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Pendo. io Japan株式会社

Pendo、シリーズFで約165億8,000万円を追加調達

(PR TIMES) 2021年07月30日(金)16時45分配信 PR TIMES

〜企業評価額は約2,859億円に到達、年間経常収益(ARR)は約109億円を達成〜

2021年7月27日 ノースカロライナ州ローリー発 - 企業の円滑な製品活用・定着化を推進するプラットフォームを提供するPendo.io (本社:米国ノースカロライナ州ローリー、以下Pendo)は本日、1億5,000万米ドル(約165億8,000万円)の資金調達を発表しました。Pendoのプラットフォームは、ユーザーがソフトウェアを利用する際に期待する使用感と、実際に利用した時のギャップを埋める役割を担います。B Capital Groupを筆頭とし、他Silver Lake Watermanや既存の投資家からの追加投資で、シリーズFの資金はPendoのグローバルなビジネスの拡大、戦略的なM&Aや、プロダクト担当が構築したソフトウェアが、ユーザーや自社従業員に定着することを支援するPendoプラットフォームを継続的に革新し続けるための投資に充てられます。
[画像: https://prtimes.jp/i/74774/2/resize/d74774-2-a0101405e2311b991bd2-0.png ]

この投資でPendoが調達した資金の総額は3億5,600万米ドル(約391億円)に、評価額は26億米ドル(約2,859億円)に達しました。またPendoは、年間経常収益(ARR)が1億米ドル(約109億円)を突破したことを合わせて発表しました。

創業者兼最高経営責任者のTodd Olsonは以下のように述べています。
「大規模なデジタルシフトは、ソフトウェアに対するユーザーの期待と実情とのギャップを浮き彫りにしました。個人で使っているアプリのような手軽な使用感をビジネス向けのソフトウェアに対して期待してしまうわけですが、インスタグラムのヘルプデスクに電話したのは、いつの時代だったでしょう? Pendoはこの、ユーザーの実際の使用感と期待値とのギャップを埋めるために生まれました。Pendoの成長が、ソフトウェアの成長と同期しているのはそれが理由です。今回の資金調達によってプラットフォームの改革をさらに加速し、プロダクト部門やIT部門を支援し、企業のソフトウェア定着を成功に導きたいと考えています」

Pendoの成長の軌跡は、CPO(Chief Product Officer:最高製品責任者)の影響力の向上とも呼応しています。CPOはLinkedInで最も顕著に増加した肩書きの1つであり、過去3年で41%も増加しています。元々はテクノロジー企業における肩書きだったCPOは最近では従来型産業の企業にも広がり、近年ではWalmartやMastercard、Bloombergやアメリカ合衆国保健福祉省などでも採用が始まりました。 CIO向けに2020年7月に発行されたフォレスター社のレポート “Research Overview: Digital Product Management” において共同執筆者のNigel Fenwick と Randy Heffner は、「企業が新しいデジタル製品を売ろうと考えるとき、その製品に対して全責任を負うべき最高責任者が必要になる」 と述べています。

CPO(最高製品責任者)は他の最高責任者のような当たり前の存在ではありませんでしたが、より良いツールが欲しいというニーズの高まりが、それを後押ししました。CMOがマーケティングテクノロジーの活用でデータとツールでマーケティングを効率化したように、今後は「プロダクト+テクノロジー」によってCPOやCDO(Chief Digital Officer:最高デジタル責任者)が、データとツールの力でソフトウェア体験を向上することになります。プロダクト関連スタートアップ向けの資金調達は、2016年から2020年の間に4倍にも伸びています。

とはいえ、ソフトウェアが与える価値に影響するのはプロダクト部門だけではありません。自宅勤務やハイブリッドの勤務体制の中で従業員を取り巻く環境のデジタル化は一層加速し、仕事で利用するソフトウェアの効率化のための活用定着化やトレーニングを担うIT 部門も同様です。ソフトウェアの定着化の失敗はそのまま業務の非効率化や従業員の意欲の低下、最終的には離職へと繋がります。Pendoのデジタル定着化ツールはリモートで働く従業員が増えている現状で、ソフトウェアを使ってパフォーマンスを出すために従業員をトレーニングするIT部門をサポートします。このニーズもまた、Pendoの成長の要因です。

B Capital Group のジェネラルパートナーであるRashmi Gopinath 氏は、このように述べています。「 Pendo はプロダクト部門向けのソフトウェア領域におけるパイオニアであると同時にリーダーでもあります。企業が成長するにあたってより重要になっていく領域でもあります。Pendoの基盤、成長と、改良し続けるプロダクトで同社は、今後もグローバルに拡大を続け、成功することでしょう」

B Cap と Silver Lake Waterman に加えて、既存の投資会社からも以下が参画しています。
Battery Ventures, Meritech Capital Partners, Sapphire Ventures, General Atlantic, Tiger Global Management, FirstMark Capital, Geodesic Capital, IDEA Fund Partners, Contour Venture Partners

Pendo はこの秋、グローバルに展開する企業のプロダクト部門やIT部門向けに、ソフトウェア定着化における最新情報を学び、ベストプラクティスを共有する「Pendomonium」という年次イベントを開催します。開催地は米国ノースカロライナ州ローリーで、会期は10月13日から14日の2日間です。ご参加を希望される方は、リンクよりご登録ください。

Pendoについて
Pendoは、ソフトウェアの導入をより迅速かつ成功させるための支援を行っています。Pendoの顧客には、Salesforce、Cisco、Trend Micro、RE/MAX、LabCorp、OpenTable、Okta、Zendeskなど、世界をリードするソフトウェア企業やデジタル企業が含まれます。2013年にノースカロライナ州ローリーに設立されたPendoは、Battery Ventures、Spark Capital、Meritech Capital、Sapphire Ventures、B Capital Groupからの投資を受けています。Pendo はコミュニティ、イベントやポッドキャストなどを通じて、世界中のデジタルリーダーの成功をサポートすることを目指しています。詳細については以下をご確認ください。 www.pendo.io.
2021年3月にはPendo.io Japan株式会社として日本法人を設立しています。
公式ホームページ:https://jp.pendo.io/about/

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