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NPO法人なんとかなる

横須賀市唯一の自立準備ホーム「なんとかでき荘」運営をスタート。NPO法人なんとかなるは少年院・刑務所等出身の若者の受け入れを加速します。

(PR TIMES) 2021年12月11日(土)16時15分配信 PR TIMES

家で暮らせない若者の自立支援を、「住まい・仕事・学び」の3点セットで提供します。

この度、NPO法人なんとかなるが運営する中間支援施設「なんとかでき荘」は、法務省横浜保護観察所から横須賀市では唯一となる「自立準備ホーム」に登録されました。これを受けて、「家で暮らせない若者の自立支援」というミッションを「住まい・仕 事・学び」の提供を通じて実践する取り組みを、さらに加速させてまいります。
■自立準備ホームに登録されました
「自立準備ホーム」とは、少年院や刑務所を仮出院・仮出所して、満期となるまでの間(概ね半年間)、食事付きの住居(帰住先)を提供する施設です。法務省管轄のサービスで、類似施設に更生保護施設がありますが、自立準備ホームは比較的規模が小さい分家庭的環境を用意できます。1泊およそ4000円が施設運営者に支給され、当事者がいない時には特段の支援はありません。

[画像1: https://prtimes.jp/i/91750/3/resize/d91750-3-39dab37762d81bb6e9f7-3.png ]


これまでNPO法人なんとかなるでは、任意の中間支援施設「なんとかでき荘(定員5名)」で少年院や刑務所等を出院・出所した若者を受け入れてきました(なお、自立援助ホーム「なんとかなり荘(定員6名)」では児童養護施設や一時保護所を退所した若者を受け入れてきました)。この度「なんとかでき荘(定員5名)」が自立準備ホームとして登録されました。横須賀市は横須賀刑務支所・久里浜少年院が立地する地域ですが、これまで更生保護施設も自立準備ホームもなかったので、大きな一歩だと考えています。

■社会的課題
少年院、刑務所などから出院・出所した後、家族が身元引受人にならず行き場をなくしてしまう若者たちが少なからずいます。二十歳に満たない若者が家庭を頼れず自分一人で「住まい」や「仕事」を探すことは極めて困難です。結果として「ヤクザ」や「性風俗」といった住み込みで働けるところからの甘い言葉や、反社会・裏社会からの再犯リスクに引き寄せられてしまいかねません。
ともすると「同情」すら届きにくい場所にいる彼ら/彼女らの自立を支援していくことが私たちの使命です。また「福祉/司法/教育」あるいは「国/県/市」といった行政の区分にとらわれずに、民間だからこそ当事者起点で課題に向き合っていきます。

■共同代表コメント
岡本昌宏:これまで多くの若者を受け入れてきました。職場・住居そして食事をなるべく自然な形で、それこそ「知り合いのおっちゃん」になったつもりで提供してきました。今後も、行き場のない若者を受入れ、住まいを提供し、進学や就職などの社会的な自立に必要な支援を行ってきています。より多くの大人が少しずつ関わっていき、いつでも帰ることのできる居場所を作りたいと考えております。
吉田雄人:横須賀市長時代には国の事業ということで取り組むことができなかった少年院や刑務所を出た若者の支援について、住居という面で法務省と連携して取り組めることに大きな可能性を感じています。今後も「国や市」といった行政の区分ではなく「家で暮らすことのできない若者」という、当事者起点で課題に向き合っていきたいと考えております。

■NPO法人なんとかなるが提供する価値
「住まい」「仕事」「学び」を三点セットで若者に届けることで、真の自立支援が可能となるという信念のもと、施設の運営や就労支援・学習支援等に取り組んでいます。
・住まい:「帰る場所」があることから自立へ取り組みが始まります。
・仕事:「働くこと」は社会的自立への大きな柱となります。
・学び:「学ぶこと」は可能性を広げ、自立を促進します。

合わせて「世代間の連鎖を断ち切ること」、「社会的関心を高め世間の偏見をなくすこと」、「制度のあり方を問い直すこと」、「施設の『中』と『外』を繋いでいくこと」、「施設を出た後の支援(アフターケア)」などにも取り組んでいきます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/91750/3/resize/d91750-3-93370b0a210748848a9d-4.png ]



■会員の募集・寄付の募集について
NPO法人なんとかなるでは、若者の立ち直り支援のために必要な費用を、行政からの措置費と不安定な助成金、そして会員の皆さまからの会費やご篤志によってまかなっています。
行政からの措置費で必要なものはいただけますが、NPOの独自事業(例:臨床心理士によるカウンセリング費用)にはあてることはできません。助成金は毎年数件応募して、落選当選を繰り返しています。そこで、会員の皆さまからの会費やご篤志は、安定的な事業実施のためにどうしても必要です。是非とも入会・寄付をご検討いただけますと幸いです。

●賛助会員・年会費:1口1千円(個人)、5千円(団体)
※1口でも大変ありがたいですが、複数口いただけますともっとありがたいです。
●正会員:入会金:1万円(個人・法人)、年会費:1万円(個人)、5万円(団体)

振込先(必ずご連絡ください):
ゆうちょ銀行 当座 店名:〇二九(ゼロニキュウ)
口座番号:0139202 口座名義:なんとかなる


■NPO法人なんとかなる 法人概要
公式URL:https://nan-toka-naru.net/
住所:神奈川県横須賀市馬堀町3-12-1
代表理事:岡本昌宏
代表理事:吉田雄人
理事:菅野潤
監事:松井眞紀
事務局長:高木尚
法人番号 2021005010699
設立認証年月日 2016年7月13日

■このプレスリリースに関するお問い合わせ
広報担当:堀川
電話:046-890-0177
メール:info@nan-toka-naru.net



プレスリリース提供:PR TIMES

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