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イタリア政府観光局

イタリア政府観光局ENIT 3月の現地イベント情報を発表

(PR TIMES) 2022年03月10日(木)21時15分配信 PR TIMES

イタリア政府観光局ENITではこのたび、世界的に海外旅行市場の再開に向けた動きも見えはじめた今月から、毎月定期的に国内各地の最新の観光関連のイベント情報を配信するはこびとなりました。本年3月の現地ニュースは以下のとおりです。
■エミリア・ロマーニャ州ニュース:アペニン山脈から北のポー川まで伸びるイタリア北部の州。イタリア国内でも特に「食通の州」として知られています。 News from Emilia Romagna

州都ボローニャにて、映画監督兼脚本家 ピエル・パオロ・パゾリーニの生誕100周年の回顧展が開催 Mostra Pier Polo Pasolini - Bologna

[画像1: https://prtimes.jp/i/97544/2/resize/d97544-2-24df5cc298a2cfe92371-3.png ]


今年は、ボローニャで生まれた映画監督で脚本家のピエル・パオロ・パゾリーニの生誕100周年にあたります。その特異な作風と謎に満ちた最期などから20世紀の映画史において伝説的な存在として語られる彼の生誕100周年記念の回顧展、「Folgorazioni figurative(具象的ひらめき)」が本年10月16日まで、ボローニャ旧市街のソットパッソ・リッツォーリ(マッジョーレ広場)で開催されています。

ボローニャ市とパゾリーニ生誕100周年記念委員会が企画・運営している一連の記念イベントの一つとして位置づけられるこの展示会は、イタリアの文化財・文化活動省、エミリア・ロマーニャ州、ボローニャ大学などからの協賛を受け、ボローニャ市のシネテークである、チネテカ・ディ・ボローニャが主催しています。

実際の映画のクリップに加え、多数の当時の写真や資料の展示を通じ、1961年のデビュー長編作品「アッカトーネ」から、監督が殺害された1975年11 月2日の数週間前に公開され、遺作となった「ソドムの市」まで、時系列に沿ってパゾリーニの映画作品の魅力に触れていただけます。幼少時代から、美術評論家であるロベルト・ロンギの影響を強く受けたボローニャ大学在学期に至るまで、ボローニャという街がパゾリーニの芸術感覚におよぼした影響は、映画作品のみならず、彼が生み出した多様な芸術形態の作品のなかに見出すことができます。展示期間中、ボローニャ観光案内所ではガイド付き展示ツアーも実施しています。
https://cinetecadibologna.it

また、日本でも1970年代、パゾリーニ監督の映画の評価は高まり、映画「アポロンの地獄」が映画雑誌で1位を獲得しています。そして今月からは、「パゾリーニ・フィルム・スペシャーレ1&2」と題し、これまで映画祭以外では上映される機会がほとんどなかった2作品、「テオレマ」 の4Kスキャン版と「王女メディア」が全国順次公開されます(ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館など)。


ボローニャの産業遺産博物館にて「1950〜1960年代ボローニャのバイク展」、本年5月15日まで開催 Mostra Moto bolognesi degli anni 1950-1960 - Bologna

[画像2: https://prtimes.jp/i/97544/2/resize/d97544-2-96361fb111b960a3766e-4.png ]


ボローニャ近郊の住宅街の中にある産業遺産博物館では本年5月15日まで、当時輝きを放ったボローニャのバイク産業をテーマにした展示会、「1950〜1960年代のボローニャのバイク展:バイクから自動車の時代へ」を開催しています。

第二次世界大戦の敗戦から数年を経て復興が軌道に乗り始めてきたこの時代、イタリアでは全国的にオートバイの生産が再開され、中でもボローニャは最もダイナミックな生産地のひとつとしてその存在を示し始めました。ボローニャのメーカー達は、当時の市場のニーズを的確に把握し、技術的にもデザイン的にも優れた小型〜中型の総排気量のバイクを数々生み出したのです。

1950年代当時、イタリア国内でバイクの定期的な生産と販売を行なっていたのは55社でしたが、近代的な生産と経営体制を擁し、商業的な成功を収めることができたのはその一部にすぎませんでした。ボローニャやロンバルディアで産声を上げたドゥカティやMI-VAL、F.Bモンディアル、モト・モリーニや、ポッレッタ・テルメのDEMM、といったメーカーです。一方、戦前から長い歴史を有するC.MやM.M.などの老舗ブランドは、時代の変化にうまく対応できず、衰退期に入っていました。60年代以降に台頭してくるマッティ、テスティ、マランカなどのブランドは、まだ企業としては揺籃期にありました。

バイクメーカーの技術面での力の見せ所とも言える、国内外のロードレース大会における競争力という観点では、ドゥカティ、F.Bモンディアル、モト・モリーニといった企業がこの当時、ロードレースに参戦できる開発資産力を有し、125ccから250ccの排気量のバイクカテゴリーにて優れた製品を生み出していました。

