プレスリリース
「ひとり親TECHエンパワメントプログラム」シングルマザー向け説明会を2月実施、3月にプログラム開始
「ひとり親TECHエンパワメントプログラム」は Microsoft の「Global Skills Initiative」の一環で、「女性の支援現場に、ICT学習を通じて成長する機会をつくり、女性の成長と仕事への可能性を最大化する」ことをめざして、日本マイクロソフト株式会社と女性支援に取り組むNPO等が協働する取り組みです。 志を持つシングルマザーのために、ICTスキルやプレゼン、スピーチ、リーダーシップなど就労につながるスキルを身につけるプログラムを開発しました。 NPO法人シングルマザーズシスターフッドが実施した1期生が2021年8月に終了し、現在2期生が研修中。3期生は全国5団体で3月に同時スタートします。
ひとり親TECHエンパワメントプログラム第3期実施団体
北海道:しんぐるまざあず・ふぉーらむ北海道(代表 平井照枝)
山形県:クローバーの会@やまがた(代表 樋口愛子)
神奈川県:よこすかひとり親サポーターズ・ひまわり(代表 佐藤智子)
静岡県:シングルペアレント101(代表 田中志保)
岐阜県:シングルマザーとその子どもたちの会〜freely〜(代表 山下栄子)
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■ひとり親TECHエンパワメントのビジョン
ICTスキルを通して開かれるチャンス
パンデミックの影響を直接受けたシングルマザーや非正規雇用の女性の困窮が深刻さを増していることは、様々な調査で明らかになっています。 その一方、この非常事態を機に、リモートワークなど柔軟な働き方や新しい仕事の選択肢が現れています。社会的に不利な立場に陥りやすい女性は、こうした変化から取り残されがちですが、仮にこうした女性たちが学びの機会を得られるならば、適切なスキルを習得し、就労の機会に繋がることで、活躍できる可能性に開かれると私たちは信じています。
自分らしく働くために必要なステップに伴走
女性が、自身の境遇のために自分の可能性を諦めるのではなく、あらゆる社会資源につながり、仲間と励ましあいながらステップアップしていくことは、不可能なことではありません。逆境を乗り越えたからこその強みを活かし、自分らしく働き、人生を切り開いていくには、セルフケア、自己探求、仲間との切磋琢磨(ピアサポート)、そして自己鍛錬(スキルの習得)が必要です。本プログラムは「スキル訓練」だけに終始せず、セルフケア→自己探求→仲間との切磋琢磨を通して、自信と生きる力をつけていき、その上でスキル訓練をしていく、そのプロセスに丁寧に伴走します。
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オンラインのプログラムのメリット
プログラムは全てオンラインで実施します。集合研修やeラーニングなどのトレーニングに参加しながらICTスキルに無理なく親しみ、苦手意識を払拭。自身が進みたいキャリアに必要な必要な資格も取得していきます。多忙なシングルマザーにとって、居住地域を問わずに、自宅から参加できることで、時間を有効に活用してステップアップを目指すことができます。
「ICTスキル」と「生きる力の獲得」の両軸による新たな支援のあり方を提案
残念ながら、日本において、シングルマザーが「生きる力」や「自信」を育むための支援は、あまり充実していないのが現状です。しかし、このプログラムで手に入れられる自信は、中長期的にポジティブな影響をもたらすサステナブルかつ本質的なもので、困難な状況から脱するために大きな意味を持ちます。「ICTスキル」と「生きる力の獲得」の両軸で、就労に役立つ、新たな支援の在り方を提案していきます。プログラムを受講したシングルマザーの勇気あるチャレンジは、本人やその子どもたち、そして社会にとっても、大きなプラスになるはずです。全国の女性支援団体と企業が協力することで、そんなプラスの循環を生み出していくことをめざしてまいります。
■過去のプログラム実施事例
「困難な状況にある女性たちが ICTスキルを通して自らをエンパワー」
1期生の事例を以下のサイトで紹介しています。
https://www.microsoft.com/ja-jp/mscorp/msp/sms-techempowerment.aspx
