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SNSアカウントでログインできるAccount Abstraction型ウォレット「TIPWAVE」のベータ版の開発を完了

(PR TIMES) 2023年09月13日(水)15時45分配信 PR TIMES

SNSアカウントを持っている全てのユーザが、ブロックチェーンにアクセスすることが可能となりました

Nextmerge株式会社(以下、Nextmerge)は、ERC4337に準拠した、Account Abstraction型ウォレット「TIPWAVE」のベータ版の開発を完了しました。

「TIPWAVE」とは、TwitterやDiscordのアカウントと連携可能なブロックチェーン上のウォレットサービスです。
TwitterやDiscordなどのSNSアカウントを持っているユーザーは、SNSアカウントと紐づくウォレットを「TIPWAVE」上で、簡単に開設することができ、ウォレットを保有する人に対してはもちろん、まだウォレットを保有していない人に対しても、NFTや暗号資産を送付することが可能となります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127581/2/127581-2-ccd8f8951aec376cddabb1d27cc91d4b-1600x900.png ]

これにより、SNSアカウントを持っている全てのユーザーが、ブロックチェーンを意識することなく、NFTや暗号資産を取り扱うことができるようになります。
「TIPWAVE」のベータ版のリリースは、10月末ごろを予定しています。


■「TIPWAVE」開発の背景

ブロックチェーン業界の抱える課題として、以下のような内容が挙げられます。
ウォレットやトークンを安全に扱うためには、ブロックチェーンに関する一定の知識が必要だった

トークンのやり取りを行う場合に、送付する人と受け取る人の両方がウォレットを保有している必要があった


ブロックチェーン技術を日常的に人々が利用するためには、ウォレットや知識のハードルを乗り越えなければなりません。
「TIPWAVE」はそのハードルを超えることができます。


■「TIPWAVE」でできること

SNSのID宛のトークンの送付

まだウォレットを持っていない人へのトークンの送付

TwitterでRTした人に対してのNFTの一斉配布



1.SNSのID宛のトークンの送付

宛先にSNSのIDを指定して、送付することが可能となります。

従来のウォレットでは、0xから始まる無機質な16進数のアドレス宛にトークンを送付するのが一般的でしたが、「TIPWAVE」は、SNSのIDに対してトークンを送付することができるため、トークンを送付・受取したことをより実感しやすいユーザー体験を得られます。


2.まだウォレットを持っていない人へのトークンの送付

まだ「TIPWAVE」上でウォレットとの連携がされていないSNSのIDに対してトークンが送られると、そのSNSのIDと対応するウォレットが「TIPWAVE」上で自動生成され、トークンを受け取ることが出来ます。


3.TwitterでRTした人に対してのNFTの一括配布

「TIPWAVE」ウォレットとSNSアカウントを連携することにより、SNSで「いいね」や 「RT」、「スタンプ」などの特定のアクションをした人に対して、一斉にトークンを送付する事ができます(詳細は後述)。


■TIPWAVEの技術的な特徴

ウォレットの自動生成

ノンカストディアルウォレット

ユーザーによる秘密鍵の管理の必要なし



1.ウォレットの自動生成

SNSアカウントの情報を利用し、トークンを受け取った瞬間にウォレットを生成することができます。
ユーザはトークンを受け取る際に、ウォレットを準備したり、インストールをする必要がなくなります。


2.ノンカストディアルウォレット

ノンカストディアルウォレットとは、ユーザーのみが秘密鍵を管理するウォレットのことです。弊社のデータベースにユーザーの秘密鍵は保存されないため、実質的にユーザーの資産をお預かりすることなく、ウォレットを提供することが出来ます。

「TIPWAVE」は、このノンカストディアルウォレット方式を採用しております。
※カストディアルウォレットとは、開発会社がユーザの資産を動かしたり、凍結したりすることができるように秘密鍵を会社が管理している仕組みで、資産やアクセス先すらも制限できてしまうものがカストディアルウォレットの中に存在しており、ユーザがどのように秘密鍵を管理するかが課題になっています。


3.ユーザーによる秘密鍵の管理の必要なし

Account Abstract の技術を活用することで、ノンカストディアルウォレットでありながらも、ユーザーが秘密鍵やシードフレーズの管理をすることなく、ウォレットを利用できる仕組みを実現しています。

秘密鍵は、「SNSアカウントにログインしている」という情報へ置き換わるため、ユーザーが従来のように秘密鍵を管理する必要はありません。


■Account Abstract (ERC4337)とは何か

秘密鍵を持つウォレット(EOA)と同じように、トランザクションの実行ができるスマートコントラクト型ウォレットです。


■「TIPWAVE」でのERC4337の利用

ベータ版では、ERC4337を利用し、「SNSアカウントにログインしている」という情報を用いて、署名を行っています。
今後のアップデートにて、ユーザは署名簿方式を自由に設定できるようにすることを予定してます。


■「TIPWAVE」の使い方

トークンを持っていないユーザーのウォレット生成(初めてウォレットを生成する場合)


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127581/2/127581-2-d516e9166757d2eea6ee39213b43b6ec-1600x900.png ]


既にトークンを受け取っているユーザーのウォレット生成方法(すでにウォレットが生成されている場合)


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127581/2/127581-2-fe76b3aab5d94def151f3c860a769ecf-1600x900.png ]


SNSのID宛のトークン送付


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127581/2/127581-2-f6f561f8e805e81479d5ddfa11a5cfae-1600x900.png ]



■ウォレットとX(Twitter)やDiscordの連携により可能になった機能

RTした人を集計して配布(X)

ハッシュタグや画像をつけて投稿したユーザーに対しての配布(X)

発言に対してリアクションを行ったユーザーへの配布(Discord)



上記のような、さまざまな条件を用意し、その条件を満たしたユーザーに対して、NFTなどを自動配布をすることが可能です。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127581/2/127581-2-ae91afd26f5a693ac6a28a3fefa79781-1600x900.png ]


応用例としては、
運営の告知などを拡散、フォローした人に対して、NFTや暗号資産を送るキャンペーン施策

来場者記念のNFTを配布するイベント施策


などのマーケティングに活用することが出来ます。


■課題とアップデート

現状の課題としては、SNSアカウントの凍結や乗っ取りなどによるリスクが挙げられます。

将来的には、
Googleアカウントを含めた様々なアカウントを複数紐づけることで、凍結リスクを回避

スマホのPINコードなど新たなサイン方法を設定し、乗っ取りを回避


ユーザーがセキュリティレベルを調整できるような仕組みを実装することで、より安全なウォレットサービスの実現を目指します。


■Nextmerge株式会社について

SNSアカウントがあるだけでログインできるAAウォレット「TIPWAVE」
SNS上でポイントやトークンを送付することができる「FOTEISON」を運営/開発しております。

「ブロックチェーンの技術を利用し、経済を『共通の規格』で扱えるようにする」という理念の下、ブロックチェーン、ゼロ知識証明を主軸とした最先端技術を活用してブロックチェーン技術のマスアダプションを進めます。



各種URL
・公式サイト:https://nextmerge.net
・ X(Twitter)連絡窓口(広報:飯島):@umakunaihouno
・FOTEISON:https://www.foteison.net


当リリースの連絡窓口
担当:飯島
ご連絡先:h-iijima@nextmerge.net


会社について
社名:Nextmerge株式会社
所在地:東京都文京区本郷4丁目1-1 菊花ビル7F
代表:杉田 真也
事業内容:電子ウォレットの開発・ブロックチェーンを利用したプロダクトの開発
設立日:2021年9月17日
会社HP:https://nextmerge.net




プレスリリース提供:PR TIMES

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