その一方で1950年から1960年までの10年間は、自動車産業が飛躍的な発展を遂げた時期でもありました。いよいよ自動車が一般消費者にも手が届く金額となり、人々の移動の手段としての重要性が一気に加速したのです。

今回の展示では、当時を代表するイタリアメーカーのバイク計32台に加え、これらの企業がこの時代、いかに積極的に製品開発に励み競争力を高めていったかを学べる、イスティトゥート・ルーチェ社制作による映画と、写真が数多く展示されています。WiFiを通じて展示内容に関する音声ガイドがご利用いただける、iPhoneやアンドロイド携帯で利用可能な展示案内アプリもご用意しています。

公式ウェブサイト:http://www.museibologna.it/


ラヴェンナ市美術館MARが本年の復活祭(イースター)を前に、展示内容を刷新
Collezione rinnovate MAR - Ravenna

[画像3: https://prtimes.jp/i/97544/2/resize/d97544-2-7e2500755c64fca7c5c6-5.png ]


初期キリスト教建築物群がユネスコ世界遺産に登録されており、「モザイクの町」としても知られる、日本人観光客の間でも人気の高いラヴェンナ。町の南部、ヌオヴァ門の近くにあるラヴェンナ市美術館(略称、MAR)は、約2000平方メートル の展示スペースに主に14世紀から19世紀の芸術作品を展示する美術館です。

同美術館はこのたび、本年は4月17日(日)にあたる復活祭(イースター)を前に、展示内容を刷新しました。グエルチーノ作「聖ロムアルド」などの17世紀の絵画作品に加え、現代モザイクアート作品、さらにはバンクシーの「愛は空中に(Flower Thrower)」や、ラヴェンナ出身で国際的写真家集団「マグナム・フォト」の正会員でもあるアレックス・マヨーリによる短編映画「Exodus」など、近年入手した現代アート作品などの展示を開始します。

昨今日本でも人気が高まるイギリスを拠点とする路上芸術家、バンクシーによる「愛は空中に(Flower Thrower)」は昨年、ロマーニャ地方在住の個人コレクターから期限なしで借用したもので、このたび初めての一般公開となります。

今回の刷新にあたっては、イタリア人現代アーティストによる作品を数多く展示します。抽象絵画のアフロやカポグロッシ、彫刻家のヴェドヴァ、モザイク・アート作家のマルコ・ブラヴーラなどによる現代アート作品に加え、イタリアの映画監督であるカルロ・ルドヴィコ・ブラガリア、ファッション写真家として知られるオリヴィエーロ・トスカーニやパウロ・ロヴェルシによる写真作品もご覧いただけます。

公式ウェブサイト: http://www.mar.ra.it/eng/Home

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■ウンブリア州ニュース:イタリア中央部に位置し、緑豊かな美しい景観から、「イタリアの緑のハート」と称される州です。News from Umbria


ヨーロッパ内最大級のチョコレートの祭典 春のEurochocolate (ユーロチョコレート)、ペルージャにて3月25日から4月3日まで開催  Eurochocolate ‐ Perugia

[画像4: https://prtimes.jp/i/97544/2/resize/d97544-2-e4131c7d11abe09b34fc-2.png ]



コロナ禍の影響を受け、過去2年は州都ペルージャでの実施が見送られた春のEurochocolate (ユーロチョコレート)が本年は同都に帰還し、3月25日から4月3日まで開催されます。1993年に第一回が開催されたEurochocolate (ユーロチョコレート)は、コロナ禍以前は毎年100万人近い観光客を集めていたヨーロッパ内最大級のチョコレートの祭典です。
Eurochocolate (ユーロチョコレート)は過去には、イタリア国内のローマやトリノといった都市でも催され、昨年の2月には日本で初めて東京(銀座松屋の催事会場)でも開催されました。本年はペルージャ旧市街の中心地にある、11月4日広場から徒歩15分ほどの場所にある、緑豊かなフロントーネ庭園がイベントのメイン会場の役目を果たします。
広々とした屋外会場ではイタリア産のバラエティに富んだチョコレート製品はもちろんのこと、チョコレートをふんだんに使ったアイスクリーム、リキュール、ビールなどを販売する店舗が並びます。物品の販売のみならず、チョコレートを使ったアート作品の展示や、「チョコレート・パレード」などの楽しいイベントも開催されます。

本年のイベントでは、入場券購入の方は全員、入場チケットとセットになっている卵型のペルージャの地図を頼りに、市内中心部の歴史的観光スポット5つのルートを巡り写真を撮って、指定サイトにアップロードすると、チョコレートの特別ギフトがもらえる「テソヴォ・ハント」ゲームに参加できます。

また、本年のイベントの開催日程が復活祭(イースター)に近いこともあり、マッテオッティ広場には自らの好みの「お宝」アイテムを、復活祭のお祝いにかかせない卵型のチョコレートに入れ込むことができる“エッグ・ファクトリー”が誕生します。期間限定の“エッグ・ファクトリー”は、本年イースター・マンデーにあたる4月18日まで営業の予定です。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/97544/table/2_1_cfe32b05b02c2cfe62705e4f4de8b2ba.jpg ]


