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299 MUSICが、日本人初となる、没後100年を迎えたフィンランドの作曲家オスカル・メリカントの歌曲を収録した「オスカル・メリカント歌曲集」を2024年11月10日にリリースします!

(PR TIMES) 2024年10月13日(日)22時40分配信 PR TIMES

〜鈴木啓之(バリトン)の的確な解釈に基づく歌唱と、玉田裕人(ピアノ)の繊細で躍動感あふれるタッチが、楽曲の背景にある情景を丹念に描き出し、楽曲の奥深さを一層際立たせる!〜


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150084/1/150084-1-3af1951f5fd272c9436510a12ee36459-3900x3900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Oskar Merikanto : Yksinlauluja / オスカル・メリカント歌曲集

2024年没後100年を迎えたオスカル・メリカント歌曲集【「Oskar Merikanto : Yksinlauluja /オスカル・メリカント歌曲集」について】
本アルバムは、日本人アーティストの鈴木啓之(バリトン)と玉田裕人(ピアノ)が共演し、日本国内で収録した日本初のオスカル・メリカントの歌曲集になります。
フィンランドの名バリトン、ヨルマ・ヒュンニネンから「わが息子」と評された鈴木の的確な解釈に基づく歌唱と、玉田の繊細で躍動感あふれるタッチが、楽曲の背景にある情景を丹念に描き出し、それぞれの楽曲の奥深さを一層際立たせています。
尚、レコーディングは、フィンランド歌曲に特化した鈴木の持ち味を最大限に活かすため、DXD録音技術を用いてクリアかつ繊細な音質で収録されました。やまびこホールの自然な響きとベーゼンドルファー 290 インペリアルの深い音色が、楽曲の持つ北欧の情景をより一層引き立てています。特にバリトンとピアノの対話が際立つ本アルバムは、フィンランド歌曲の新たな一面を日本の聴衆に届ける意義深い作品となっています。

【アルバム情報】Oskar Merikanto : Yksinlauluja
オスカル・メリカント歌曲集
鈴木啓之(バリトン)玉田裕人(ピアノ)
(NIKU-9065)
収録曲数:24曲
総演奏時間:64’05”
製造・発売元:Recording Laboratory, LLC.
販売元:東武トレーディング
価格:¥3,080(本体:¥2,800)


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150084/1/150084-1-a5b2f15c69e5513ad3b1f5b90a2d3d69-3900x3064.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【収録曲目リスト】
01 Pai, pai, paitaressu(ねんねん坊や)op. 2, nro 1
02 Muistellessa(思い出すとき)op. 11, nro 2
03 Reppurin laulu(行商人の歌)op. 14, nro 10
04 Kun saapuu Herra Zebaoth(万軍の主ゼバオトがやってくるとき)op. 17
05 Kullan murunen(金のかけら)op. 20, nro 1
06 Miksi laulan(なぜに私は歌う)op. 20, nro 2
07 Kun paiva paistaa(陽が輝くとき)op. 24, nro 1
08 Myrskylintu(嵐の鳥〈フルマカモメ〉)op. 30, nro 4
09 Soi vienosti murheeni soitto(柔らかく響け、我が悲しみの調べ)op. 36, nro 3
10 Rukous (Ave Maria)(祈り〈アヴェ・マリア〉)op. 40, nro 2
11 Kuin hiipuva hiillos tummentuu(火が消え入るように)op. 47, nro 2
12 Merella(海にて)op. 47, nro 4
13 Linnulle kirkkomaalla(墓地の小鳥へ)op. 52, nro 2
14 Omenankukat(林檎の花)op. 53, nro 1
15 Illansuussa(宵の口)op. 69, nro 2
16 Ma elan!(私は生きている!)op. 71, nro 1
Haudoilta-sarja(歌曲集《墓場から》)op. 74
17 I. Valkeat ristit(白い十字架)
18 II. Laulaja taivaan portilla(天の門の歌うたい)
19 III. Kay kirkkomaata illoin vanhat mummot(老婆たちは夜ごと墓地を訪れる)
20 IV. Paivannousu kultaa kirkkomaan(朝日が墓地を金色に染める)
21 Hyvaa yota(おやすみ)op. 75, nro 1
22 Laatokka(ラドガ湖)op. 83, nro 1
23 Elamalle!(人生に!)op. 93, nro 4
24 Iltakellot(夕べの鐘)op. 106, nro 1

録音日: 2023年11月28-30日
録音会場: 八ヶ岳やまびこホール(ピアノ: Bosendorfer Model 290 Imperial)
録音方式: DXD 24bit/352.8kHz RECORDING

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150084/1/150084-1-21b75bcf0c5ea4cab7df74c5988453f1-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
鈴木啓之(C)濱中健介
【鈴木啓之(バリトン)プロフィール】名古屋音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学院音楽研究科修了。2008年から2013年にフィンランドに留学し、フィンランド・ヨーチェノ大学夏季マスタークラスでディプロマを取得。田代雅子、原田茂生、奥村晃平、Jorma Hynninen、Marja Holopainen-Tatenoらに師事し、フィンランド歌曲の解釈に深い理解を持つ。第8回大阪国際音楽コンクール声楽部門で第3位(最高位)を受賞し、フィンランド歌曲のスペシャリストとして高い評価を得ている。コンサートホールだけでなく、教会や在フィンランド日本国大使公邸、駐日フィンランド大使館での演奏経験も豊富で、これまでに多くのフィンランド音楽をテーマとする公演に出演。2024年11月にはシベリウス唯一のオペラ「塔の乙女」(日本初演)で代官役を務め、2025年5月には2回目となる「クッレルヴォ交響曲」に出演予定。フィンランド歌曲を中心にソロ・リサイタルも数多く開催し、日本におけるフィンランド音楽の普及において欠かせない存在となっている。



