プレスリリース
ドローン搭載用レーザースキャナーの開発会社amuse oneselfが、総額10億円の資金を調達し、さらなるドローンの新規事業展開の加速化に着手
国内初のドローン搭載用レーザースキャナの製品化を初めとして、国土交通省との連携による陸上・水中ドローンの開発を成功させてきた株式会社amuse oneself(本社:大阪府大阪市、代表取締役:佐野 ひかる)は、総額10億円の資金を調達し、次世代ドローンとレーザースキャナーの開発および国内だけでなく海外での事業展開を狙った組織体制の強化を進めます。資金調達は、株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:奥村 洋治)を引受先とする第三者割当増資と、三井住友銀行、みずほ銀行等からの借入(融資枠を含む)により実現するものです。この資金を活用して、新たなドローン技術とデータ処理システムの開発体制を強化し、国内外での事業展開のためのエンジニアや技術営業職の採用を進めます。これにより、これまで40,000回以上のフライトデータから培った知識や、測量を専門としないユーザーの参入を可能にしたデータ処理のクラウド化など、ドローン計測システムの開発ノウハウを展開する新規事業の加速化を行います。
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資金調達に至った背景
当社は、これまで自己資金によって事業を展開してきましたが、拡大する顧客ニーズの要求に応えるだけでなく、海外からの引き合いの増加に対応しながらも、製品・サービスの安定供給あるいは強固な情報セキュリティの確保といった社会的責任を果たすために、事業の展開・成長と会社組織の拡充を図るための外部資金の調達を実施することにしました。
これにより、継続的な新規技術開発の推進、エンジニアや技術営業職の人材採用の促進、生産・調達体制の拡充と最適化および管理・組織体制の強化を加速化させます。
株式会社amuse oneself主要事業
1.レーザー計測による3次元測量
当社は、高密度点群データの取得が可能なグリーンレーザー技術の開発とその高度化により、ドローン搭載型レーザースキャナー「TDOT 3 GREEN(ティードット・スリー・グリーン)」を提供
しています「。TDOT 3 GREEN」をドローンに搭載することで、高密度点群データ取得により、短時間で広範囲の高精度3次元測量が可能になります。
「TDOT 3 GREEN」は、水に吸収されにくい特性を持ったグリーンレーザーを採用しているため、これまで近赤外線レーザーでは測定が困難だった、雨に濡れた地面や水中の地形に対しても、正確な点群データを取得することができます。
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2.長時間飛行ハイブリッドドローン
当社は、ドローン単体で6時間以上、レーザースキャナー搭載時でも2時間以上の長時間飛行が可能なハイブリッドドローン「GLOW.H(グロウ・ドット・エイチ)」を提供しています。長時間飛行が可能であることから、バッテリー切れを心配することなく広範囲の測量を一度に行うことができます。
スキャナー内部にAI処理を可能とするコンピューターを搭載したことで、データのクラウド処理機能と連携させ、いま知りたい情報のリアルタイム確認が可能です。得られたデータはLTE通信や衛星通信により遠方まで送ることができます。
防災、減災用途の測量から、これまで可視化しにくかった河川や港湾といった広域の測量の効率化と高度化が期待できます。
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会社情報
会社名 株式会社amuse oneself
代表者名 佐野 ひかる
設立 2011年 11月
本社所在地 大阪市北区堂島浜一丁目2番1号 新ダイビル24階 2401
事業概要
● ドローン搭載用レーザースキャナシステム「TDOT(ティードット)」の製造・販売
● オリジナル / カスタマイズUAVの販売
● ドローンによる計測サービス
● 三次元処理(モデルデータ・大量点群データ)編集・加工サービス
● 超高解像度写真 / 360°パノラマ画像撮影サービス
● 開発業務受託(ハードウェア / ソフトウェア / 組込機器)業務 その他
参考URL https://amuse-oneself.com/
プレスリリース提供:PR TIMES