プレスリリース
渋谷パブリックアートプロジェクト“ENLIGHTEN”参加希望スタートアップの募集開始 - 渋谷の駅前を、新しい技術やアイデアで価値ある玄関口に
自治体サポートのもと“渋谷の街頭”をイノベーションの舞台として無償解放
渋谷区と民間企業の産官連携でスタートアップをサポートするコンソーシアム“Shibuya Startup Deck”(拠点:東京都渋谷区/Chairman:鈴木 寛 - 東京大学教授、慶應義塾大学教授/以下、SSD)は、活動部会のひとつである文化部会から、パブリックアートプロジェクト「ENLIGHTEN(エンライトン)」に参加いただけるスタートアップの募集を本日9月21日より開始します。
募集URL:https://forms.gle/wasQysiiFaYxKwvZ8
[画像1: https://prtimes.jp/i/106135/2/resize/d106135-2-642f0a56c9edcf2c7ad1-0.png ]
このプロジェクトでは、渋谷をさらにスタートアップフレンドリーな街にしていくための社会実験として、“渋谷の街頭”をイノベーションの舞台として期間限定でスタートアップの皆さんに無償解放してまいります。
プロジェクト背景
今回のパブリックアートプロジェクト“ENLIGHTEN(エンライトン)”のテーマは、「環境美化」です。
いつの時代でもカルチャーやアートなど流行の発信地であった渋谷。時代がかわり、アイデアを体現する形も様々に変化し、アーティストはもちろん、事業で体現するスタートアップ企業も多く渋谷に集積しています。
また地域としては、多くの往来があるにもかかわらず落書き等によって、汚くて暗く、また怖いイメージがついてしまっている場所も存在する現状。今回はアイデアを事業で体現するスタートアップの皆様や、アーティストの皆様に焦点をあて、新しい文化の啓蒙をここ渋谷から行って欲しい。皆さんがもつ先端技術やイノベーティブなアイデアを活用し、渋谷に訪れる人たちが、ワクワク・ドキドキする注目溢れる場所に作り替えていただきたいと考えています。
初回は渋谷マークシティ2階連絡通路の下、渋谷駅のハチ公広場とマークシティをつなぐ横断歩道の柱と、100年に一度といわれるほど現在大変革が行われている渋谷の工事中の仮囲いをご活用いただけるように解放。より多くの方が目にする場所をスタートアップの技術やアイデアを体現する実験スペースとしてご活用いただけます。
プロジェクト概要
・目的 “スタートアップの持つ先端技術やアイデアに焦点をあて、渋谷の駅前を心躍る玄関口へと変貌させる”
・期間 2023年2月から (予定)
・場所 ハチ公広場と渋谷マークシティをつなぐ横断歩道エリアと工事中の仮囲い(一部)
・主催 Shibuya Startup Deck、共催 Social Innovation Week 2022、助成 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】(一般社団法人JDDA主催「SHIBUYA LIVE ENTERTAINMENT SHOWCASE」参加プログラム)
[画像2: https://prtimes.jp/i/106135/2/resize/d106135-2-4a410806a8ccbe501fcc-4.jpg ]
<募集スタートアップ>
リアルとオンラインとの連携を実証するために渋谷の目立つエリアで実験をしたいスタートアップや、アート関連のスタートアップなどの露出場所として、解放エリアを“心躍る玄関口”にするためのアイデア・技術・実行力などをお持ちのスタートアップにぜひご応募いただきたいと考えています。
<参加のメリット>
これまで人通りが多く媒体としても使われてこなかったエリアも新規に活用し、スタートアップの技術やアイデアと組み合わせた企画を実行し露出を図ることが可能です。合わせて、以下をご提供します。
・柱巻・仮囲い掲出にあたって必要なメディア費、及び制作費等の実費 (1,000万円相当)を主催者が負担
・露出協力:
>広報PRサポート:渋谷区後援でのプロジェクト実施・自治体と取り組んだ実証実験としてのPR露出、渋谷区のSNSへの露出等の実施
>イベント登壇機会:11月のSocial Innovation Weekでのセミナー(またはパネルディスカッション)等をはじめとするイベント登壇機会の提供
・全体プロジェクトマネジメント業務を主催者側がサポート *実施主体はあくまでスタートアップとなります
・各種行政手続き、関係者調整などの業務は主催者側が担当
・今後の展開を見据えた他行政やSSD参加の大企業へのご紹介
<採用条件>
・自社事業のグロースのために、今回の機会を実証実験として積極的に活用する意思と意欲があり、そのための自社での人的なリソースが発生することを厭わないこと
・Innovation for New Normal From Shibuya へのエントリーを済ませていること(採択後のエントリーでも問題ございません)
・SSDのメンバーと共に、本事業成功のために、一緒になって最後まで取り組む意思と意欲があること
・アイデアがテーマに沿っていること、また期間中に実現可能であること
<プロジェクト参加の流れ>
・一次選考(応募書類提出締切:10月17日)
・二次選考(対面/オンライン ピッチ:10月21日)→通過社決定(1〜3社)
<申し込み方法>締切日時までに以下応募フォームにて登録ください
・応募フォーム:https://forms.gle/wasQysiiFaYxKwvZ8
・応募締切日時:2022年10月17日(月)正午12:00
<掲出条件>
・渋谷駅前エリアマネジメントが定めるルールに従うこと
・知的財産権などの他社の権利を侵害しないものであること
・差別的行為、違法行為、不正行為に加担・助長するものでないこと
・歩行や交通に支障がないこと
・通行人が寄りかかったりしても色落ち・色移りしないこと
<その他>
・渋谷区契約関係暴力団等排除措置要綱(平成25年11月25日区長決裁)に基づく、入札参加除外措置を受けていないこと
・正式採択前に、事業計画を拝見させていただく場合があります
文化部会担当 渋谷区 産業観光文化部長 宮本安芸子氏 コメント
渋谷区では、官民連携で渋谷区のスタートアップ・エコシステムをより発展させることを目的に2020年11月に「Shibuya Startup Deck」を立ち上げました。今回のプロジェクト「ENLIGHTEN」は、SSDの文化部会に所属するSSD会員企業様との連携で立ち上がったプロジェクトです。渋谷区もSSDの幹事会員であるとともに、いちプロジェクトメンバーとして本プロジェクトにも参加しています。SSDでは、スタートアップの定義を「既存の考えにとらわれず新しいことに挑戦する」企業としています。そんなマインドをもったスタートアップやクリエイターとの共創によって、インスピレーションに満ちた心躍る場所や体験を創出したいと考えています。私たちと一緒に渋谷のまちに新しい景色を生み出しましょう!皆さまのアイデアをお待ちしております!
Shibuya Startup Deck(SSD)とは
渋谷区と民間企業等によるコンソーシアム Shibuya Startup Deckは、産官連携でスタートアップの育成を支援するチームです。スケートボードのデッキ(板)に由来するこの名前には、ストリートカルチャーの聖地である渋谷にちなみ、スケートボードのように何度も転びながらも、最終的に高くジャンプできるスタートアップをたくさん輩出する場になるようにとの意味が込められています。
実績のある企業約120社がSSD会員として参加し、自らのリアルな起業・経営体験や専門知識をもとに渋谷区のスタートアップ支援政策に助言しその方向性を確かなものにするだけでなく、具体的な「場」の提供やプロジェクトなどを通じてスタートアップの成長を手助けします。
(関連サイトURL)Shibuya Startup Deck https://shibuya-startup-support.jp/jp/partners/
プレスリリース提供:PR TIMES