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Saudi Basic Industries Corporation (SABIC)

SABIC、9年連続で「Top Employer Asia Pacific」に認定

(PR TIMES) 2022年01月31日(月)16時15分配信 PR TIMES

総合化学製品業界の世界的リーダーであるサウジ基礎産業公社(Saudi Basic Industries Corporation、以下SABIC(サビック))は、世界的な権威として知られる認定機関のTop Employers Instituteにより「トップ・エンプロイヤー・アジア パシフィック(Top Employer Asia Pacific)」に9年連続で認定されました。
同社の従業員を第一に考える姿勢と、さまざまな革新的なソリューションを通じて、将来の課題に対する従業員への取り組みが評価されました。また、SABICは、Top Employers Instituteによりアジアの主要な5つの市場で「トップ・エンプロイヤー2022(Top Employer 2022)」に認定されており、中国では12年連続、日本、インド、韓国、シンガポールでは9年連続での認定となりました。
[画像: https://prtimes.jp/i/49179/3/resize/d49179-3-186bc6293e0af5e9ad3d-2.jpg ]


Top Employers Instituteは、人事分野のベストプラクティスを調査する「HR Best Practices Survey」を実施し、その結果に基づき、組織や企業をTop Employerに認定しています。同調査は、人事戦略(People Strategy)、職場環境(Work Environment)、人材獲得(Talent Acquisition)、ラーニング(Learning)、ウェルビーイング(Well-being)、ダイバーシティ&インクルージョン(Diversity & Inclusion)を含む、人事を中心とした20項目を評価対象としています。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は自動化、AI、デジタル技術の導入を加速させるきっかけとなりました。SABICはこの変化を受け入れ、業界において一歩先を進むことを目標に、ワークプロセスを再設計し、変化に適応できる職場づくりをしています。SABICのアジア太平洋地域の人事チームは、従業員がどこにいても適切なリソースをすぐに利用できるように、さまざまな取り組みを率先して展開してきました。これには、人事管理プロセスの自動化、従業員とのバーチャルな接点の増加、個人に対する継続的な学習と成長の機会の提供などが含まれます。

SABICの人事リーダーは、適切なスキルとマインドセットを持つグローバルなビジネスリーダーを育成するために、柔軟性のあるリーダーシップ・モデル「SABIC Leadership Way(SLW)」を構築しました。SABICのSLWモデルは2021年に、世界有数の調査・アドバイザリー企業であるガートナー社から、他の企業が採用すべきベストプラクティスとして認められています。このSLWモデルは、ポジティブなリーダーシップ行動を奨励することで、リーダーシップ文化に関する戦略的な洞察をリーダーに提供し、ビジネス・コンテクストの変化、特に新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を起因とする変化に応じて、個人が成長し、適応していけるようにサポートします。また、人材の確保、従業員エンゲージメント、業界の認知度向上にも活用されています。

また、SABICがAIチャットボット「Amber」の導入により、従業員とのつながりや従業員エンゲージメントを向上させたことも高く評価されており、アジア太平洋地域では80%以上という高い従業員エンゲージメント率を誇っています。このチャットボットは定期的に従業員に連絡を取り、SABICでの仕事についてのフィードバックを求めます。また、コロナ禍が広まる中、SABICでは従業員のメンタルヘルスとウェルビーイングの重要性が認識されており、このチャットボットを双方向コミュニケーションツールとしても活用しています。

さらに、Amberを補完するものとして、2021年6月には社内オンライン・プラットフォーム「SABIC & You(SAY)」をアジア太平洋地域で導入しました。このプラットフォームは合理的で使いやすいインターフェースを搭載しており、従業員は人事に関する質問やフィードバック、提案を直接送ることができます。SAYの導入以来、従業員からの問い合わせは800%以上と大幅に増加し、同地域におけるSABICの多様な人材のコミュニケーションやつながりを深めることに役立っています。これらの統合的な取り組みは、ポジティブで、迅速かつ総合的な従業員体験を構築し、有意義な従業員サポートを提供することを目的としています。

