• トップ
  • リリース
  • <「子どものアレルギーとスキンケア」に関する意識調査>花粉症の親の約7割が「子どものアレルギーが不安」。花粉症でない親は3割強と、意識に約2倍の差が!

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4
  • 記事画像5

翠松堂製薬株式会社

<「子どものアレルギーとスキンケア」に関する意識調査>花粉症の親の約7割が「子どものアレルギーが不安」。花粉症でない親は3割強と、意識に約2倍の差が!

(PR TIMES) 2022年02月17日(木)11時45分配信 PR TIMES

一方で、親のアレルギー体質の有無に関わらず、重要なリスク情報は届いていない!?「アレルギーは肌から連鎖的に発症する」ことを知らない親は7割も!

翠松堂製薬株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:谷村 真一)は、第一子出産を控えた女性264名、第一子を1年以内に出産した女性264名を対象に「子どものアレルギーとスキンケア」に関する意識調査を実施しました。
今回の調査は、季節性のアレルギーである「花粉症」の有無による親の意識や実態の差も明らかにし、アレルギーの正しい知識取得、「洗浄+保湿」により乳幼児をアレルギーから守る「予防スキンケア」の重要性を啓発することを目的としています。 
【調査結果のポイント】
1.子どものアレルギーへの不安意識。花粉症を持つ親は約7割、花粉症でない親は3割強と、約2倍の差が!
・「子どものアレルギーが不安」と回答した花粉症を持つ親は69.3%となり、さらに症状が深刻なほど不安が大きいという結果に。一方、花粉症でない親は35.6%にとどまり、その差は約2倍。親のアレルギー体質の有無で、子どものアレルギーへの不安意識に差があることが明らかになった。


2.2人に1人がアレルギー発症要因の理解が不足。「遺伝」と「生まれた後の環境」の両方が知られていない。
・子どもがアレルギーを発症する主な要因について確認したところ、 「遺伝」と「生まれた後の環境」と正しく回答できた親は54.9%と約半数。どちらか一方だけと回答した親は45.1%と、約2人に1人が理解不足であることがわかった。


3.「アレルギーは肌から連鎖的に発症する」「産後すぐからのスキンケアがアレルギー予防に」、重要な〈リスク〉と〈ケア〉が約7割もの親に知られていない!
・「乳児期にアトピー性皮膚炎がある場合、成長にともなって食物アレルギーや喘息、鼻炎など他のアレルギー疾患を発症する確率が高くなる」ことを知っている親はわずか28.4%と、アレルギーは肌を起点に連鎖的に発症するという重要なリスク情報が約7割もの親たちに知られていないことが明らかになった。
・「アレルギー疾患の予防には、産後すぐから毎日、洗浄料で肌を清潔にして、保湿剤で肌を保護し続けることが重要である」ことを知っている親は34.7%と、アレルギー予防のための重要なケアも広く知られていないことがわかった。


4.アレルギー予防に重要なケア「洗浄+保湿」。約2割の親は保湿ケア不足、約8割は適切な洗浄ケアができていない。
・乳児期のアトピー性皮膚炎を防ぐには「産後すぐから毎日の洗浄と保湿ケア」が重要である中、毎日保湿ができていない親は15.9%、全身と頭髪に適した洗浄ケアができていない親が80.3%と、適切なケアが浸透していないことがうかがえた。


5.「子どものアレルギーの知識や対策」について、4人に1人の親が学べていない。
・学びの場は、情報サイトが最多で30.1%。次いで、小児科・皮膚科医が28.6%、産婦人科・助産院が24.6%となった。一方で、「学んだことはない」と回答した親は24.6%と、4人に1人が知識を習得できていない状況であることがわかった。


