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DAC-NOTE株式会社、G-CHALLENGEファンド(グロービス)他個人投資家より、エンジェルラウンド・プレシードラウンドにて1400万円の資金調達を実施。

(PR TIMES) 2023年01月12日(木)18時40分配信 PR TIMES

「世界中からインフラ事故で不幸になる人をゼロにする」をビジョンに掲げ、現場最前線に寄り添った「本当に現場で使えるタブレットCADアプリ」を展開

橋梁やトンネル等のインフラ点検現場で、CAD図面に直接書き込みができるタブレットCADアプリ「DAC-NOTE」の企画運営を手掛けるDAC-NOTE株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:岡辺スバル雅之)はこの度、G-CHALLENGEファンド(※1)及び複数の個人投資家より、J-KISS型新株予約権発行による総額1,400万円の資金調達を行なったことをお知らせします。今回の調達による資金を活用し、2023年4月のリリースに向けてプロダクト開発を加速させます。

CEO岡辺のインフラ点検現場での経験をもとに「点検現場最前線に寄り添ったサービス開発」を重視し、タブレットCADアプリをはじめ、将来的には点検記録のクラウド管理、点検員の正確な位置情報把握、ドローン点検記録との連携、各種インフラの劣化予測等の機能を備えた、インフラ点検に関する総合プラットフォームを目指して参ります。

(※1)G-CHALLENGEファンドは、学校法人グロービス経営大学院と株式会社グロービスにより組成された、グロービス経営大学院主催のビジネスプランコンテストの受賞者向け投資プログラム。
[画像1: https://prtimes.jp/i/113366/2/resize/d113366-2-3944abc46ab5ecffcad1-0.jpg ]




「DAC-NOTE」開発の経緯


建設業界では、高度経済成長期に整備された橋梁やトンネル等のインフラ設備の急速な老朽化が進んでいることによる修繕作業への対応が急務となっています。その一方で、作業人員の高齢化や就業者不足、過酷な労働環境など多くの問題を抱えています。

2012年12月に発生した笹子トンネル天井板崩落事故では、9名の方が亡くなられました。
この事故では点検会社による定期点検の不備が原因の一つであったことが明らかになり、私たちはインフラ点検業務が安全で快適な日常生活を送るために非常に重要な役割を果たしていることを再認識しました。

いま業界では、将来に向かってますます高まるインフラ点検需要と人手不足のギャップを解決するため「現状の点検業務効率化と高い点検品質の両立」を図ることが、急務となっています。そのような中、CEO岡辺自身が現場で一番負担となっている問題を解決したい、との想いから「DAC-NOTE」のアイデアが生まれました。
それは「点検現場で紙に記録したことを、現場後にCADソフトに転記する」という問題です。「業界で当たり前になっているこの二重作業を何とかしたい」との一心で、タブレットCADアプリ「DAC-NOTE」の開発に至りました。




「DAC-NOTE」が本当に現場で使えるCADアプリである3つの特徴


現在いくつかの建設テックサービスが展開されていますが、実際にインフラ点検の現場最前線で利用するには操作が複雑であったり、現場でCADに直接書き込みができないなどの問題があります。「DAC-NOTE」はこれらの問題を解決するべく、何よりも「点検現場最前線に寄り添ったサービス」を重視して開発に挑んでいます。

1 操作画面がシンプル
画面上には点検現場で使う必要最低限、そしてどの発注者の業務でも共通する機能だけを搭載。シンプルな画面で直感的に操作できることから、説明資料がなくても誰でも簡単に操作ができます。

2 紙に書いているかのような書き心地
タッチペンを使うことで、まるで紙に書いているかのように滑らかに点検記録を書き込むことができます。

3 CADデータへの書き込みとデータ共有を可能に
タブレットに表示させたCADデータに直接書き込みができます。書き込んだ記録はインターネットを介してPC上のCADデータに反映できるため、「現場で紙に記録したことを、現場後にCADに転記するという二重作業」が解消できます。

※DAC-NOTEアプリ・サービスについてご興味をお持ちの方は、以下リンクからお名前等をご入力ください。より詳しいご案内をお届けいたします。(https://forms.gle/GLKXuc2QtZdubVmU6


※サービス紹介パンフレットはこちらからダウンロード頂けます。
https://prtimes.jp/a/?f=d113366-20230106-0b8d1c3dffe2b0d01f32394dd3b7e567.pdf

[画像2: https://prtimes.jp/i/113366/2/resize/d113366-2-fbb381e844076a111ad3-8.png ]



[画像3: https://prtimes.jp/i/113366/2/resize/d113366-2-6dc850ae0d9679a7dc3c-1.jpg ]




今回の引受先

●G-CHALLENGEファンド
●株式会社i-plug 代表取締役CEO 中野智哉氏
●Peaceful Morning株式会社 代表取締役社長 藤澤専之介氏
●Hike Ventures ジェネラル・パートナー 安田幹広氏
●ICVコンサルティング株式会社 代表取締役 今井將一氏



各投資家からのコメント

■G-CHALLENGE2021 審査員長 グロービス経営大学院研究科長(英語プログラム) 廣瀬聡氏

[画像4: https://prtimes.jp/i/113366/2/resize/d113366-2-94ba1f3c56abc755e71b-3.png ]

