に挑戦する心。それは彼女の理想のクリエイターであるクリスチャン・ルブタンが掲げた、「ハイヒールで何ができるか」というテーマへのアンサーソングでもある。また「陶器の作品をアートとして残したい」という強い願いが、唯一無二の作品制作を後押しする。
器だからという決まりを取り払った、自由でワクワクする作品が、「単に飲むためだけではないカップがあってもいいじゃない?」と問いかけてくるようだ。
ART Is.主宰のふくしまアヤは、この「コンセプトを語るカップ」に魅せられ、器にアートの新しい可能性を見出した。ファッションに通じる、「対極」によるコントラストの表現にも共感している。東金とふくしま、ともに既成概念にとらわれないパンクスピリットを持つふたりのタッグから、何かが生まれそうな予感が漂う。

もの創りについて、東金はこんなことを語っている。
「絵を描く時と陶器を制作する時は、脳の中でもまったく別の部分を使います。絵は成り行きにとらわれないで思うままに表現できるけれど、陶芸は出来上がりのイメージを実現するために、あらかじめ緻密な作戦を練らなくてはなりません」と。さらに「その前提を取り払ったのが、今回展示する黒と白で構成されたカップです。頭に浮かんだものを絵のようにつくる、とのコンセプトで取り組みました」と続ける。
そのカップの、当初はバルーンスカートのように膨らんでいたというストライプの装飾部分はミニマムに抑えられ、ゴールドのフリンジの繊細さを際立たせている。カップの本体部分にあたる黒いボディはまるで人体のようにくびれ、そっと手を添えてみたくなる、、、
[画像2: https://prtimes.jp/i/110589/3/resize/d110589-3-1158593baa8d1170cc7a-3.jpg ]


また一方で素材においては、彼女のロジカルな側面と、イメージ実現への徹底したこだわりをみることができる。たとえばキャビアスキンのような独特のテクスチャーを配したカップ。その製法は彼女のオリジナルで、詳細は明かさない。
[画像3: https://prtimes.jp/i/110589/3/resize/d110589-3-e85f905d9584da359e60-5.jpg ]


「この質感が出せるまで、失敗の連続でした。来る日も来る日もデータをとり続け、夢にまでみて、、、それでもあきらめずに挑戦を続けた結果、ある日突然、思い描いていたテクスチャーにたどりつきました」と述懐する。
宝石を思わせる素材の煌めきに加えたのは、これまでの制作過程で生じた端材。ハイ&ローの思いがけない組み合わせによって、作品に新たな生命が宿った。

今回の展覧会のために東金がクリエイトした新作25点を、ART Is.は拍手と喝采で迎える。パレードやサーカスを思わせるフェスティブなディスプレイで、それぞれのカップにスポットライトをあてる。「みんな違って、みんないい」この魔法の言葉とともに。
[画像4: https://prtimes.jp/i/110589/3/resize/d110589-3-570032f1adbb5eb38c7a-2.jpg ]



[画像5: https://prtimes.jp/i/110589/3/resize/d110589-3-6655fe04ff574d1b0bd1-4.jpg ]


常識という名の枠を軽々と飛び超えた掟破りの作品が、新たなステージでさらに変貌を遂げる。これまでは工芸品のカテゴリーで捉えられ、芸術性を評価される機会が少なかった器たち。それらが東金の手で、アートという鳥になって飛び立つ瞬間が目前に迫っている。


【プロフィール】
[画像6: https://prtimes.jp/i/110589/3/resize/d110589-3-562b7246035f26509c2c-1.png ]


東金 聖 (トウガネ ヒジリ)
ミクストメディアアーティスト
1989年東京生まれ。学生時代を海外で過ごす。イギリスの全寮制学校に在学後、アメリカの美術大学で学ぶ。卒業後、大型陶彫を手がけるアーティストとして活動。一方で陶器制作にも活動の場を拡げ、美濃焼の産地である岐阜県土岐市に移住。オリジナリティ溢れる華やかな器が、国内だけでなく海外でも評判をよび、常に新作に期待が集まっている。


‖展覧会概要‖
展覧会名:SENSUAL CIRCUS 〜東金聖〜展
会期:2023年1月6日(金)7日(土)8日(日)13日(金)14日(土)15日(日)20日(金)21日(土)22日(日)
*東金聖在廊日は1月6日、13日、20日、22日 トークショーなどイベントも開催予定
計9日間 11時〜18時
開館時間:11:00 - 18:00
会 場:ART Is. TOKYO GALLERY( 東京都渋谷区代官山町3 - 13 #103)

U R L:www.art-is.net
I G : art.is.art.is
TEL :03-3496-1739 MAIL
MAIL:info@art-is.net
ART Is.株式会社



プレスリリース提供:PR TIMES

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