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NTTビジネスソリューションズ

Mobile Mapping Systemを活用した配電設備の画像取得について

(PR TIMES) 2021年12月22日(水)14時45分配信 PR TIMES

 中国電力ネットワーク株式会社(本社:広島県広島市、代表取締役社長 松岡 秀夫 以下、中国電力ネットワーク)、NTT西日本グループに所属するNTTビジネスソリューションズ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:上原 一郎 以下、NTTビジネスソリューションズ)株式会社NTTフィールドテクノ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:岸本 照之 以下、NTTフィールドテクノ)、エヌ・ティ・ティ・インフラネット株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 黒田 吉広、以下、NTTインフラネット)は、本日からMobile Mapping System※(モービルマッピングシステム 以下、MMS)を活用し、中国電力ネットワークが運用保守を行っている配電設備(電柱や電線など)の画像取得を開始します。
※:ステレオカメラ、3次元レーザー計測器などの機器を車両に搭載し、走行しながら建物や設備などの3次元座標データを取得するシステムです。
1.取り組みの概要
 本取り組みでは、NTT西日本グループの通信設備におけるデジタル・トランスフォーメーション(DX)の知見を活かし、中国電力ネットワークが運用保守を行っている中国エリアの約200万本の電柱を対象に、最大10台の車両を用いて約10万kmを走行することで配電設備の画像取得をめざします。MMSで取得した配電設備の画像により、正確な位置、設備状況の把握が可能となり、従来現場に出向き目視等で確認していた現場調査業務の効率化が期待できます。

2.各社の役割
(1)中国電力ネットワーク
・保有する配電設備をDX活用によりデータ化し、業務効率化を実現
(2)NTTビジネスソリューションズ
・プロジェクトマネジメント(車両製作、環境整備、走行 等)
(3)NTTフィールドテクノ
・通信インフラの事業運営で実現している画像情報取得のための技術支援
(4)NTTインフラネット
・空間マネジメントシステム(トリプルIP(R))の提供、MMS車両の製作、現地走行の実施

3.今後の取り組み
 中国電力ネットワークは、将来的には、取得した画像からAIにより不良箇所を自動判別するなど、配電設備の点検業務への活用を進め、点検業務の効率化・省力化に取り組んでまいります。
 また、中国電力ネットワーク、NTT西日本グループ、NTTインフラネットは、今後もAI・IoTを活用したDXや一部業務の共同化検討等を推進し、電力、通信設備の運用保守の高度化や、労働生産性の向上に努めてまいります。

[画像: https://prtimes.jp/i/85099/3/resize/d85099-3-1d8d7abbf8667269430c-0.png ]


プレスリリース提供:PR TIMES

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