プレスリリース
ファーストソーラー日本法人の開発プロジェクトと運営会社の取得を完了、日本最大の再生エネルギープラットフォームを構築
東京、2022年7月6日 - アジア太平洋地域を中心に500億米ドルを超える資産を運用するオルタナティブ投資会社であるPAGは本日、アジア地域において再生可能エネルギープロジェクトへの投資、開発、及び運用を行う子会社としてPAG Renewablesを設立したことを発表しました。PAGはこのプラットフォームを通じて、今後数年のうちに10億米ドルを超える投資を計画しています。
さらにPAGは、既に公表している、同社のReal Assetsグループが運用するファンドによるFirst Solar(NASDAQ: FSLR、以下「ファーストソーラー」)が日本に持つ太陽光発電所の開発プラットフォームの買収が、無事に完了したことも明らかにしました。これによりファーストソーラー社の開発・運用チームが、アジア全域に150名超の人員を擁するPAGのReal Assetsチームに加わり、PAG の再生可能エネルギー投資事業において中心的な役割を担うことになります。PAG RenewablesはPAGが既に持つ再生可能エネルギー・ポートフォリオの運用・管理も行うことになります。
PAGの既存の再生可能エネルギー・ポートフォリオに今回の買収プロジェクトが加わることにより、PAG Renewablesは600MWDCを超える発電容量を持つ日本最大級の再生可能エネルギー・プラットフォームを保有することとなります。
PAGの社長であるジョン・ポール・トッピーノ(J-P Toppino)は次のように述べています。「PAGの投資哲学おいてサステナビリティ(持続可能性)は重要な要素です。さらに、アジア太平洋地域において国内で生産されたクリーンなエネルギーへの移行を進めるにあたっては、今後10年間のうちに数兆ドルに及ぶ莫大な規模の投資が必要となります。この移行への投資はそれが単に社会にとって正しいことであるというだけでなく、PAG Renewablesにとって極めて大きな機会でもあります。」
PAG Renewablesの社長兼CEOに就任したジェームズ・ビュフォード(James Buford)は次のように述べています。「アジア地域に特化して創立以来700億米ドルを超える優れた投資実績を誇るPAGが持つ、アジア地域における高度な専門性、ネットワーク、および不動産事業とのシナジー効果が加わることにより、我々は今後の成長を可能にする極めて優れたプラットフォームを確立することができます。我々がPAGに加わり、アジアでの再生可能エネルギー拡大を支援するPAG Renewablesが設立されたことを非常に喜ばしく思います。」
ファーストソーラーについて
ファーストソーラーは、太陽光発電技術において業界をリードする米国企業です。気候変動との闘いをさらに進展させる、環境効率に優れた太陽光発電モジュールを責任を持って生産し、世界中に提供しています。カリフォルニアとオハイオ両州にある研究開発拠点で開発されたファーストソーラーの先進的薄膜太陽光発電(PV)モジュールは、競争力に優れ、高性能で、従来の結晶シリコンPVパネルに比べてカーボン排出を抑えることができる次世代の太陽光発電技術を代表するものです。原材料調達から製造、および耐用年数経過後のモジュールのリサイクルまで、ファーストソーラーによる技術への取り組みには、持続可能性と人々および地球に対する責任が反映されています。ファーストソーラーの詳細についてはwww.firstsolar.comをご覧ください。
PAGについて
PAGは、アジア太平洋地域を中心に、クレジット&マーケット、プライベート・エクイティ、および不動産(Real Assets)という3つのコア投資戦略を持つ業界を代表するオルタナティブ投資会社です。PAG Real Assetsは、1997年にセキュアード・キャピタル・ジャパンとして設立され、これまでにアジア太平洋地域において7,000以上の不動産に320億米ドルを投資してきております。PAGは世界的に最も洗練された投資家を含む300社近い機関投資家の資金を運用しており、2021年12月31日時点で世界12カ国に主要オフィスを開設し、293名の投資プロフェッショナルを擁しております。また、運用資産残高は現在500億米ドルに達しています。詳細についてはwww.pag.comをご覧ください。
プレスリリース提供:PR TIMES