DAC-NOTEの代表の岡辺スバル雅之氏は、公共インフラ施設のメンテナンス現場での勤務経験を持ち、日本の公共インフラの劣化が進む現状に強い問題意識を持ってグロービス経営大学院に入学し、ビジネスプランを磨かれてきました。ビジネスプラン作成、そしてチーム作りの過程で、多くのグロービスMBA生が協力をしています。またエンジェル投資家として、グロービス経営大学院2012年卒業のi-plug代表の中野智哉氏が支援してくださっているのも、ありがたく思います。今後も私たちグロービス経営大学院は、事業の創造と社会の変革を志す起業家たちを支援してまいります。


■株式会社i-plug代表取締役CEO 中野智哉氏
[画像5: https://prtimes.jp/i/113366/2/resize/d113366-2-42fd5145575fc3f5f84f-6.png ]

岡辺さんはグロービス経営大学院の起業家クラブ(GEC)で出会いました。日本の公共インフラの劣化を何とかしたいという熱い想いとすぐに行動に移せる強さがあると感じました。人口減少が続く日本において公共インフラの課題はどんどん大きくなっていくと思います。そこにスタートアップの技術力と行動力で解決できることはたくさんあると思います。同じグロービス経営大学院の卒業生として、創造の志士として切磋琢磨して成長していきたいと思ってます。心から応援しています。



■Peaceful Morning株式会社 代表取締役社長 藤澤専之介氏
[画像6: https://prtimes.jp/i/113366/2/resize/d113366-2-f03f85a4331fc05675e8-13.jpg ]

日本国内だけでも年間10万ヶ所以上の橋やダムなどのインフラ設備の点検を行っており、慢性的な人手不足が業界課題であるとお聞きしました。業界内のインサイダーであり、ビジョナリーな創業者である岡辺さんなら、良いチームを作り、大きな社会課題を解決できるのではないか?心から応援したいという想いで出資をさせていただきました。同じ舟に乗れることを嬉しく思います。



■Hike Ventures ジェネラル・パートナー 安田幹広氏
[画像7: https://prtimes.jp/i/113366/2/resize/d113366-2-461d63aa3391ceab39b0-5.png ]

限られた予算と労働力で老朽化し続ける社会インフラを保守するには、テクノロジーを活用するのが近道ですが、現場で点検作業に従事する人たちが毎日使えるレベルのソリューションを開発するのは至難の技です。DAC-NOTEは、岡辺さんが長年培った現場のノウハウを凝縮したソリューションを開発しており、現場とテクノロジーのギャップを短期間で埋めることができるスタートアップです。将来的には、蓄積された保守データの活用と世界展開にも期待しています。



■ICVコンサルティング株式会社 代表取締役 今井將一氏
[画像8: https://prtimes.jp/i/113366/2/resize/d113366-2-4b18671ce692647e624f-4.jpg ]

『世界中から、インフラ事故で不幸になる人をゼロにする』DAC-NOTE株式会社が掲げるこのVISION・志。私たちの生活と非常に密接したものであると感じております。普段から私たちは、トンネルを通り、橋を渡り、時には時速100キロものスピードで、地上高数十メートルという高速道路の陸橋を走っていることもあります。それらを安全に交通できるのは“完璧”なる保守があってこそ。DAC-NOTEのサービスは、この“完璧”を補完していく上で、先進的な技術と情報で担保していくものであると、確信しております。“完璧”なる安全の担保のため、この技術と情報を活用していくDAC-NOTEを、私は応援しています。



DAC-NOTE株式会社 代表取締役CEO 岡辺スバル雅之


[画像9: https://prtimes.jp/i/113366/2/resize/d113366-2-a519c0228b10f6118abf-2.jpg ]

私は起業前、(株)特殊高所技術にて約8年間に渡ってインフラ点検の現場最前線で仕事をしてきました。その経験から私は「現場で本当に使いやすいデジタルツールには、使う人が直感的に使えるアナログ感覚が絶対に必要だ!」という信念を持っています。このように使う人の立場に寄り添ったツールを広く展開し、多くの現場最前線の方々に喜んで頂くことを目指しています。一方で私自身は現在もグロービス経営大学院で学ぶ立場でもあり、現場最前線にデジタルが入ることによるデータの最適な活用方法について、様々な検討を進めています。これら両者の視点、つまり現場最前線のニーズをがっちりと満たしつつも、そこからのデータ活用の力を活かすことで、日本中・世界中のインフラ分野の問題解決に貢献したい!という志をもって、これからも日々前進して参ります。


[画像10: https://prtimes.jp/i/113366/2/resize/d113366-2-772047645c78a434d0af-14.jpg ]




会社概要

会社名     DAC-NOTE株式会社
代表者     岡辺スバル雅之
資本金   4,500,000円(資本準備金を含む)
住所      東京都千代田区一番町6 相模屋本社ビル7階 一番町インキュベーションセンター内
設立     2022年3月30日
事業内容  「DAC-NOTE」の企画、開発、運営
ビジョン  「世界中からインフラ事故で不幸になる人をゼロにする」
HP    https://dac-note.jp/



問い合わせ先

DAC-NOTE株式会社 広報担当 鳥優花理
Mail:shiratori.yukari@dac-note.com
TEL:070-5362-0635(代表)



プレスリリース提供:PR TIMES

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