プレスリリース
2016年の「国立公園満喫プロジェクト」発足とともに設立し6年目を迎える「国立公園オフィシャルパートナーシッププログラム」。参画している民間企業・団体は昨年9月で7社が加わり、現在112社。
環境省では、「明日の日本を支える観光ビジョン」に基づき「国立公園満喫プロジェクト」を推進中。国内外の誘客を促進、自然を満喫できる上質なツーリズムを実現し、国内外の利用者が長く滞在し、保護と利用の好循環により、優れた自然を守り地域活性化を図るべく様々な取り組みを行っています。その取組のひとつとして、国立公園オフィシャルパートナーシッププログラムを実施し、企業との協力により国立公園の魅力を発信しています。
今回は昨年9月に新たに同プログラムに参画した企業7社のお取組を中心に紹介します。
オフィシャルパートナー企業の取組事例
■川崎重工業株式会社 https://www.khi.co.jp/
*参画の目的
高齢者や障がい者のご家族が、当該者を国立公園の様な遠方に連れて行くことに対してハードルがあることを知りました。そのハードルの半分が、目的地に行くまでの間に存在することがわかり、移動時間そのものを信じられないぐらいに短時間化出来れば、ハードルがなくなるのではないかと考えたことが、参画の目的となりました。
*取組紹介
中部山岳国立公園(平湯・上高地)において、国立公園1ヵ所と東京を1時間で結ぶ移動サービスの実証実験を行いました。Youtube公式チャンネル及び、公式ホームページ等で国立公園における取組の情報を発信しています。
今後も人員輸送や物資輸送の負担軽減のための輸送手段の造成や、都市圏と国立公園を1時間で結ぶ移動サービスの実施拡大を目指して取り組むとともに、国立公園の魅力を広く発信していきます。
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■株式会社Challenge Outdoor https://challengeoutdoor.co/company
*参画の目的
日本にある素晴らしい環境をまだ知らない国内外の方に知ってもらい、利用していただくため行なっている様々な企画をさらに広げ、多くの方に利用していただくために参画させていただきました。
*取組紹介
西表石垣国立公園において、「旅行中のCO2削減と海岸清掃や珊瑚を守る活動をセットにした自然を考えるサスティナブルツーリズムモデルコースの造成事業」を実施しました。また大山隠岐国立公園でも「謎解きイベント」を実施し集客に成功しました。今後も幅広く連携した取り組みを実施し、国立公園の魅力を発信します。
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■日産自動車株式会社 https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology/blue-switch.html
*参画の目的
日産自動車は、EV(電気自動車)活用による地域課題解決を目指す「ブルー・スイッチ活動」を推進しており、自然豊かな国立公園でのEVの活用が“環境に優しい観光の実現“に貢献できると考えたため参画させていただきました。
*取組紹介
EVで阿蘇くじゅう国立公園内及び周辺地域の観光スポットを訪れた際の優遇施策を設定し、ドライブマップ形式のチラシを配布。また全国第1号のゼロカーボンパークである中部山岳国立公園(乗鞍高原・松本市)でのキャンプミーティングに参画し、EVを電源としてコーヒーマシーンを稼働する等環境に負荷をかけない取り組みを実現。今後もEVを用いた取り組みや魅力発信を続けていきます。
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■一般社団法人ネイチャーホスピタリティ協会 https://nature-hospitality.or.jp/
*参画の目的
2016年発足の(一社)ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構の涌井会長から、温泉の多い国立公園を通じた交流人口の拡大と利用促進を目的とした検定事業実施のアドバイスをいただき、環境省様とお話をし、OP参画の運びとなりました。
*取組紹介
日本初!ナショナルパーク検定がスタート。第1回ナショナルパーク検定を実施しました。
※第1回検定のお申込みは終了しております。
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■株式会社マップル https://mapple.com/
*参画の目的
当社は、地方創生事業として地域の自治体・DMO様との連携によるインバウンドプロモーション活動を行う中で、環境省の掲げる趣旨に賛同し、国立公園に関しての理解を深め普及促進する取り組みをスタ―トしました。
*取組紹介
主に一般利用者にとって有効性の高い情報を整理・選定し、翌年度に実施するデータ整備計画を策定しました。 また、当社インバウンドメディア「DiGJAPAN!」WebおよびFacebookにて「吉野熊野国立公園」の情報を投稿拡散し、海外ファン層への魅力発信と認知度アップを図りました。 引き続き、データ整備に向けた活動を行い、海外ファンに対して魅力を発信します。
[画像5: https://prtimes.jp/i/88615/3/resize/d88615-3-874c75bf377ab6ec17a5-4.png ]
DiGJAPAN! 掲載
英語:https://digjapan.travel/en/blog/id=12516
中国語繁体字:https://digjapan.travel/zh_tw/blog/id=12516
日本語:https://digjapan.travel/blog/id=12516
■AIGLE (株式会社ラコステ ジャパン) https://www.aigle.co.jp/
*参画の目的
まちと自然をつなぎ、寄りそうフランス生まれのライフスタイルブランドとして、自然と寄りそうくらしを愉しむデスティネーションである国立公園の保全と利用促進、認知拡大を推進するため、参画しました。
*取組紹介
2021年は阿蘇くじゅう国立公園内グランピング施設の特別プランへの協賛とその紹介コンテンツの制作を通じて阿蘇くじゅう国立公園の魅力を発信。ブランドのアイコンである長靴を活用したアップサイクルワークショップや訪問者へのノベルティグッズ提供、また施設関係者への物品提供などを行いました。今後も国立公園の魅力発信に向けて施設やイベントへの協賛・物品の提供とその情報発信を通して、国立公園の魅力を広く伝えていく取り組みを行います。
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■両備ホールディングス株式会社 https://www.ryobi-holdings.jp/
*参画の目的
瀬戸内海国立公園、大山隠岐国立公園内にてフェリーやグランピング施設を運行・運営させていただいており、国立公園のすばらしさなどを国内外の旅行者に少しでもお伝えするお手伝いが出来ればと思い参画いたしました。
*取組紹介
自社施設及び交通機関にてリーフレットを設置。また、動画による国立公園情報の発信のほか、運営施設を活用した大山隠岐国立公園でのイベントを実施しました。情報発信冊子において、瀬戸内海国立公園、大山隠岐国立公園に関する特集ページを組んだほか、WebやSNSでの情報発信を行いました。今後も全国の国立公園へのツアー造成の座組を検討するとともに、国立公園と連携した取り組みを推進していきます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/88615/3/resize/d88615-3-c73749d41c7fd257e12a-5.png ]
そのほかのオフィシャルパートナー企業の取組についても環境省国立公園満喫プロジェクトサイト( http://www.env.go.jp/nature/mankitsu-project/ )において紹介しています。
2021年取組報告:
http://www.env.go.jp/nature/mankitsu-project/pdf/2022/partner_report_202201.pdf
3月31日に、新たに7社とオフィシャルパートナーシップを締結
新たなオフィシャルパートナー企業を迎えるべく、第9回締結式を開催致します。
*開催概要*
日時:3月31日(木)14:00〜15:00
場所:中央合同庁舎5号館22階 環境省第1会議室
締結パートナー企業等(7社) 五十音順
・株式会社アイズ
・一般社団法人エコロジック
・株式会社ストンプ・スタンプ
・株式会社阪急阪神百貨店
・株式会社ビーエスシー・インターナショナル
・ベルトラ株式会社
・有限会社euphoria factory
取材のお申し込みなど、詳しくは報道発表をご確認ください。
http://www.env.go.jp/press/110800.html
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