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シーメンス株式会社

シーメンス 2021年度 第4四半期決算発表 優れた業績を上げ、テクノロジーに特化した企業として順調なスタート

(PR TIMES) 2021年11月25日(木)20時45分配信 PR TIMES

受注、売上は二桁成長、主要事業であるインダストリービジネスの利益率は15.0%、主要各事業やすべての地域で増益を達成しました。

・ 2021 年度の受注は合計 714 億ユーロ、売上は 623 億ユーロと、2 桁の割合で伸びを示しました
(2020 年度:受注 580 億ユーロ、売上 553 億ユーロ)。
・ インダストリービジネスの利益(Adjusted EBITA)は 17%大幅増の 88 億ユーロ - 利益率(Adjusted EBITA)は 15.0%に上昇(2020 年度:14.3%)
・ 純利益は純利益のガイダンスを上回って 59%増の 67 億ユーロ(2020 年度:42 億ユーロ)に増加
・ フリーキャッシュフローは 82 億ユーロの新記録を達成(2020 年度:64 億ユーロ)
・ 1 株当たり 4.00 ユーロの配当を提案(2020 年度:3.50 ユーロ)
・ 2022 年度の見通し:シーメンスでは、売上は前年同期比で 1 桁台半ばの成長を見込み、PPA 前の基本的な 1 株当たり利益は 8.70〜9.10 ユーロ(2021 年度:8.32 ユー
ロ)と予想
[画像1: https://prtimes.jp/i/88631/3/resize/d88631-3-5b1648b8c25bd13368be-0.jpg ]

【URL】https://new.siemens.com/jp/ja/company/press/pr-20211111.html
【URL】https://new.siemens.com/jp/ja/company/press/pr-2021q4result.html

シーメンスは、2021 年度(2021 年 9 月 30 日締め)に、67 億ユーロの純利益を記録し、純利益のガイダンスを上回る優れた業績を達成しました。4 つのインダストリービジネスすべ てにおいて、また、すべての地域において増益を達成し、テクノロジーに特化した企業への 変革が成功したことを明確に示しました。新型コロナウイルスパンデミックの影響を受けた 複雑なマクロ経済環境や、主に電子部品や原材料に関連するサプライチェーン・リスクが継 続していましたが、これらのリスクを軽減することができました。シーメンスは、大幅な景 気回復と、特に自動車、機械製造、エレクトロニクスなどの主要市場やほとんどのインフラ 関連分野における継続的な成長の恩恵を受けました。

シーメンスの監査役会と取締役会は、2021 年度の優れた業績と、将来の成長に対する大き な自信を反映し、1 株当たりの配当金を前年の 3.50 ユーロから 4.00 ユーロに引き上げるこ とを提案します。

「私たちは、テクノロジーに特化した企業として、非常に順調なスタートを切りました。厳 しい環境の中、市場シェアを獲得し、純利益のガイダンスを明確に上回りました。この勢い は 2022 年度も続くでしょう。私たちは、お客様をサポートし、デジタル化とサステナビリ ティという大きな成長要因から利益を得るための理想的な立ち位置にあります。私たちには 正しい戦略があり、何よりも、最高のチームがいます。個人的には、世界中のチームの素晴 らしい貢献に大変感謝しています」--シーメンス AG 社長兼 CEO ローランド・ブッシュ
[画像2: https://prtimes.jp/i/88631/3/resize/d88631-3-cd04cea30bd01263c49f-1.jpg ]


「記録的なフリーキャッシュフロー、堅調な売上成長、そして高い収益性を同時に達成し、 シーメンスのパフォーマンス能力と強靭性を改めて証明しました。株主の皆様にも、この好 調な業績が還元されます。非常に魅力的な配当金、堅調な株価成長、そして新たな自社株買 いプログラムにより、当社は引き続き魅力あふれる総株主利益を提供していきます」--シー メンス AG 最高財務責任者 ラルフ・P・トーマス