【調査結果(詳細)】
1.子どものアレルギーへの不安意識。花粉症を持つ親は約7割、花粉症でない親は3割強と、約2倍の差が!     
「お子さまのアレルギーについて、不安や心配がありますか?」と聞いたところ、花粉症を持つ親は69.3%、花粉症でない親は35.6%が「とてもある」「ある」と回答。花粉症でない親より花粉症の親のほうが、子どものアレルギーに不安や心配を抱いていることがわかりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/74451/3/resize/d74451-3-2210985a6d30e863364c-0.jpg ]

さらに、花粉症の親の中でも、医師の診断がある親は75.3%、医師の診断はないが自覚症状のある親は59.2%が「とてもある」「ある」と回答。自覚症状のみの親より、医師の診断がある親のほうが、子どもアレルギーに不安や心配を抱いていることが明らかに。親のアレルギー体質が深刻であるほど、子どものアレルギーにも不安や心配を抱きやすい傾向がうかがえました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/74451/3/resize/d74451-3-47b58c40a717efee66cf-1.jpg ]

一方で、「どちらとも言えない」「あまりない」「まったくない」と回答した親に理由を尋ねたところ(自由回答)、「産まれたばかりだから」「まだ離乳食が始まっていないから」「親がアレルギー体質でないから」などの声が見られ、『肌とアレルギーの関連性』が知られていない可能性がうかがえました。

〜回答した理由をお答えください〜
・まだ産まれたばかりだから(第1子を1年以内に出産したアレルギーのない親/32歳)
・離乳食をまだ始めてないからアレルギーがあるかわからない (第1子を1年以内に出産した花粉症の親/32歳) 
・夫も私もアレルギーがないから(第1子を1年以内に出産したアレルギーのない親/26歳)

2.2人に1人がアレルギー発症要因の理解が不足。「遺伝」と「生まれた後の環境」の両方が知られていない。        
「子どもがアレルギーを発症する要因」を確認したところ、「親がアレルギー体質などの『遺伝的な要因』と『生まれた後の環境的な要因』の両方によって発症する」ことを正しく理解している親は54.9%と約半数でした。一方で、2人に1人の親はどちらか一方のみの認識となり、アレルギーの発症要因に対する理解が不足していることがわかりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/74451/3/resize/d74451-3-048fefd1ca52866cceda-2.jpg ]

3.「アレルギーは肌から連鎖的に発症する」「産後すぐからのスキンケアがアレルギー予防に」、重要な〈リスク〉と〈ケア〉が約7割もの親に知られていない!              
「乳幼児の肌とアレルギーに関する知識」を確認したところ、「乳児期にアトピー性皮膚炎がある場合、成長にともなって食物アレルギーや喘息、鼻炎など他のアレルギー疾患を発症する確率が高くなる」という情報を知っている親はわずか28.4%。約7割の親は、アレルギーが「肌を起点に連鎖的に発症する」というリスクを認識していないことが明らかとなりました。
また、「アレルギー疾患の予防には、産後すぐから毎日、洗浄料で肌を清潔にして、保湿剤で肌を保護し続けることが重要である」ことを知っている親は34.7%と、アレルギー予防のための重要なケアも広く知られていないことがわかりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/74451/3/resize/d74451-3-4f472be335ce95e9d0f6-3.jpg ]

4.アレルギー予防に重要なケア「洗浄+保湿」。約2割の親は保湿ケア不足、約8割は適切な洗浄ケアができていない。 
第1子を1年以内に出産した親に「お子さまの保湿ケアの頻度」を聞いたところ、「毎日保湿する」と適正な頻度を回答した親は84.1%。約2割は実践できていないことが明らかとなりました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/74451/3/resize/d74451-3-2fe69276ba90940e8ba3-4.jpg ]

さらに、「お子さまの洗浄ケアの方法」を聞いたところ、「全身洗浄料で身体と顔を洗い、頭髪用洗浄料で頭を洗う」という適切なケアを実践している親はわずか19.7%。約8割の親が適切な洗浄ケアをできていないことがわかりました。中でも、全身用洗浄料のみで完結させている親が70.5%と最も高い割合となりました。

