プレスリリース
日本進出本格化…東京で初の公式的事業説明会
- “日韓財界、スタートアップの育成で協力”...経団連・韓経協が2日、東京でフォーラム開催
- ローアンドカンパニー韓国のリーガルテック代表として出席…“目標は、法律AIサービスにより日本市場に進出すること“
-3月の新経済連盟との面談に続き日本進出に拍車かかる“国内のB2Bセールスネットワークを有するパートナー探し”
(2024/04/03=Law&Company)韓国のリーガルテック企業、ローアンドカンパニー(Law&Company)が日本市場への進出を本格化する。ローアンドカンパニーのキム・ボンファン代表取締役は4月3日、東京の経団連会館で開かれた「日韓スタートアップ連携フォーラム」で、日本の主な公的機関及び大企業、CVC(大企業ベンチャーキャピタル)を対象に初の公式的な事業説明会を行ったことを明らかにした。
日韓経済界・産業界、スタートアップ中心の相互協力の在り方を模索
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4月2日午後、東京所在の経団連会館で開かれた「日韓スタートアップ連携フォーラム」にて参加者らの団体写真。(後列右から2番目がローアンドカンパニのキム・ボンファン代表取締役)
「日韓・韓日未来パートナーシップ基金」が主催し、日本経済団体連合会(経団連)、韓国経済人協会(韓経協)が支援する日韓スタートアップ連携フォーラムは、2日、東京の経団連会館で開催された。同フォーラムには、ローアンドカンパニー及びリートン(wrtn)、アリコーン(Alicorn)、コロセウムコーポレーション(Colosseum Corporation)等、日本への進出を希望する韓国のスタートアップ企業10社が参加した。日本側からは、日本貿易振興機構(JETRO)及び伊藤忠商事、三井住友銀行、帝人等、日本の公的機関や銀行、大企業等計11社が参加し、韓国のスタートアップ企業への投資を検討、相互協力の在り方を模索した。
同フォーラムを主催した日韓・韓日未来パートナーシップ基金は、両国の財界を代表する経団連と 韓経協が次世代への交流と産業協力を目標に、去年3月発足した財団で、同フォーラムもスタートアップの育成や協力拡大の必要性に両国の経済界が意見を合わせるために開催された。
ローアンドカンパニー(キム・ボンファン代表取締役)“韓国代表として出席…‘AI法律秘書‘サービスで挑戦”
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4月2日午後、東京所在の経団連会館で開かれた「日韓スタートアップ連携フォーラム」にてキム・ボンファン代表が日本の主な公的機関・大企業・CVC(大企業ベンチャーキャピタル)の前で初の事業説明を行っている。
キム・ボンファン代表取締役は、「両国の経済交流を深める意義深い場に韓国のリーガルテック企業の代表として招待され光栄だ」とし、「苦難もあったが法律サービスの進展と大衆化に取り組んできた努力を認められたようで嬉しい」と感想を述べた。また、「代表サービスであるロートックは、韓国国民が毎年、5780万分以上使用し、公開後120万件の法律相談が行われている『国を代表するプラットフォーム』に成長した」と発表し、「ロートック、AI 法律サービス(ビックケース)に続いて、6月に発売予定のAI 法律秘書『スーパーロイヤー』が商用利用することになれば、ローアンドカンパニーは総合リーガルテック企業 へと飛躍する展望だ」と述べた。
また、「韓国トップのリーガルテック企業という成果を果たしたローアンドカンパニーの次の目標は、日本市場への進出だ」とし、「法律のシステムが韓国と似ている日本の法律市場においても、『AI 法律秘書』スーパーロイヤーの競争力を明らかに証明したい」と意気込みを見せた。
キム代表“日本内のセールスネットワークを有するパートナーと協力を求め”... “ソフトバンク・楽天も面談予定”
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ローアンドカンパニーのキム・ボンファン代表取締役
発表直後、現場で行われた「1:1 ネットワークミーティング」にてローアンドカンパニーは、日本内のセールスネットワークを有するパートナーの確保に多くの時間を割いた。キム代表は、「今後、ローアンドカンパニーは、『韓国のリーガルテック輸出1号企業』である同時に、両国のリーガルテック発展の架け橋となる」と述べ、「本日を機に、韓国トップのリーガルテック企業というビジョンをアジアトップのリーガルテック企業へと拡大したい」と抱負を述べた。
