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日本の虫除け文化が世界を救う。AMIDO&KATORISENKOUの底力を信じてAMIDOキットの開発と社会に優しい仕組みづくりに挑戦。

(PR TIMES) 2022年04月01日(金)18時45分配信 PR TIMES

「Successful Sri Lankan Model」の構築と世界へ発信する第一歩を

当法人は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「NPO法人S.O.L.」の夢です。
日本とスリランカの文化交流により両国の良好な関係と発展を願うNPO法人S.O.L.です。(大阪府枚方市、代表:大下敦子)スリランカでの蚊取り線香寄贈活動やビジネスマッチング、スタディツアーで見えてきた、デング熱の問題に日本の虫除け文化が役立つのではないか?と考え、現在スリランカのポルガハウェラで網戸の実証実験を行っています。
私達が考えている試みが成功すれば、世界中の蚊による感染症を減らすことができ、人に優しい社会の実現に貢献できるかもしれません。その試みを「Successful Sri Lankan Model」と名付けました。
  

[画像1: https://prtimes.jp/i/98702/3/resize/d98702-3-c37c6c5ccb3405c4f879-4.jpg ]


【スリランカの現状とデング熱について】
スリランカには8つの世界遺産があり、植民地時代からヨーロッパのリゾート地としての素地もあるので内戦終結後、観光立国として発展しようとしていました。2019年に「ロンリープラネット・世界で一番行きたい国ランキング」の1位をスリランカが獲得したのも束の間、このコロナ禍で観光収入が無くなり、経済的な大ダメージの為、他国への借金返済に「紅茶」を代用せざるを得ない状況です。外貨不足でエネルギー購入も出来ず、電力供給が滞り大規模な停電政策は国民の生活に深刻な影響を与えています。
そしてデング熱。毎年繰り返されるデング熱の流行ですが、ワクチンを打つタイミングや型の選定が難しく、ワクチンは流行の封じ込めに役立っていません。又、スリランカは国民皆保険で医療サービスが無料の為、デング熱が流行する度、政府に負担がのしかかります。
今後コロナパンデミックが収まっても、スリランカではデング熱による感染症の流行が続くことが予想されます。

【S.O.L.の活動で見えてきたこと】
NPO法人S.O.Lでは2015年より蚊取り線香をスリランカの教育施設、老人ホーム、農業従事者他へ寄贈する活動を行ってきました。活動中、現地で虫除けの様子を観察していると、おや?と感じるようになりました。デング熱を恐れながらも蚊に関しては無頓着のように見えるのです。扇風機の風に当たっていたら蚊に刺されない、蚊取り線香は煙で蚊を燻し出すもの(殺虫しない)、と信じている。蚊帳を使うが網戸は無い。日中は窓や玄関の扉を開け放っている。などなど・・。建物については先ず窓の規格サイズと言う物が無く、郊外の公立学校の窓は窓枠だけです。

[画像2: https://prtimes.jp/i/98702/3/resize/d98702-3-0f9654f80b233a2618cc-5.jpg ]

何か違う・・と違和感を持っていたある時、
「日本の虫除け文化は優れているのだ!」
という事に気づいたのです。そして、私達が普段当たり前だと思っている網戸や蚊取り線香などの虫除け方法を使い方から周知していけば、もっと蚊による感染症を減らせるのではないか、と考えるようになったのです。


【包括的な仕組みを作る。そして蚊による感染症に苦しむ他の国々へ】
ただ網戸や蚊取り線香の良さを紹介するだけでは何か物足りない。スリランカには様々な問題が根強く残っていますが、その多くは日本が工夫して乗り越えてきたものです。
その内の一つが障がい者の雇用問題。スリランカでは元軍人以外の一般人の障がい者は雇用どころか日本のような手厚い保障はありません。一般障がい者は一生涯、家の中でひっそりと過ごしています。

規格のない窓に網戸を付けたい、障がい者に雇用を提供したい、持続可能な仕組みを作りたい。
様々な思いから生まれたのが「Successful Sri Lankan Model」です。
規格が無いならキットを用意し、窓に合わせて自分で作ればいい。そのキットを障がいのある人に作ってもらえばいい、もしかしたら販売もお任せできるかも。キットが国内で沢山売れたら国外にも売れるかも。もし、スリランカで成功したら他のマラリアなどの感染症に悩む国々へ、この仕組みを持って行けるかも。と次々に夢が膨らみます。

[画像3: https://prtimes.jp/i/98702/3/resize/d98702-3-f0bb1e1854e4fcd3ff23-0.jpg ]



【NPO法人S.O.L.について】
スリランカの教育施設訪問ツアーやビジネスマッチングツアーの企画、催行をしながら文化交流やスリランカの情報提供を行っています。スリランカのアニマルアタック(野生生物により人間が被害を受ける事象)に関する支援活動も行っています。
S.O.L.のデング熱対策に関する活動
2015年よりこれまでにおよそ300kgの蚊取り線香(株式会社ライオンケミカル様より寄贈)を京都大学アジアアフリカ研究所やライオンズクラブなどの協力により、スリランカの幼稚園、小・中学校、高校、老人ホーム、障がい者施設、農業従事者など延べ6,000人へ寄贈する。
2017年デング熱流行中の国立病院を見学。
2019年より訪問した施設や教育機関、スリランカ在住者コミュニティに虫除けについてのアンケート調査を実施。
2021年5月より網戸の可能性を探るべくスリランカのクルネイガラ州ポルガハウェラで網戸の実証実験を始める。
2021年11月S.O.L.網戸キットを開発


「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。


【会社概要】
法人名:NPO法人S.O.L.(ソル)
法人所在地:大阪府枚方市春日西町1‐50‐1
理事長:大下敦子
事業内容: スリランカに関する情報提供、コンサルティング、ビジネスマッチング、スタディツアーの企画、催行。
設立: 2015年12月14日
HP:https://seedoflanka.com

[画像4: https://prtimes.jp/i/98702/3/resize/d98702-3-fa7cbfbaf00e7051f5f3-1.png ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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