純利益が大幅に増加 - フリーキャッシュフローが過去最高水準に
2021 年度のシーメンスの売上は、前年同期比で 11.5%増の 623 億ユーロ(2020 年度:553 億ユーロ)となりました。受注は 21%増の 714 億ユーロ(2020 年度:580 億ユーロ)と大 幅に増加しました。

インダストリービジネスの利益(Adjusted EBITA)は、17%増の 88 億ユーロでした。インダ ストリービジネスの利益率(Adjusted EBITA)は、合計 15.0%(2020 年度:14.3%)となっ ています。純利益は 59%増の 67 億ユーロ(2020 年度:42 億ユーロ)となり、純利益ガイ ダンスを上回りました。シーメンスは、2021 年度の見通しを 4 回上方修正しています(直 近では純利益を 61〜64 億ユーロと予想)。純利益に対する基本的な 1 株当たり利益は合計 で 7.68 ユーロ(2020 年度:5.00 ユーロ)となりました。

フリーキャッシュフロー(継続事業および非継続事業)は 82 億ユーロと新記録を達成し (2020 年度:64 億ユーロ)、インダストリービジネスのフリーキャッシュフローも前年比 約 38%大幅増の 98 億ユーロと新記録を達成しました(2020 年度:71 億ユーロ)。

出荷受注比率は 1.15 と、傑出した水準にあります。

Q4 - 好調な年度末を迎えて
シーメンスは、複雑なマクロ経済環境が続く中、2021 年第 4 四半期にも多くの主要市場で 成長機会を十分に活用しました。第 4 四半期には、特に電子部品や原材料に関連する進行中 のサプライチェーンの課題を首尾よく緩和しました。2021 年第 4 四半期の受注は 191 億ユ ーロ(2020 年第 4 四半期:151 億ユーロ)と、引き続き非常に好調で、すべてのインダス トリービジネスで、またすべての事業地域で、デジタルインダストリーズとモビリティに牽 引されて増加しました。売上も増加し、前年同期比で 10%増の 174 億ユーロ(2020 年第 4 四半期:148 億ユーロ)となりました。この増加は主に、デジタルインダストリーズとSiemens Healthineers が 2 桁の成長を遂げたことによるものです。出荷受注比率は 1.09 であ り、依然として 1 を大幅に上回っています。

インダストリービジネスの利益(Adjusted EBITA)は、23 億ユーロ(2020 年第 4 四半期: 26 億ユーロ)となりました。前年同期の利益(Adjusted EBITA)には、ベントレー・システ ムズへの出資に関連した 5 億ユーロのプラス効果がありました。また、スマートインフラス トラクチャーは、前年同期に事業売却による 2 億ユーロの利益を計上しました。2021 年第 4 四半期、シーメンスは 13.8%という堅実な利益率(Adjusted EBITA)を達成しました。上 述の 2 つの影響を調整した結果、利益率は前年同期比で安定していました。

純利益(継続事業)は 22%増の 13 億ユーロ(2020 年第 4 四半期:10 億ユーロ)となりま した。しかし、非継続事業からの利益が 2020 年第 4 四半期に比べて大幅に減少したことが マイナスの影響を与えました。2020 年第 4 四半期にはシーメンスエナジーのスピンオフに よる利益が計上されました。その結果、純利益は 13 億ユーロ(2020 年第 4 四半期:19 億 ユーロ)となっていました。

フリーキャッシュフロー(継続事業および非継続事業)は 38 億ユーロと、再び優れた水準 に達し(2020 年第 4 四半期:38 億ユーロ)、インダストリービジネスのフリーキャッシュ フローは約 21%の大幅な増加で 38 億ユーロになりました(2020 年第 4 四半期:31 億ユー ロ)。

2022年度の見通し
シーメンスの 2022 年度の見通しは、世界の GDP が減速しつつも健全な成長を続けているこ と、新型コロナウイルスやサプライチェーンの制約による事業への課題が 2022 年度中に緩 和されることを前提としています。このような状況と、シーメンスの 2021 年度が非常に好 調であったことから、インダストリービジネスは引き続き収益性の高い成長を続けるものと 考えています。