 公式ウェブサイト:  https://www.eurochocolate.com/perugia2022

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■アブルッツォ州ニュース: イタリア中部、アペニン山脈とアドリア海に挟まれた同州は、豊かな自然がつくりだすダイナミックな景観が特徴的な「緑の州」です。News from Abruzzo

風光明媚なアブルッツォ州の山岳地帯を走る「イタリアのシベリア鉄道」、春の運行スケジュールを発表  Ferrovia dei Parchi – Regione Abruzzo

[画像5: https://prtimes.jp/i/97544/2/resize/d97544-2-efe8c90f02965716083c-0.jpg ]


アブルッツォ州〜ナポリ間をつなぐべく、1897年に運行を開始したスルモーナ=イゼルニア線。自動車の普及と地方から都心部への移住が進んだことで、2010年に一旦廃線となりましたが、近年観光列車としての価値が見直され、「イタリアのシベリア鉄道」との愛称で世界中から熱い注目を集めています。このたび今年の春の列車として、4月10日までの運行スケジュールが発表されました。

風光明媚なマイエラ国立公園、アブルッツォ国立公園などを通過するため、「フェロビア・デイ・パルキ(雄大な公園鉄道)」と呼ばれるこの列車に「イタリアのシベリア鉄道」という愛称がついたのは1980年のこと。イタリア人ジャーナリスト兼小説家のルチアーノ・ゼッペーニョがこの列車で旅行中、アブルッツォ州内のアルティピアニ・マッジョーレ地方の高原で突然雪に遭遇し、凍りついたシベリアの草原を想起したのがその由来だそうです。

車窓から楽しめる見事な自然景観はもちろんのこと、1930年代に実際に使われていたビンテージ車輌での旅を楽しめるのも、この列車の特徴となっています。歴史を感じられる内装に木製のシート。停車する駅舎も時が止まったような佇まいで、ノスタルジックな列車の旅を満喫できます。

列車は常に午前8時45分〜9時の間にスルモーナSulmona駅からの出発となります。同駅への帰着時間は運行季節や旅程の長さに応じて異なり、冬季シーズンは午後6時〜7時、それ以外の日が長い時期は1時間遅く、午後7時〜8時頃の帰着となります。運転行程は季節により若干異なりますが、スルモーナ始発直後に到着するいくつかの停車地、始発地点から52キロほどの場所にある折り返し地点、ロッカラーゾRoccarasoまでの道のりを走行することには変わりがありません。本年3月および4月10日までの運行スケジュールは以下のとおりです。

運行日: 3月12日(土)、3月19日(土)、3月20日(日)、3月26日(土)、3月27日(日)、4月2日(土)、4月3日(日)、4月9日(土)、4月10日(日):以後も予定

運行経路: スルモーナ(午前8時45分発)→カンポ・ディ・ジョーヴェ(土曜日)あるいはパレナ(日曜日)→アルフェデナ-スコントローネ→カステル・ディ・サングロ→スルモーナ(午後7時帰着)

公式ウェブサイト:
https://www.latransiberianaditalia.com/viaggio-in-treno-storico-a-r/

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■プーリア州ニュース: ブーツ型の国土のかかと部分にあたるイタリア南部に位置し、「イタリアの食糧庫」とも称される一大農産地として有名な州。 News from Puglia

本年開催13回目を迎えるバーリ国際映画祭(Bif&st)が、本年3月26日から4月2日まで開催
Bari Internatioanl Film Festival

[画像6: https://prtimes.jp/i/97544/2/resize/d97544-2-1050a02c95e613443ea4-1.jpg ]

プーリア州の州都、バーリで毎年開催されているバーリ国際映画祭(Bif&st)は、例年75,000人程の来場客を集めるイタリア国内でも屈指の文化イベントです。期間中はメイン会場となる、世界でも最も美しい舞台芸術劇場のひとつとして挙げられることも多いペトルツェッリ劇場で、世界中から集められた国際コンペティション部門参加の8本の映画が上映されるほか、ピッチーニ劇場でのイタリア映画部門参加作品の上映に加え、市内の複数の会場にて短編・ドキュメンタリー映画の上映、展示会、講演会など多様なイベントが催されます。

現在も芸術監督を務める、イタリアの有名映画プロデューサー、フェリーチェ・ラウダディオが創設したこの映画祭は、プーリア州フィルムコミッションが主催し、プーリア州観光、文化局などが協賛しています。バーリ国際映画祭では、コンペティション部門に加え、国際映画業界への功績を讃える「フェデリコ・フェッリーニ賞」を毎年授与しており、これまでの受賞者には、フランス人映画監督のジャン=ジャック・アノー、イギリス人女優のヘレン・ミレン、イギリス人映画監督のアラン・パーカーなどが含まれます。
公式ウェブサイト: https://www.bifest.it/en/


イタリア政府観光局 ENIT-Italian State Tourism Board
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