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コロナで取りやめた企業が半数以上も。2021年の新人歓迎会の現況と意識調査の結果

(PR TIMES) 2022年03月10日(木)13時15分配信 PR TIMES

オンライン化やコンテンツの変更など、企業やビジネスの場における新人歓迎会について、新たな形を模索してみませんか?

組織づくりや人材教育・キャリア開発、人材採用支援を行う株式会社Tenmaru(本社:東京都港区、代表取締役:諸戸 歩)は、2021年のビジネスの場における「新人歓迎会」の現状や新人を迎え入れる側の人々の意識を調査しました。コロナ禍において新人歓迎会のあり方を探り、オンラインなど従来とは異なるスタイルの歓迎会の実施を試みる事例だけでなく、歓迎会の意味合いを考え直す意見もみられました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/91882/3/resize/d91882-3-a696d740d0aafca4bbe5-0.png ]

■アンケートの目的
企業をはじめとして、ビジネスの組織においては常に「新人を受け入れる」という必要があります。具体的な業務にあたる時間や活動時間など、「ONの時間」だけでなく、休憩時間や研修、業務外の時間における食事会などでメンバー間の交流を図ろうとする組織が多くあり、新人が組織に加わった際の歓迎会が定例行事のひとつであるということもしばしばみられます。日本では、新卒人材が年度初めに定期的に入社するという企業も少なくないことから、新人歓迎会の重みは一定程度あるといえます。
弊社では、新型コロナウイルス感染症の流行が続く中で、新人歓迎会をどのように行うべきか、新人歓迎会そのものを取りやめるべきかなどのご相談をいただく機会が増えています。そこで、直近の2021年における新人歓迎会の実施状況や、新人を迎え入れる側の立場にある人々の意識を調査し、新たな潮流をつかむことで、組織づくりに貢献する新人の迎え入れ方を模索することとしました。

■アンケート調査の概要

調査期間:2022年2月7日〜3月3日
調査対象:ビジネスの場における「新人受け入れ」の経験者 約21,000人
調査方法:インターネット調査(専用フォームからの回答)

コロナ前後の「飲み会」「懇親会」「歓迎会」等に関する調査はほかの例もあります。弊社ではさらにフランクな意見を拾い上げる目的で、SNSを調査の場の中心におきました。LinkedIn、Twitter、Instagram、Facebook等を中心にアンケートへの回答を募りました。
さらに、既につながりのある弊社メールマガジンの購読者様へのお知らせを通じても回答が得られました。

■結果の概要
(1)2021年に新人歓迎会を行った割合
[画像2: https://prtimes.jp/i/91882/3/resize/d91882-3-74acc78d79dc341eb547-1.png ]

回答者の6割弱が、「2021年、新人歓迎会が行われなかった」と回答しました。
一方、「実施された」と回答した人のうち、83.3%が新人歓迎会に参加しています。

(2)2021年の新人歓迎会の実施時期
[画像3: https://prtimes.jp/i/91882/3/resize/d91882-3-326fa466773cfec6ed14-2.png ]

新人歓迎会があった人のうち、実施時期については、「4月」あるいは「新人が入るたびに」という回答が多数を占めていました。通年採用が行われている企業などでは新人が加わるたびに会が催されている場合があるようです。4月以外の時期に実施した企業は少数派でした。

(3)2021年の新人歓迎会のスタイル
[画像4: https://prtimes.jp/i/91882/3/resize/d91882-3-27f9ed0beb7cd5ada9bd-3.png ]

新人歓迎会を行った人のうち、83.3%の人が「飲食・飲み会」のスタイルで実施されたと回答しました。入社式が歓迎会を兼ねているという企業もみられました。「その他」のケースには、研修と歓迎会が合わさったようなイベント、お客様へのお披露目会を兼ねている場合などがありました。
コンテンツについては、「新人の自己紹介」「歓談」などが多く、オンラインで実施した人からは「少人数のチームに分かれて対話した」という事例も複数聞かれました。

(4)これからの新人歓迎会について
[画像5: https://prtimes.jp/i/91882/3/resize/d91882-3-6411a4d6b20f5e5391df-4.png ]

2022年、新人歓迎会を行いたいと思いますか?の問いには、「行いたい」「行ってもよい」と回答した人の割合が90%を超えています。「参加したいか」という質問の結果も同様に「参加したい」「参加してもよい」と回答した人が大多数でした。
新人歓迎会を行いたい理由には、

親睦を深めたいから
新人のことを知りたいから
仕事で直接かかわることが少ない人とでも知り合える機会を作りたいから
リモート勤務で顔を合わせることが少なく、お互い知り合う機会が必要だから

などのコメントが寄せられました。

[画像6: https://prtimes.jp/i/91882/3/resize/d91882-3-6f8b2224609c8ae66b26-5.png ]

新人歓迎会を行う目的については、新人自身の気持ちが大切であると考える意見と、会社や組織になじんでもらうという意見に分かれました。
歓迎会の実施やあり方を見直したい、あるいはネガティブな思いがあるという人からは、以下のような意見が寄せられました。

メンバー次第では愚痴大会のようになってしまい、疲れる
お酒を飲めない体質なので、飲酒した人を家に送り届けるので帰宅が遅くなる
新人が望まないのであれば行いたくない
新人自身がどうしたいのか、気持ちを聴いてほしい
「新人に早くなじんでもらう」という企業に入ると辛い思いをする人がいるのではないか
新人の方々が緊張しているであろうことを忘れないようにしたい
リーダーの挨拶や誰が乾杯の音頭をとるかなどのルールがある組織にいるが、それらのルールが必要なのか疑問がある。おかしな上下関係が生まれ、人間関係がギクシャクする要因になるのではないかと思うことが多々ある


■今後の「新人の迎え入れ方」
その他、

若い人の意見を取り入れて新しい歓迎会のスタイルを模索したい
オンラインの歓迎会だったとしても、同じものを注文して味わうなど一体感を演出したい
リモート勤務でスタッフが各々離れた場所にいるので、それぞれの地元の名物を持ち寄り紹介しあうことで、地元の経済活性化にもつながる会を催したい

など、新たな新人歓迎会のスタイルを模索する意見が寄せられ、従来の「新人歓迎会」「宴会」という方法に固執することなく、新人自身の気持ちに配慮し、チームビルディングにつながる形で新人を迎え入れることで、組織のパフォーマンスをさらに向上したいと考えている人が一定数いる実情が浮き彫りになりました。

弊社では、本調査結果を踏まえ、2022年以降も、それぞれの組織においてパフォーマンスを向上させられるような新人の迎え入れ方をご提案してまいります。

■本調査に関するお問い合わせ先
本調査の詳細な結果につきましては、お問い合わせくださいませ。
株式会社Tenmaru
〒106-0042
東京都港区麻布狸穴町44-1
https://www.ten-maru.co.jp/
TEL: 03-6230-9942
MAIL: info@ten-maru.co.jp
担当:諸戸



プレスリリース提供:PR TIMES

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