シーメンス・グループについては、売上成長率は前年同期比で 1 桁台半ば(為替変動とポー トフォリオの影響を除く)、出荷受注比率は 1 を超えるものと見込んでいます。

デジタルインダストリーズ、2022 年度の売上成長率は、前年同期比で 5%から 8%、利益率 を 19%から 21%と見込んでいます。これには、大規模なソフトウェア事業の一部でソフト ウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)への戦略的移行にともなう最大 2 ポイントの既知の逆 風が含まれます。

スマートインフラストラクチャーの 2022 年度の売上成長率は、前年同期比で 5〜8%と見込 んでいます。
利益率は 12%〜13%を見込んでいます。

モビリティの 2022 年度の売上成長率は、前年同期比で 5%から 8%と見込んでいます。
利益率は 10.0%〜10.5%と見込んでいます。

シーメンスは、このインダストリービジネスの収益性の高い成長により、購入価格配分前の 純利益から得られる基本的な EPS(PPA 前の EPS)が、2021 年度の 8.32 ユーロから 8.70〜 9.10 ユーロに増加すると見込んでいます。シーメンスは、ポートフォリオ最適化戦略を厳 格に実行することで、フレンダー事業の売却、ベントレー・システムズおよびチャージポイ ント・ホールディングスへの投資の撤退、ソートワークス・ホールディングへの出資の再評 価により 15 億ユーロの純利益を得た 2021 年度と同様の貢献ができると想定しています。

この見通しには、法規制上の問題による負担は含まれていません。

【参考資料】
本資料はシーメンス AG(ドイツ・ミュンヘン)が2021年11月11日(現地時間)に発表したプレスリリースの一部を日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語・英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。
https://press.siemens.com/global/en/pressrelease/earnings-release-and-financial-results-q4-fy-2021

シーメンス AG について
シーメンス AG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、170 年にわたり、卓越したエンジニアリング、イノベー ション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業でありつづけています。ビルや分 散型エネルギーシステム向けのインテリジェントなインフラストラクチャー、プロセス産業や製造業向けの自動化、 デジタル化の分野を中心に、世界中で事業を展開しています。シーメンスはデジタルと現実世界を結びつけること で、お客様と社会に貢献します。鉄道、道路交通のスマートなモビィティー・ソリューションの主要サプライヤー であるモビリティを通じ、シーメンスは旅客および貨物サービスの世界市場の形成をサポートします。さらに上場 会社である Siemens Healthineers の過半数の株式を保有することで、医療技術やデジタル・ヘルスケア・サービ スの世界の大手サプライヤーでもあります。また、送電および発電の世界のリーダー企業であり 2020 年 9 月 28 日 に株式上場したシーメンスエナジーの過半数未満の株式を保有しています。2021 年 9 月 30 日に終了した 2021 年 度において、シーメンスグループの売上高は 623 億ユーロ、純利益は 67 億ユーロでした。2021 年 9 月 30 日時点 の全世界の社員数は 30 万 3000 人です。詳しい情報は、http://www.siemens.com にてご覧いただけます。

日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887 年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、130 年以上にわたり日本のお客様から信 頼を寄せられるパートナーとして尽力してまいりました。海外のシーメンス同様、都市化、人口動態、気候変動、 グローバル化、そしてデジタル化といったメガトレンドに対して最適なソリューションをご提案しています。シー メンスは先進的な製品やサービス、ソリューションにより、お客様に競争優位性をご提供しつづけるとともに、昨 今の環境問題に対応してまいります。2020 年 9 月末に終了した 2020 年度において、日本のシーメンスの売上高は 約 1582 億円、社員数はおよそ 2,300 人です。詳しい情報は http://www.siemens.com/jp にてご覧いただけます。



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