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【宮崎県高鍋町「二ノ丸文教歴史館」内覧会レポート】“人づくり、国づくり”を展示と物語で学ぶ新拠点12月21日(土)誕生

(PR TIMES) 2024年12月23日(月)11時45分配信 PR TIMES

高鍋町の歴史と未来を結ぶまちづくりビジョン「歴史と文教の城下町の再生」の実現に向け、藩校「明倫堂」に息づく精神を現代に。未来への知恵へとつながる施設を目指す。


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Photo : Nacasa & Partners inc.

企業と社会、地方と世界との関わり方を考え・つくるクリエイティブカンパニー株式会社トモダチ(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:梶友宏)は、宮崎県高鍋町に12月21日(土)にリニューアルオープンした「高鍋町歴史総合資料館」の企画・デザインを担当。「二ノ丸文教歴史館」の愛称と共に、まちづくりビジョン「歴史と文教の城下町の再生」を推進する象徴的な施設として生まれ変わりました。
本施設は、“人づくり、国づくり”をテーマに、高鍋藩主らが築いてきた知恵や文化を歴史資料や物語を通じて知ることができます。キャッチコピー「いつの時代も、国の未来は人だった」に込めた思いとともに、次の世代を担う人々が歴史から学び、地域の未来を考える場となることを目指します。
オープンに先立ち12月20日(金)にメディアや関係者に向けて本施設を初公開。黒木敏之高鍋町長を始め、議会議員の皆様や関係者、トモダチ代表の梶友宏が出席し、ここから高鍋町の新しい歴史の一歩を祝いました。歴史と未来が交差する新しい体験を、ぜひ「二ノ丸文教歴史館」でお楽しみください。
大胆な絵巻物の世界がここに「『二ノ丸』を高鍋の物語を伝える場所にしたい」
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黒木敏之高鍋町長
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テープカットセレモニーの様子

これまでに20万人以上が訪れたという本施設ですが、最近ではコロナ後はめっきり来館客数も減っており、リニューアル後は、コロナ以前の平均年間来館者数3,000人から、50%増の5,000人を目標に掲げています。
内覧会前の黒木敏之高鍋町長のご挨拶では、「『歴史と文教の城下町』として資料館は、人を惹きつける場所にしないといけないと考えた。そこで、クリエイティブディレクターとして梶友宏氏を召喚し、郷土史に詳しい石川正樹氏や清水正恵氏の協力も得て、大胆な発想で、大胆な絵巻物の世界をつくることができた。『二ノ丸』に人がもっと集まり、高鍋の物語を伝える場所にしたい。高鍋の未来をここから語りたい」と熱い想いをお話しされていました。
さらに「このリニューアルは一歩に過ぎない。子どもたちが学びやイベントなど人が集まれる場所へとしていきたい」と抱負を語っていらっしゃいました。
高鍋藩主たちの歴史を物語で紡ぐ、高鍋町の未来を志向した歴史資料館
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民俗資料の寄贈品がカテゴリーで大量に展示されていた改装前の2階
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『絵巻物』のように、高鍋藩の草創期から晩期までの人づくりの歴史を物語で知ることができる空間に/Photo : Nacasa & Partners inc.

「二ノ丸文教歴史館」は、クリエイティブ・ディレクター梶友宏と、郷土史に詳しい石川正樹氏や清水正恵氏の意見も頂いた上で、高鍋の人づくりの歴史を物語として描き出しました。空間は、赤と黒を基調にした力強くグラフィカルなデザインで表現されています。
これまで町民の自宅に残されていた民俗資料の寄贈品が並べられていた2階を、1986年の設立以来初めて全面的に改装しました。新たに、草創から続く高鍋藩の物語や、「三名君」として知られる秋月種茂、上杉鷹山、黒田長舒、そして藩校「明倫堂」とそこから輩出された賢人たちを紹介します。
種茂公の取り組みを子どもたちへ、SDGsが掲げる17の目標で表現
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秋月種茂公が取り組んだ高鍋藩の善政を、SDGsで表現した展示

2階の見所として、高鍋藩第七代藩主秋月種茂公が導入した、国内でも早い時代に実施された子育て支援制度や山林政策など、現在のSDGsに通じる政策は、未来をつくるためのヒントを得られる内容となっています。内覧会でも「小学生や若者が自分ごととして楽しみながら学べるように、種茂公の取り組みをSDGs17の目標で表現しました」と梶友宏が説明していました。


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株式会社トモダチ代表 梶友宏

1階には、城下町高鍋にまつわる歴史資料をはじめ、高鍋町にある日本遺産・持田古墳群に関連する貴重な出土品などが展示されています。中でも、県指定有形文化財の「豊臣秀吉朱印状」と「徳川家康朱印状」は、近世初頭に高鍋を治めた秋月種長に宛てた文書であり、当時の統治者とのつながりを示す重要な資料として必見です。これらの資料を通じ、時代の転換点における高鍋藩の歴史的役割を知ることができます。


[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/91446/3/91446-3-5d8db25c09ce7c17b5a5bffa308373a8-3000x2001.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1階 参勤交代に使われていた駕籠(かご)/Photo : Nacasa & Partners inc.

「歴史と文教の城下町」を担う新たな交流拠点
高鍋町では、2016年より「歴史と文教の城下町の再生」をビジョンに掲げまちづくりに取り組み、「歴史シンポジウム」を開催しています。また中学校では「明倫堂の教え」を唱和し、歴史の町の教えを学ぶ等、社会教育活動や学校教育を通しても歴史と文教のまちを推進してきました。
今後、「二ノ丸文教歴史館」を新たな交流拠点として、企画展の実施や子どもたちが高鍋の歴史と文化を学べるワークショップなども展開予定です。子どもから大人までが楽しめる展示や教育プログラムを通じて、未来の地域づくりに貢献する拠点となることを目指しています。
高鍋町二ノ丸文教歴史館 概要
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株式会社トモダチ 概要
スケートボードから行政まで、幅広いクライアントの経営課題を解決するクリエイティブデザインを行う、鎌倉のブランディングエージェンシーカンパニーTOMODACHI Ltd.。非観光地のコンテンツ創造プロジェクトとして、千葉県いすみ市にある築200年の古民家を改修した宿泊運営も手がける。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/91446/table/3_2_7cc52e5a7107514023b75e03ed59fa5d.jpg ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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