プレスリリース
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松本広域連合(広域連合長:松本市長 臥雲 義尚、所在:長野県松本市)は、渡部さとる写真集『da・da』(A5判・カラー・64ページ)をリリースします。2月16日(水)より松本地域の8自治体(松本市・塩尻市・安曇野市・麻績村・生坂村・山形村・朝日村・筑北村)の観光案内所等のほか、東京(銀座)、名古屋、大阪の各長野県観光情報センターにて無償配布いたします。
※新型コロナウイルスの感染動向により、設置先は変更となる場合があります。
◆信州・松本地域
長野県松本市を中心とした広域圏で、約42万人が暮らす。自然と人の営みのバランスがとれたエリア。東京・名古屋の二大都市圏から2〜3時間の距離にありながら、2,000〜3000m級の山に囲まれているため都市部からの影響が薄く、独自の文化が残る。
◆写真家プロフィール
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渡部 さとる/Satoru WATANABE
1961年山形県米沢市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ、報道写真を経験。同社退職後、フリーランスとして、雑誌、広告の分野でポートレートを中心に活動。2006年よりギャラリー冬青にて作家活動を本格的に開始。複数の美術館に作品が収蔵されている。『旅するカメラ』(エイ出版)など多くの写真集、書籍を出版。近年では『じゃない写真』(2020梓出版)がある。2019年からはYouTube上に「2BChannel」を開設。
◆「写真家×フィールド」が生み出す可能性
「地域をPRするという考えは一度捨ててほしい」
「いま取り組みたいアイデアを実現する機会と捉えてほしい」
私たちは、プロジェクトに参加する写真家にこう伝えました。
現代における写真は、発信者、受信者双方にとって扱いやすいメディアです。
ただ、伝統的な記録という役割、「押せば撮れる」親しみやすさ、ネットワーク社会との親和性といった面だけでなく、見る人の想像力を刺激し、写っている物事以上のことを想起させる「表現としての写真」という一面もあります。
こうした写真は「押せば撮れる」というわけにはいきません。写真家とは、写真が持つそうした表現力を、それぞれのスタイルによって引き出す専門家といえるかもしれません。
私たちは、この地域をフィールドとしてのみ提示する。
写真家は、この場所で何かを考え、何かを撮り、形として残す。
私たちは、このプロセスに可能性を感じ、写真家に撮影の内容や方法をすべて委ねることにしました。
この興味深いアプローチには、多くの人びとに関心を寄せていただけるとともに、行政による地域PRの新しい挑戦の一つになると確信しています。
◆写真家・渡部さとるの選択
渡部氏は、私たちの投げかけに対し、「17歳を撮る」という選択で応えました。
「数多くある観光名所を撮影する方法もあるだろうが、僕は『地元の17歳を撮らせてほしい』とリクエストした。 『17 歳』 というのは子どもでも大人でもない、人生における転換期。その特別な時間を生きている彼らは、ただそこに立ってもらうだけで魅力に溢れているし、ある意味ではその地域の文化の最先端を行く存在だ」(あとがき)
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◆「本」として残すメリット
渡部氏は、デジタル時代における「紙」の優位性にも着目しました。
「情報を“伝える” ならSNSの方がはやいし、広まりやすいメリットもある。しかし“ 残す” という点では、本はとても優れている。再生機器を必要とせず、管理も楽で、いつでも誰でも手に取ることができる」(同)
「地域PRのパンフレット」としてではなく「写真集」として手にとってもらうことで、観光旅行、移住等に関心がある層だけでなく、より幅広い層の方に地域を認知していただけるよう意図しています。
内容だけではなく、写真集として紙質や印刷のクオリティをできるかぎり高めました。入手後、長期にわたって手元に残り、信州・松本地域を思い出すリマインダーとして機能させることをねらいます。
◆メディア展開
同時リリースのスペシャルサイトでデジタル版が閲覧できます。また、未掲載カットを加えたギャラリー、被写体の若者たちのインタビュー動画、渡部氏のインタビューを公開しています。
◆「#まつもトコトコ」プロジェクト
松本広域連合では「ゲストと地域の『はじめまして』をつなぐ」をコンセプトに、国内旅行の新規層をメインターゲットに、ウェブコンテンツの制作・発信を中心とした観光PRプロジェクトを展開しています。
今回リリースする写真集『da・da』及び関連コンテンツは、この「#まつもトコトコ」プロジェクトの一端を担うものです。
メインサイト
信州・松本エリア観光ナビゲートサイト「#まつもトコトコ」
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制作事例
信州・松本の地で新しい根を張り、それぞれの道を進むふたりのストーリー
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松本広域連合は、エリアを一体的にカバーできる強みを活かし、自治体や観光団体等との役割分担をはかりながら、魅力的なコンテンツの制作・発信に今後も継続して取り組んでまいります。
松本広域連合
長野県松本市波田4417-1
0263-87-5460(代表)
http://www.m-kouiki.or.jp/
『da・da』スペシャルサイト(写真集『da・da』デジタル版、渡部氏のインタビュー等を掲載)
https://matsu-toco.com/dada/
信州・松本エリア観光ナビゲートサイト「#まつもトコトコ」(メインサイト)
https://matsu-toco.com/
信州・松本の地で新しい根を張り、それぞれの道を進むふたりのストーリー(制作事例)
https://matsu-toco.com/dialogue/
渡部さとる YouTubeチャンネル
「2B Channel」
https://www.youtube.com/channel/UCfaR0r_x5jN3gOXYYBjNkkQ/featured
プレスリリース提供:PR TIMES