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建築構造接合に適用可能な「構造用接着シートATLAS(TM)」を開発

(PR TIMES) 2022年02月04日(金)15時15分配信 PR TIMES

セメダイン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:天知秀介)は、建築構造接合に適用可能な構造用接着シート「ATLAS(TM)」を開発しました。
建築の梁や鉄骨柱などの取り合い部分をボルト・ビスで接合する際に、あらかじめ本製品を挟み込むことで、面接合による大幅な耐力向上を図ることができます。
また、施工時の使いやすさを考慮し、新たに開発した構造用接着剤を特殊樹脂シートに含浸させ、2成分の接着剤を一つのパックの中に収納することを実現しました。これにより、接着剤の計量が不要となるほか、パックのまま混合することができるので手が汚れることもありません。接着剤の混合状態は透明フィルムの上から簡単に確認できるため、混合不良等の心配もありません。
特殊樹脂シートに、柔軟で復元性の高い特殊スポンジを採用したことで、現場での複雑な形状の金物や建材の不陸にも対応が可能です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/90367/2/resize/d90367-2-068bd2459a7d5e9f21f3-3.png ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/90367/2/resize/d90367-2-cc83fad46eba8e3c7550-2.png ]

構造用接着シート「ATLAS™」は、清水建設株式会社と共同で工法開発を行ってきたもので、2021年9月同社技術研究所本館の天井改修工事の一部に採用されました。この実施工での検証の結果、同社で実施された従来工法と比較して、投入人工約50%の削減効果を確認いただきました。
「ATLAS™」は、今回実施いただいた天井改修工事や、耐震補強工事など、事務所を稼働しながらの工事はもちろん、複雑な形状の金物取付、新築大型設備固定などの幅広い場面での適用が期待されます。


【セメダイン株式会社について】
セメダインは「つけるが、価値。」をミッションとし、モビリティ、インダストリー、エンジニアリング、コンストラクションの各分野で、接着技術をものづくりのソリューション技術として提供し、設計と現場のイノベーションに貢献します。また、ものづくり人材の育成支援として、「高専ロボコン」「小学生ロボコン」といったイベント協賛を通じて、未来のエンジニアを応援する活動も行っています。

セメダイン株式会社 ウェブサイト https://www.cemedine.co.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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