ローアンドカンパニーは、今日、ソフトバンクと楽天グループの関係者と面会する。この場でキム代表は、法律AIの開発など、ローアンドカンパニーの技術力及びグローバル進出計画等について説明し、日本の法律市場に向けた具体的な協力の在り方を模索する予定だ。
ローアンドカンパニー「DX総合EXPO」参観及び新経済連盟と面談等日本財界との交流大幅に拡大中
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ローアンドカンパニーのロゴ
一方、今年に入ってローアンドカンパニーと日本の経済界との交流は一層活発になっている。先月中旬には、新経済連盟の関係者らがローアンドカンパニーを訪問し、経営陣と日本進出について面談を行った。同連盟は、楽天グループが会長を務めている日本の革新産業団体である。同連盟は、今回の訪問を機に、韓国のベンチャー企業協会と合同ビジネスプログラムや定期交流会を推進するなど、引き続き協力を強化する予定だという。
同フォーラムに先立って、ローアンドカンパニーは2月、日本最大規模のDX (デジタルトランスフォーメーション)博覧会「DX総合EXPO」に参加し、現地企業と積極的に交流を行った。キム代表は、弁護士ドットコム、リーガルオンテクノロジーズなど日本の代表的なリーガルテック企業関係者に現場で会い、グローバルの法律AI技術の現状を共有し、日本を始めグローバル進出への多様な戦略について話し合った。
< ローアンドカンパニー(Law&Company)>
ローアンドカンパニーは金本桓(キム・ボンファン)代表と共同創業者の鄭載聖(チョン・ジェソン)副代表が大韓民国 法律市場の大衆化、先進化を目指して設立したリーガルテックスタートアップであります。 法律総合ポータル「ロートーク(Lawtalk)」とAI法律情報サービス「ビッグケース(Bigcase)」を運営しており、今年上半期にB2B SaaS「スーパーロイヤー」のリリースを控えている。
<主なサービス>
ロートーク:毎月130万人の利用者が訪れ、月2万件以上の相談が行われる国内を代表する法律総合ポータル。
・2014年リリース。弁護士と依頼者が自由にコミュニケーションできる空間を提供し、誰でも簡単に法律サービスを利用できるように支援する韓国1位の法律ポータルに成長(2022年 累積訪問者数 2300万人)
・依頼者は、ロートークで弁護士検索など、法律に関するあらゆる情報を検索し、事前相談を通して必要な分野の弁護士を探し、問題を解決することが可能。
・弁護士は、得意分野を生かし、かつ自身の地域の依頼者に会うことが容易に。
:2024年2月末現在の累積法律相談件数は約114万件。
ビッグケース:国内最高水準のAI技術力と国内最多の判例(443万件)データを結合したシステムにより最適な法律情報検索を実現。
・2022年リリース。AI基盤の統合法律情報サービスとして、国内すべての法令と決定例、有権解釈、各級裁判所の判例など443万件のデータを最先端AI技術を通じて迅速かつ簡単に検索することが可能。
:2024年2月末現在、裁判所、検察などの機関と弁護士、ロースクール生、警察、弁理士、ジャーナリストなど約3万人の会員が使用中。
・近年サブスクリプション型有料サービス「ビッグケースPlus」をリリース。
このサービスは会員弁護士会員を対象に、注釈書、有料論文など幅広く質の高い実務法律情報を無制限で提供すると共に個別の犯罪に対する判決量、刑期別比重、期間別推移などの情報を視覚化して提示する「ビッグケースグラフ機能」を提供。
スーパーロイヤー:生成AI技術を使用した未来型サービスで、弁護士業務の効率を飛躍的に向上させる弁護士向けB2B SaaSソリューション。
・スーパーロイアーは生成AI技術を基盤にLLM(Large Language Model)、Fine-tuning、RAG(Retrieval Augmented Generation)、Prompt Engineeringなどの技術要素を統合的に組み合わせた法律実務に最適化されたモデル。3月中にβ版リリース、6月中に正式リリースを目標としている。
・弁護士が▲法律リサーチ ▲法律文書の草案作成 ▲法律文書の要約及び争点整理などを行えるよう、多数の機能を搭載する予定。
: 弁護士業務の生産性と効率性を飛躍的に向上させることが可能
プレスリリース提供:PR TIMES