[画像6: https://prtimes.jp/i/74451/3/resize/d74451-3-4713ec6658d40eb646a0-5.jpg ]

5.「子どものアレルギーの知識や対策」について、4人に1人の親が学べていない。
「お子さまのアレルギーの知識や対策のための情報を学んだ場所」を尋ねたところ、情報サイトが最多で30.1%。次いで、小児科・皮膚科医が28.6%、産婦人科・助産院が24.6%となりました。一方で、24.6%が「学んだことはないと」回答しており、親の約4人に1人が子どものアレルギーの知識や対策について、習得できていないという実態が明らかとなりました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/74451/3/resize/d74451-3-beab49abdcf6da5ee58c-6.jpg ]



【調査概要】
方法:インターネット調査
期間:2021年12月28日(火)〜2022年1月3日(月)
対象:
●第1子の出産を控えた女性264名
(花粉症を含むアレルギーを持っている方132名/花粉症を含むアレルギーを持っていない方132名)
●第1子を1年以内に出産した女性264名
(花粉症を含むアレルギーを持っており、第1子はアレルギーのない方132名/花粉症を含むアレルギーを持っておらず、第1子もアレルギーのない方132名)


【監修専門医のコメント】
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 小児医科学特命教授
福山市民病院 兼務 池田 政憲 先生

肌とアレルギーは密接に関連しています。
アレルギー予防には、洗浄と保湿による『予防スキンケア』の実践が重要です。

今回の調査から、親御さんのアレルギー体質の有無で、お子さんのアレルギーへの不安意識に差があるとともに、
「アレルギーの発症要因」や「肌とアレルギーの密接な関連性」が十分に理解されていない実態も明らかになりました。

アレルギー疾患は、「遺伝因子」「生まれた後の環境因子」が複雑にからみあい、発症していくものと考えられています。また、近年、乾燥や湿疹によりバリア機能が低下した肌からアレルゲンが侵入することで、さまざまなアレルギーの発症リスクが高まることが明らかになり、アレルギー予防には生後すぐからのスキンケアが重要であることが解かってきています。

アレルギー素因を持っているお子さんでも、湿疹などをしっかり予防することでアレルギーの発症をある程度抑えていくことができます。また、素因を持っていないお子さんでも、スキンケアを怠り、肌のバリア機能が低下することで、肌からアレルゲンが侵入し、アレルギー反応を起こすこともあります。

乳幼児期にアトピー性皮膚炎を発症してしまうと、その後、食物アレルギーや喘息などさまざまなアレルギー疾患を発症する(アレルギーマーチ)確率が高まります。そのため、お子さんのアトピー性皮膚炎の予防のためには、皮膚を清潔に保つ「洗浄」と、潤いを保って肌を保護する「保湿」をセットにした『予防スキンケア』を、産まれて間もない頃から実践することをお勧めします。

一方で、「子どものアレルギーの知識や対策」について、4人に1人の親御さんが学べていないという実態も明らかになりました。子どものアレルギー予防は、乳児からの初動のケアが重要となるため、我々医療機関も含め、より多くの妊婦さんや親御さんに対して、予防スキンケアに対する啓発活動を行っていく必要があると感じます。 


【翠松堂製薬株式会社とは】
翠松堂製薬(本社:東京都中央区銀座4-8-10)は、有効性、安全性の高い医薬品や機能性食品をご提供し、皆様の快適な毎日をサポートする製薬会社です。
創業は1570年、室町時代末期です。江戸時代には、時の関白二条家より直参調薬所としてのお墨付きをもらい、「二条殿御薬所」として宮中をはじめ、全国的に秘伝の民間薬や漢方薬を販売しておりました。
現在は、永年培われた伝統を今に活かしながら、医薬品にとどまらず健康食品や機能性化粧品という新たな分野の開発にも挑戦し、多様化するニーズにお応えできるよう、日々取り組んでおります。



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る