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Adragos Pharma、Sanofiの川越事業所の正式取得を発表

(PR TIMES) 2023年03月04日(土)20時40分配信 PR TIMES

・Adragos Pharmaは、日本でトップ3に入る大手CDMO専門企業へ
・Sanofiとの長期供給契約に基づき、日本市場へ引き続き安定的に医薬品を供給
[画像: https://prtimes.jp/i/110077/2/resize/d110077-2-e5c8fd424300ab46f750-0.jpg ]

東京 - 2023年3月2日 - 医薬品受託開発製造企業(CDMO)であるAdragos Pharma(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、日本において最も先進的な医薬品製造工場の一つである川越事業所をサノフィ株式会社より正式に取得いたしました。この事業所取得により、Adragos Pharmaは同社にとって主力市場の一つである日本において3番目に大きなCDMO専門企業になります。更に今回の取得により、Adragos PharmaとSanofiにおける長期供給契約が発効します。医薬品製造事業を承継した川越製薬株式会社はSanofiの戦略的パートナーとして引き続き日本市場を対象に生産活動を行い、日本の医療システムにおいて欠かすことのできない役割を果たして参ります。

昨日(3月1日)、Sanofiから継続して同事業所で勤務する従業員及びAdragos PharmaとSanofiのマネジメント出席のもと、川越事業所の承継セレモニーが行われました。

東京近郊にある川越事業所は、製薬工場として規模と先進性を備える工場の一つであり、Sanofiとして経口固形製剤およびアンプル製剤の製造が行われておりました。加えて、日本市場及びアジア市場向けの製品に関して、包装、外観検査及び品質管理が行われております。

Sanofi, Manufacturing and Supply, International Clusterの責任者を務めるジェレミー・ゴルドナデル(Jeremy Goldnadel)氏は次のように述べています。「Sanofiを代表して、50年以上の歴史をもつ川越工場と高い専門性を有する従業員に、心からの感謝を表します。Adragos Pharmaとの長期パートナーシップ関係を通じて、高品質な医薬品の安定供給及び川越事業所の更なる発展が可能となり、日本の顧客や患者様に最大限の利益をもたらしてくれることを確信しております。」

Adragos PharmaのCEOであるアンドレアス・ラーベ(Andreas Raabe)博士は、次のように述べています。「今回の事業所の取得により、Adragos Pharmaは世界的なCDMOへ向けての重要な一歩を踏み出しました。Adragos Pharmaは、川越事業所を起点として、日本国内だけでなく、欧州や北米からも新規顧客を開拓し、またSanofi及び新規顧客へ向けて事業所のサービスと生産能力を拡大していく予定です。」

Adragos PharmaのCTOであるマルコ・ゴーガス(Marco Gorgas)は次のように述べています。「川越事業所の生産能力及びリソースは将来の成長への強力な基盤になると考えています。Adragos Pharmaは Sanofi及び顧客のために経済的かつ高品質な医薬品の安定供給に向けて尽力いたします。」

両社は、本取引の詳細を開示しないことに合意しました。


Adragos Pharmaについて
Adragos Pharmaは、ドイツのミュンヘンに本社を置き、グローバルに事業を展開するCDMOです。今後数年以内に世界トップの地位を確立させ、顧客中心・データ重視のサービスにおける新たなスタンダードとなるため、欧州、北米および日本における買収活動を通じて既存の生産ネットワークを拡大します。Adragos Pharmaのバイ・アンド・ビルドによる成長戦略は、北欧の大手プライベート・エクイティ投資会社であるFSN Capitalと、ドイツの大手資産管理会社であるPrangeグループによりサポートされています。Adragos Pharmaは2023年3月1日時点で、フランス、ドイツおよび日本の4か所に生産拠点を構えています。
www.adragos-pharma.com


〇本件の画像については下記よりダウンロードいただけます。
https://kyodo-pr.box.com/s/gbo0tamu19fm7whv1ctdlod57c8q2220



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