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企業パートナーからのコメント
日本マイクロソフト株式会社 政策渉外・法務本部 社会貢献担当部長 龍治玲奈氏より
「弊社のミッションは、全ての人がより多くのことを達成できるお手伝いをするというものです。このエンパワメントは、コロナ禍において、過酷な状況にあるシングルペアレントに対しても同様で、シングルマザーズシスターフッドなど多くのステークホルダーと連携を組んでより多くの方々をサポートしてまいりたく思っております。今回のプログラムは、ひとり親のためのオンライン就労支援の在り方における官民NPO連携のモデル創りとして意義があります。答えは一つでない世の中で、5団体の皆様とそれぞれに適したモデルをご相談できることに感謝しております。この度の3期生実施の終わりには、日本全国の支援団体様に学びをご共有して、皆様とともにさらに前に進んでいければと存じます。」
■なぜ地方5団体が同時に実施するのか
ひとり親TECHエンパワメントプログラム3期生の実施団体は、しんぐるまざあず・ふぉーらむ北海道(北海道)、クローバーの会@やまがた(山形)、よこすかひとり親サポーターズ・ひまわり(神奈川)、シングルペアレント101(静岡)、シングルマザーとその子どもたちの会〜freely〜フリーリィ(岐阜) の5団体。本プログラムを開発し、他地域への展開に尽力するNPO法人シングルマザーズシスターフッド(東京)とともに、シングルマザーサポート団体全国協議会に加盟している、シングルマザー支援団体です。
この6団体は「シングルマザーひとりひとりが生きる力を身につけて、自分らしく人生を切り開いていけるよう伴走支援していきたい」という願いと問題意識を共有しています。それぞれの現場での知見や問題意識を共有しながらプログラムを進めていくことによって、プログラムの質を向上される効果があります。多様な団体との連携により、シングルマザーの自立支援の専門性を充実させ、その知見をさらに多くの支援団体に共有していきます。
支援団体からのコメント
「スキルアップだけなら、職業訓練校などでもできるでしょう。しかし、困難を抱える女性がそこまでたどり着くには、その土台となる「生きる力」や「自信」を取り戻す必要があります。「自分を大切にする姿勢」「自分に向き合い、表現する機会」「価値観の言語化」「仲間とのつながり」といったものを通して、シングルマザーは「生きる力」や「自信」を取り戻していきます。実は、こうしたプロセスにこそ根気強い伴走が必要なのです。たくさんのシングルマザーに向き合ってきている私たち、そして、ひとり親の経験がある私たちだからこそ担える専門性の高い支援であると自負しています。」
■第3期プログラム概要(すべてオンラインで実施します)
事前説明会
2022年 2月9日(水)12:00〜13:00 / 2月13日(日)13:00〜14:00
6カ月間のプログラムについて、実施団体の担当者とプログラム開発者の吉岡(シングルマザーズシスターフッド)よりご説明します。その場で質問も受け付けます。当日にご都合がつかない方のために、録画をご用意しますので録画をご希望の方もお申し込みください。
申し込みはこちら
https://forms.office.com/r/BFJ72KkBmn
参加者募集期間
2022年 2月9日〜28日
開催期間
2022年3月〜8月(※開催日時は各団体による)
eラーニング、オンライン集合研修、ピアサポートセッション、最終発表会までを含むフルパッケージ
ひとり親TECHエンパワメントプログラム第3期実施団体
北海道:しんぐるまざあず・ふぉーらむ北海道(代表 平井照枝)
山形県:クローバーの会@やまがた(代表 樋口愛子)
神奈川県:よこすかひとり親サポーターズ・ひまわり(代表 佐藤智子)
静岡県:シングルペアレント101(代表 田中志保)
岐阜県:シングルマザーとその子どもたちの会〜freely〜(代表 山下栄子)
実施サポート団体
東京都:NPO法人シングルマザーズシスターフッド(代表 吉岡マコ)
ひとり親TECHエンパワメントプログラムオフィシャルサイト
https://womentechempower.org/
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