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一般社団法人竹芝タウンデザイン

東京・竹芝の夜に3Dプリンタで生まれる あかりの庭 が出現― 学生たちが”古の庭”に想いを馳せ、”新しい庭”を創る『みらい作庭記2023』―

(PR TIMES) 2023年10月30日(月)13時45分配信 PR TIMES


○東京都港区で2020年10月にまちびらきした水辺の複合施設「ウォーターズ竹芝」。その中央に位置するプラザ(芝生広場)は、来街されたお客さまや地域の皆さまの憩いの空間として親しまれており、思い思いに「水辺の自由時間」をお過ごしいただいています。

○このたびウォーターズ竹芝では、昨年に引き続き、慶應義塾大学 田中浩也 環境情報学部教授率いる慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下、SFC)田中浩也研究室と連携し、研究室の学生たちとともに東京の水辺空間に「新しい庭」を創る取組みを行います。第3弾となる今年は、3Dプリンタ特有の造形表現と照明の融合を通して、夜の屋外空間を再構築した展示を行います。

○展示されるオブジェをもとに、未来の「庭」がどのような場所であるべきか、「ありうべき可能性」を広く議論するために、ハッシュタグ #みらい作庭記 を用いた情報発信や意見交換も行う予定です。江戸時代を起源とする浜離宮恩賜庭園を臨むウォーターズ竹芝で、令和時代の学生が始める新しい庭づくり『みらい作庭記』をぜひご体験いただき、未来の可能性を探る営みにもご参加ください。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130412/2/130412-2-e6c53f417436f7636b0da83fb695d5bc-604x340.jpg ]


【展示概要】
タイトル: 『みらい作庭記2023』
開催期間: 2023年11月3日(金祝)〜2023年11月4日(土)
開催時間: 17:00〜20:00
会  場: ウォーターズ竹芝プラザ(芝生広場)
内  容: あかりのひょうちゃく、あかりのたわむれ、オリアソビ
料  金: 入場無料
URL: https://waters-takeshiba.jp/
ハッシュタグ: #みらい作庭記
※やむを得ず展示内容や開催日時などを中止・変更する場合があります。ご了承ください。
※雨天の場合は一部作品の展示を中止します。

【『みらい作庭記』について】
『作庭記』は平安時代に書かれた日本最古の庭園書で、「枯山水」という語の初出文献です。
「山や海などの自然景観を思い起こし参考にする」「過去の優れた作例を模範としながら、家主の意趣を配慮しつつ自らのデザイン感覚で仕上げる」など、作庭の基本的な作法がまとめられ、現代にも影響を与えています。私たちはこの方法を継承しながら、3Dプリンタを使用し、新たな夜あかりと屋外空間の再構築を目指します。竹芝の土地、人、環境と呼応しながら、その場所だからこそ生まれる「みらい」の庭が誕生します。

【作品と制作者コメント】
■あかりのひょうちゃく
○松岡佑馬(慶應義塾大学 総合政策学部 3年)高橋美帆(慶應義塾大学 環境情報学部 3年)
新たな住処を求める発光生物達は沢山の生物が住む地球にやってきました。彼らが最初に着いたのは人里から離れた山奥。そこから流木に乗って海を漂流し、ウォーターズ竹芝にも辿り着いたようです。人間から排除されないように、「外灯」としての機能を進化させ、人間社会に溶け込もうとしています。その進化の様子を楽しんでいただけたら幸いです。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130412/2/130412-2-d3ddcde75fe1ab4bbecbfae7691a7db4-604x340.png ]


■あかりのたわむれ
○知念司泰(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科1年 X-lightscapeプロジェクトチーム)
地上に到達した発光生物達は、"人が動かせる外灯"として人間界に馴染もうとします。一般的な外灯は静的で夜間空間の用途を限定しますが、発光生物たちは用途や状況に応じて自由に動かせることで周囲の新たな魅力や、居場所を発見する相棒となります。彼らとともに暗闇のウォーターズ竹芝の新しい魅力を発見していただければ幸いです。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130412/2/130412-2-58fabc68b2a27659954534627db9b4db-604x340.png ]


■「オリアソビ」
○岡部紅有(慶應義塾大学 環境情報学部 4年)
江戸時代から人々に親しまれてきた折り紙を、柔らかいプラスチックを用いて3Dプリントすることによって、遊具を制作しました。ヨシムラ折りやソガメ折りという規則的なパターンを用いており、上から力を加えるとそれぞれ違う動きをしながら折りたたまれていきます。大きくなった折り紙と実際に触れて楽しんでいただけると幸いです。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130412/2/130412-2-e6e1a3ccf8a7de71722e3fbd31a7c549-604x340.png ]


■今後について
一般社団法人竹芝タウンデザインと田中浩也研究室では、東京都心に位置する「水辺の複合施設」というウォーターズ竹芝の特性を最大限に活かし、バイオマスプラスチックや生分解性プラスチック等を活用し、さらに脱炭素社会、資源循環社会に貢献していくものづくりを今後も連携して推進していくとともに、SDGsの推進や啓発にも寄与して参ります。

【慶應義塾大学SFC田中浩也研究室について】
2005年に発足した慶應義塾大学SFC田中浩也研究室は、3D/4Dプリンティングの可能性開拓にいちはやく取り組み、デザイン工学の立場からその先端を開拓してきました。今後はこれらの特徴を活用し、都市に存在する素材、形態、機能などを分析、解体、再編成し、新たなものへとつくりかえることによって、気候変動・生態系の回復・高齢化・移動・防災などの新たな課題に取り組む現在の都市に対して、新たな道筋を指し示す手掛かりとなるデザインを仕掛けるべく活動しています。
・研究室Webサイト http://fab.sfc.keio.ac.jp/
・X(旧Twitter) https://twitter.com/4Dfab_lab/
・Instagram  https://www.instagram.com/4d_fab_lab/
・YouTube https://www.youtube.com/channel/UCFWyMfRVr0tboUCUMiZe7Uw


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130412/2/130412-2-f3a97b3ad5b9f3abbef7e393cc410a02-604x340.jpg ]

【ウォーターズ竹芝について】
JR山手線・浜松町駅から徒歩6分、2020年10月にまちびらきした「JR東日本四季劇場[春][秋]・自由劇場」「アトレ竹芝」「メズム東京、オートグラフ コレクション」「竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)」「竹芝干潟」などからなる水辺の複合施設です。JR東日本グループが開発を行い、一般社団法人竹芝タウンデザインがタウンマネジメントを行っています。
なお、中央に位置するプラザ(芝生広場)は、来街されたお客さまや地域のお客さまの憩いの空間として親しまれているほか、ドラマ・CM撮影やイベントなどにも広く利用され、訪れる人に「水辺の自由時間」を提供しています。

「ウォーターズ竹芝」 公式ウェブサイト・SNSアカウント
・公式ウェブサイト https://waters-takeshiba.jp/
・X(旧Twitter) https://twitter.com/w_takeshiba/
・Instagram https://www.instagram.com/waters_takeshiba/
・Facebook https://www.facebook.com/waterstakeshiba/
・ハッシュタグ #ウォーターズ竹芝 #水辺の自由時間



プレスリリース提供:PR TIMES

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