• トップ
  • リリース
  • 「AIによるラベリングから逃れるためのカモフラージュ」を開発する「UNLABELED」が新作 “人として認識されなくなる”テキスタイルを発表「NEXUSVII.」とのコラボレーション作品も発売決定

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4
  • 記事画像5

Dentsu Lab Tokyo運営事務局

「AIによるラベリングから逃れるためのカモフラージュ」を開発する「UNLABELED」が新作 “人として認識されなくなる”テキスタイルを発表「NEXUSVII.」とのコラボレーション作品も発売決定

(PR TIMES) 2021年10月12日(火)12時45分配信 PR TIMES

性別、年齢、趣味趣向、様々な個人情報が同意なく活用されるいま 初の新作展示会を10月22日(金)よりDESIGNART TOKYO 2021(渋谷PARCO1F COMINGSOON)にて開催

テクノロジーを起点とした社会課題の解決や、あたらしい表現開発を実践するDentsu Lab Tokyo(東京都港区)がQosmoと共に立ち上げたテキスタイルレーベル「UNLABELED(アンラベルド)」は、10月22日(金)より開催する日本最大級のデザイン&アートの祭典「DESIGNART TOKYO 2021」に参加。初の新作展示会『Camouflage Against the Machines』を開催し、AI監視社会において身を守るためのカモフラージュをアパレルブランド「NEXUSVII.」との限定コラボレーションで発表します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/88502/3/resize/d88502-3-95b666462406f2375ddc-0.jpg ]


『Camouflage Against the Machines』開催の背景
私たちはAIによる監視の中を生きています。性別、年齢、趣味嗜好、人種。外見をベースにしたラベリング。それは、社会の安全や効率的な購買活動をもたらす一方、AIの「目」から身を守る術を私たちは持ちません。カモフラージュは元来、身を隠す目的のもとに軍事用途からはじまり、ファッションとしても定着しました。UNLABELEDは、その概念を更新し、「AIによるラベリングから逃れるためのカモフラージュ」を開発しました。画像に特定の柄を加えることでAIの誤認識を誘発する技術を応用しています。カモフラージュ柄の生成システムはQosmoが中心となって開発しました。

『Camouflage Against the Machines』企画概要

[画像2: https://prtimes.jp/i/88502/3/resize/d88502-3-88958980467a96cddaf1-5.jpg ]

・展示会名:『Camouflage Against the Machines』
・会期:2021年10月22日(金)〜10月27日(水)
11:00〜20:00(最終日は18:00まで)
・会場:COMINGSOON(渋谷PARCO 1階)
    東京都渋谷区宇田川町15番1号
・入場料:無料
・内容:「AIによるラベリングから逃れるためのカモフラージュ」を開発するUNLABELEDによる、アパルブランドNEXUSVII.との限定コラボ新作作品展示。
店舗自体を一つの作品として捉え、作品展示・販売とデモンストレーションを行います。
・DESIGNART特設サイト:http://designart.jp/designarttokyo2021/
・UNLABELEDサイト: https://unlabeled.jp/
※新型コロナウイルス感染症の影響により、一部内容に変更が発生する可能性がございます。


UNLABELEDのカモフラージュ柄について


[画像3: https://prtimes.jp/i/88502/3/resize/d88502-3-0492e5778c44e8356dfe-11.png ]

『Camouflage Against the Machines』のみどころ
「AIに人として認識されなくなるカモフラージュ柄*」を用いたスケートボードやフーディ、スウェット、トートバッグなどのプロダクト作品を展示・販売いたします。会場内のカメラの前に立っていただくことで「AIから人として認識されなくなる*」デモンストレーションをご体験いただけます。
UNLABELEDは、独自に開発したシステムによって「AIに人として認識されなくなるカモフラージュ柄*」「機械によるラベリングから逃れるためのカモフラージュ柄」を生成します。
柄の生成には、画像や映像に特定の柄を加えることで誤認識を誘発するAdversarial Patchと呼ばれる技術を応用しています。これにより任意の対象へのAIの認識を妨げることや、異なる対象として誤認識させることを可能にします。
柄によってAIに対する効果が異なるため、今回発表する作品にはそれぞれ認識率の記載がございます。詳しくはぜひ会場にてご確認ください。
*カモフラージュ柄は物体検出モデルYOLOv2をベースに生成しており、すべての監視カメラに対して有効なわけではありません。また、カメラの角度や距離、明るさなどの環境によって結果が異なる場合があります。


企画者からのコメント

UNLABELED 田中直基
タクシーに乗っていた時、座席に備え付けられているディスプレイに「カメラで性別や年齢を推定し最適なCMを流します」という注釈がつけられていて、機械の中では「見た目の性別」しか存在しないんだな、と疑問に思ったのがきっかけです。その後、このAIによる監視社会について、日本ではあまり問題になりませんが、欧米ではデモが起こったり法律ができるほどの問題になっていることを知りました。私たちは、モノづくりを生業にしているので、この問題に対してなるべく、楽しい手法でメッセージができたらと考えました。今回は「人間らしさを低下させるパターン」を制作しましたが、次の作品として「自分で性別を指定できるカモフラージュ」の開発にもチャレンジしています。ぜひ会場に足をお運びいただき、デモンストレーションを楽しんでいただければと思います。