Top Employers Instituteの最高経営責任者(CEO)であるデイヴィッド・プリンク(David Plink)氏は、次のように述べています。
「一昨年と同様に昨年は世界中の組織にとって厳しい一年でしたが、SABICは職場において人事関連の優れたベストプラクティスの維持を優先的に実践してきたことを継続的に示していました。同社は、変化する職場環境の課題に対応し、従業員の生活にプラスの影響を与えるためにたゆまぬ努力を続けています。今年、それぞれの国でTop Employerに認定された組織の皆様、誠におめでとうございます。」

SABICの中東アフリカおよびアジア地域人事担当ゼネラルマネージャーのモハメド・アルナフィ―ア(Mohammed Al-Nafea)は、次のように述べています。
「このような厳しい時代の中、短期的・長期的に労働力の混乱が続いており、地域全体で新しい働き方に迅速に適応していく必要があることを痛感しています。当社は、従業員が継続的に成長できるように、さまざまな新しい学習・開発プラットフォームを導入し、人事戦略を進化させてきました。Top Employerに9年連続で認定されたことは、変革を続ける当社にとって大きな成果の一つです。当社では、ダイナミックで才能あふれるチームの成功を支援する協力的な職場環境構築に努めています。当社にとって、従業員こそが、化学業界の世界的リーダーになるために不可欠なリソースです。従業員に有意義な能力開発の機会や、成長のための適切なツールを提供することによってこそ、当社のビジネスは継続的に成功し、成長軌道に乗ることができると考えています。」

SABICは従業員の成長意欲を高めるため、2021年に「Project Endeavor」の強化版を開始しました。Project Endeavorは、2020年に初めて導入したプラットフォームで、さまざまなビジネスプロジェクトに関心のある従業員に、幅広い業務を通じた能力開発の機会を提供するものです。この取り組みは、部門を超えたコラボレーション、ネットワーキング、露出(exposure)、新しい学びといった豊富な機会を提供し、従業員から好評を博しています。また、本プログラムは、アジア太平洋地域においてより多くの従業員から新鮮な洞察と才能を見出したいと考えているビジネスリーダーにとっても、ウィンウィンの関係を効果的に築くのに役立っています。

SABICは引き続き、よりよい明日に向けて従業員を支援することにコミットし、さまざまな取り組みを進めてまいります。

【SABIC について】
SABIC はサウジアラビアのリヤドに本社を置く世界的な総合化学企業です。南北アメリカ大陸、欧州、中東およびアジア太平洋地区において化学品、汎用ならびに高性能プラスチック、農業用肥料、金属など、様々な製品を製造しています。

SABICは、建設、医療機器、包装資材、農業用肥料、電気・エレクトロニクス、輸送およびクリーンエネルギーなどの主要なエンドマーケットにおいて、事業機会を創出・拡大することで顧客のビジネスをサポートしています。2020年の総製造量は6,080万トンでした。

世界中に約32,000人以上の従業員を擁し、世界50カ国で事業を展開し、イノベーションと創造の精神を社内で育んでおり、現在、全世界で9,946もの特許を出願しています。米国、欧州、中東、南アジア、北アジアの主要5地域にイノベーション・ハブを構え、多くの研究資源を保有しています。

【Top Employers Instituteについて】
Top Employers Instituteは、人事分野の卓越したベストプラクティスを評価する世界的な権威で、これらのベストプラクティスの普及を加速させることで、より良い職場環境の構築を支援しています。Top Employers Instituteの認定プログラムにより検証・認定された企業は、選ばれた雇用主として認知されます。30年前に設立されたTop Employers Instituteはこれまでに、120の国や地域で1,600以上の組織をTop Employersとして認定してきました。これらの認定を受けた組織は、全世界で700万人を超える従業員の生活にプラスの影響を与えています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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