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Classiq Technologies Ltd.

Classiq、シリーズBラウンドにおいて、HSBC、NTTファイナンス、インテーザ・サンパオロ・グループ傘下のNeva SGRより追加資金調達を実施

(PR TIMES) 2022年05月20日(金)22時40分配信 PR TIMES

量子コンピューティングに対する共通の関心と戦略的重要性を示す新たな出資

【2022年5月16日、イスラエル】 - 量子ソフトウェア開発のリーディングカンパニーであるClassiq(本社:イスラエル・テルアビブ)は、本日、シリーズBの2回目の資金調達にHSBC、NTTファイナンス、インテーザ・サンパオロといった、業界を代表する3社が参加したことを発表しました。これは、先日発表したシリーズBラウンドの資金調達( https://www.hpcwire.com/off-the-wire/classiq-announces-33m-series-b/ )に続くもので、今回の資金調達額は3600万ドル、合計の資金調達額は5100万ドルに達します。主要企業が、量子技術を戦略的に不可欠な要素として捉えていることを示しています。
英国に本社を置くHSBCは、ヨーロッパで2番目に大きな銀行です。日本のNTTは世界第4位の通信会社で、Classiqの顧客でもあります。Neva SGRは、イタリアの大手銀行であるインテーザ・サンパオロ・グループに属しています。 Classiqの既存の出資者である、Wing VC、Entrée Capital、Hewlett Packard Enterprise、Team8、Phoenix、住友商事(同社グループがイスラエルに設立したコーポレートベンチャーキャピタル「IN Venture」を通じて出資)、OurCrowd、Spike Ventures、Samsung NEXTなどの企業、また、チップ設計の巨匠であるLip-Bu Tan氏やHarvey Jones氏といった個人投資家に加えて、今回、新たに3社の注目すべき出資者が加わりました。

ClassiqのCEOであるNir Minerbiは、次のように述べています。
「各分野のリーダーである3社を新規に出資者として迎えることができ、大変嬉しく思います。量子技術は、今後数十年にもわたって最も大きな影響を与える技術カテゴリーの一つとなる可能性を秘めています。Classiqに出資いただく企業は、量子テクノロジーが実現可能な世界に関する私たちのビジョンに共鳴し、そのビジョンに達するために解決すべき課題について理解いただいています。私たちは、量子ソフトウェアの最先端技術を発展させるために、これらの企業と協力して取り組むことを楽しみにしています」

HSBCのグローバル・ファンクションズ部門のグローバルヘッド・オブ・イノベーションであるSteve Suarez氏は、次のように述べています。
「量子コンピューティングは、オプション・プライシングやリスク分析など、当行に関連する分野の運用方法を一新する可能性があり、効率性の向上や顧客サービスの改善につながると考えております。Classiqと協力して、量子技術をさらに探求できることを楽しみにしています」

NTTは、量子コンピューティングの必要性と可用性が飛躍的に高まると予測しています。同社がClassiq とそのプラットフォームへ投資する中で、NTT データ( https://www.classiq.io/insights/ntt-data )がClassiqのプラットフォームを活用して、新しい信用リスク分析のアルゴリズムを構築しています。NTTファイナンスを通じた同社による出資は、イスラエル現地法人であるNTT Innovation Laboratory Israelが主導しています。

Neva SGR の CEO である Mario Costantini 氏は、次のように述べています。
「量子コンピューティングが将来にとって重要なテクノロジーであることは確実です。この非常に高いポテンシャルを持つ技術に投資することで、投資家の皆様に素晴らしいリターンを提供できると考え、出資を決定しました。加えて、金融を含む複数の業界でも同様に高いポテンシャルがあると見ており、これらの未開拓で新しい技術を利用しようと既に試みております」

量子コンピューティングは、サイバーセキュリティと国家安全保障を変容させ、投資を促し、世界における価値を解き放つ可能性を秘めています。官民問わず主要な組織は、複雑な問題を解決し、分野を超えた革新的で新しいソリューションを生み出すために、量子を利用することになるでしょう。