NEXUSVII. 今野智弘
今回、ファッション誌『SILVER』 などを主宰されている友人の千葉君を通じてこのプロジェクトをご紹介頂き、内容に惹かれました。我々、ネクサスセブンとしてもブランドコンセプトの主軸をミリタリーに置いているということもあり、カモフラージュとは切っても切り離せない関係性があることから、UNLABELEDのチームの皆様と一般的に認知されているカモフラージュ柄をベースにAIに対して実際に迷彩機能を付帯させた『現代版カモフラージュ』を今後も追求していきながら、それに伴った商品開発も御一緒に進めて行ければと考えています。


「UNLABELED」x「NEXUSVII.」限定コラボレーション作品 販売概要

スケートボード、フーディ、スウェット、トートバックや反物(生地)などの作品を展示・販売いたします。


[画像4: https://prtimes.jp/i/88502/3/resize/d88502-3-e9d06d27144219f36bd8-12.png ]



スケートボード
新作のカモフラージュをプリントしたスケートボードデッキです。
シリアルナンバーが記載されます(限定20枚)
・サイズ:8インチ
・予定価格:36,000円(税込)

フーディ・クルースウェット
新作のカモフラージュをプリントしたフーディ・クルースウェットです。
オリジナルのラベルには、AIの認識率や柄の生成に用いた技術情報などが記載されます。
・サイズ:L、XLサイズ
・予定価格:
・フーディ:22,000円(税込)
・クルースウェット:20,000円(税込)

トートバッグ
・予定価格:15,000円(税込)
・サイズ:L

反物
・予定価格:4,000円(税込)/m、
・幅:144cm


DESIGNART TOKYO 2021


[画像5: https://prtimes.jp/i/88502/3/resize/d88502-3-c07ea7ca35a2b6c2a454-10.png ]

感動との出会いをボーダーレスにつなぐ
DESIGNART TOKYO は「INTO THE EMOTIONS 感動の入口」をコンセプトにしたデザイン&アートの祭典。東京を舞台に、世界中からインテリア、アート、ファッション、テクノロジー、フードなど、多彩なジャンルをリードする才能が集結し、都内各所で展示を開催します。各展示を回遊しながら街歩きが楽しめるこのイベントは、気に入ったらその場で購入可能な作品が多いのも特徴。街全体をミュージアムにして、かけがえのない出会いや感動をつないでいきます。
DESIGNART TOKYO 2021オフィシャルWEB サイト:http://designart.jp/designarttokyo2021/


Dentsu Lab Tokyo


[画像6: https://prtimes.jp/i/88502/3/resize/d88502-3-41d3d64b45f79c8aa872-6.png ]

Dentsu Lab Tokyo(デンツウラボトウキョー)は、研究・企画・開発が一体となったクリエーティブのR&D組織です。「PLAYFUL SOLUTION」「おもいもよらない」をフィロソフィーとしながら、デジタルテクノロジーとアイデアによって、人の心を動かす表現開発や、いま世の中が求める社会の課題解決を実践しています。
https://dentsulab.tokyo/


株式会社Qosmo


[画像7: https://prtimes.jp/i/88502/3/resize/d88502-3-91d97d2b5c6d3bbb42bb-7.png ]

2009年設立。アーティスト、研究者、プログラマ、デザイナーから構成される集団。ART—デジタル技術を生かしたアート作品の制作、R&D—AI技術などの研究開発、COMMISSION—企業・団体からの依頼による作品制作—を三つの活動の柱とする。
https://qosmo.jp


Dentsu Craft Tokyo


[画像8: https://prtimes.jp/i/88502/3/resize/d88502-3-65fe7e36e5bce7b0ee66-8.png ]

テクノロジー、デザイン、プロデュース。各領域のクリエーターが同居し「つくる」を展開するクリエーティブハウス、Dentsu Craft Tokyo。“Human Magic”をコンセプトに、アイデアの着想から制作、実現まで、クライアントやコンテンツホルダーの想いを高いクラフト力で具現化し、世の中に発信し続けています。
https://dentsucraft.tokyo


NEXUSVII.


[画像9: https://prtimes.jp/i/88502/3/resize/d88502-3-8e49f62e0786986925b0-9.png ]

NEXUSVII.(ネクサスセブン)は、文化的背景から生まれた、実用的価値と芸術的価値を纏った衣服を身に着けて過ごせる日常を理想と考えます。そして様々な場面に対応できるように「多面的な要素」を取入れ、「先人達の知恵」を知り、それらを受け継いだ「専門的技巧」を用いて現代に合う衣服として、10年を経た今日でもそうであるように試行錯誤を繰り返しています。
http://www.nexusvii.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る