アメリカ中西部地区イスラエル総領事であるYinam Cohen氏は、「量子技術は、公的機関や民間企業にとって戦略的に取り組むべき最優先事項となっています。これは、21世紀の勝者と敗者を大きく左右するものだといえるでしょう」と述べています。

HSBC Holdings plcについて
HSBC Holdings plcは、HSBCグループの親会社であり、本社は英国ロンドンです。HSBCは、ヨーロッパ、アジア、北アメリカ、ラテン・アメリカ、中東、および北アフリカの64の国と地域のオフィスから世界中の顧客にサービスを提供しています。2022年3月31日時点で3兆220億米ドルの資産を有する HSBCは、世界最大の銀行・金融サービス機関の一つです。

NTT Innovation Laboratory Israelについて
NTT Innovation Laboratory Israel(以下、「NTTイスラエル」)は、NTTの完全子会社であり、イスラエル発の画期的なイノベーションのための戦略的な社内リソースの役割を担っています。NTTイスラエルのミッションは、NTTグループの顧客ビジネスの進化をサポートし、イノベーションとデジタルトランスフォーメーションを促進することです。サイバーセキュリティ、デジタルヘルス、AI・ロボティクス、その他様々な分野で最先端の技術を開発するイスラエル企業やアカデミアと協力し、さらに、イスラエル企業と投資機会の促進にも携わっています。

Neva SGRについて
インテーザ・サンパオロ・グループの傘下で、インテーザ・サンパオロ・イノベーションセンターの完全子会社であるNeva SGRは、ベンチャーキャピタル投資が提供する分散投資と高利回りの機会に関心のあるプロの投資家向けの投資ファンドを企画・運営しています。Neva SGRは、インテーザ・サンパオロ・イノベーション・センターとインテサ・サンパオロ・グループの強み、資金力、ノウハウ、ネットワークという、市場において独自の価値を持つリソースを活用することができます。Neva SGRは、特権的な立場でトレンドと市場を観察し、イタリアの大手銀行グループの強さと責任感を持って行動を起こすことができます。インテサ・サンパオロ・イノベーション・センターは、飛躍的な成長が期待できるトレンドを活用した、優秀でハイテク、高い革新性の新興企業を対象とした投資ファンドであるNeva Firstに投資しています。当ファンドは主に、世界的な成長を計画しているフィンテック企業やイタリア国内企業に加えて、イタリアの産業や生産チェーンにプラスの効果をもたらすプロジェクトの開発を計画しているグローバル企業に焦点を当てています。詳細は、ウェブサイト( https://www.nevasgr.com/content/neva/it.html )(英語)をご覧ください。

Classiqについて
Classiqは量子コンピューティングソフトウェアのリーディングカンパニーで、量子コンピューティングプログラムを立ち上げて加速させることを目指す企業向けに、開発プラットフォームを提供しています。Classiqの特許である「量子ソフトウェア向けCAD(CAD for quantum software)」のエンジンは、ハイレベルの機能モデルを、ハードウェアを考慮した最適な回路に自動的に変換します。Classiqのプラットフォームを利用することで、ユーザーは量子アセンブリのレベルで作業する必要がなく、他の方法では不可能な高度なアルゴリズムを構築することができます。ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)、HSBC、Samsung NEXT、NTTといった有力投資家に支えられ、Classiqは2020年の創業以来、5000万ドル以上を調達し、世界レベルの科学者とエンジニアのチームを組織し、数十年にわたって蓄積された量子の専門知識を画期的なプラットフォームに凝縮しています。Classiqをご利用いただくことで、量子ソフトウェアの可能性を押し広げ、価値あるIPブロックを構築するだけでなく、実世界の問題に対する量子ソリューションを探求し、来るべき量子コンピューティング革命の恩恵を最大限に得る準備をすることが可能になります。詳細については、ウェブサイト( https://ja.classiq.io/ )をご覧ください。

プレスリリース提供:PR TIMES

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