[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150084/1/150084-1-10fe78ec2bc04b98c1b3b6682a07d218-1799x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
玉田裕人
【玉田裕人(ピアノ)プロフィール】名古屋音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業、同大学院音楽研究科を首席で修了。幼少期から国内外の演奏会やコンクールで活躍し、数々の賞を受賞。名古屋音楽大学卒業生オーケストラや和歌山市交響楽団と共演するなど、コンチェルトの分野でも注目を集める。ウィーンでのA.イエンナー氏のマスタークラスや、クロアチアでのK.ゲキチ氏のマスタークラスを修了し、国際的な研鑽を積む。
2013年には日本演奏連盟の新進演奏家育成プロジェクトにより、ソロ・デビュー・リサイタルを開催。フィンランド大使館での演奏や国内外のレクチャーコンサートにも参加し、ソロや室内楽のピアニストとして活躍している。さらに、ピアノ指導や審査員活動も精力的に行い、音楽教育の分野でも評価を受けている。第2回ヨーロッパ国際コンクール in Japanでは銀賞および審査員特別賞を受賞。ピアノを山口望、竹中勇記彦、金山正一、平尾はるな、K.ゲキチの各氏に師事。室内楽を林俊昭氏、チェンバロを中野振一郎氏に師事。



【アーティスト/制作者からのコメント】
鈴木啓之(バリトン)
オスカル・メリカントの歌曲には、フィンランドの大自然や人々の深い感情が込められており、それを表現するたびに新たな発見と挑戦があります。フィンランドで学んだ経験が、この楽曲を歌う際に大きな影響を与えており、今回の録音ではその知識や感覚を最大限に活かすことができたと感じています。また、フィンランド歌曲の特徴として、静寂の中に潜む感情の豊かさや、北欧の厳しい自然が醸し出す独特の雰囲気が挙げられます。これをいかに繊細かつ深く表現するかが、私たちアーティストにとっての課題でした。特に、玉田さんとの共演においては、楽曲の中で互いに対話を重ねるような瞬間が多く、それが音楽の豊かさをさらに引き出していると思います。このアルバムは、日本初のメリカント歌曲集という意義深いプロジェクトであり、私自身が深く敬愛するフィンランド文化と音楽を日本の聴衆に届けられることに大きな喜びを感じています。ぜひ、皆様にもこの素晴らしいフィンランドの音楽を味わっていただき、私たちが楽曲に込めた感情を共有していただければ幸いです。

玉田裕人(ピアノ)
フィンランド歌曲の美しさやメリカントの深い感情をピアノでどう表現するかが、私にとっての大きな挑戦でした。鈴木さんの歌唱との共演を通じて、楽曲が持つ深い情景や感情を描き出すことができたと感じています。聴衆の皆様には、この作品を通じてフィンランドの豊かな文化を感じていただければ幸いです。

山中耕太郎(ディレクター&エンジニア)
今回の録音では、アーティストの細かなニュアンスや音楽の持つ奥行きを忠実に再現することに努めました。特に、八ヶ岳やまびこホールの豊かな響きを活かし、録音がまるでその場で演奏を聴いているかのような臨場感を聴衆に届けることを目指しました。鈴木さんと玉田さんの共演は、まさに対話そのもので、フィンランド歌曲が持つ独特の美しさと静謐さが際立っていました。お二人の演奏を録音する過程では、楽曲の細部に至るまで真摯に向き合い、その結果として非常に質の高い作品が完成したと感じています。今回のプロジェクトに参加できたことを誇りに思います。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150084/1/150084-1-ee840a9211651ebc0fccf04a7405cbff-403x538.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

【作曲者オスカル・メリカントとは】オスカル・メリカント(1868年-1924年)はフィンランド音楽の発展に大きな影響を与えたフィンランドの作曲家です。メリカントはヘルシンキで生まれ、1887年から1892年にかけてドイツ・ライプツィヒ音楽院で学びました。帰国後はヘルシンキの聖ヨハネ教会でオルガニストとして長く勤め、ピアニストやピアノ教師としても活躍。音楽評論家としてもフィンランド・オペラの設立に寄与し、幅広い音楽活動を展開しました。彼は若い音楽家の育成にも尽力し、その教育活動はフィンランド音楽界全体に広がりました。
彼は数多くのピアノ曲や歌曲を手掛け、中でも『夏の夕べのワルツ』や『ねんねん坊や』、『人生に!』は広く知られ、フィンランド人の心に深く根付いています。特に『行商人の歌』は、フィンランド人なら誰もが一度は耳にしたことがあるほど有名で、フィンランド民謡と勘違いされるほど、彼らの日常生活に深く浸透している作品です。彼の歌曲は、フィンランド詩の豊かな表現力と調和し、今もなお多くのフィンランド人に愛されています。メリカントの作品は、神秘的な憂愁と喜びが入り混じった独自の表現力が特徴です。彼の歌曲はフィンランド語の響きに自然に寄り添い、フィンランド人の精神性や自然を反映しています。現在もフィンランド文化の一部として受け継がれており、「メリカント声楽コンクール」が定期的に開催され、彼の遺産は今も大切に守られています。




【ご購入について】
299 MUSIC のCD は、全国の大手CD ショップ、Amazon.co.jp等の通販サイトにて取り扱っております。
特設サイト https://toivo-suomi.fi/discography/oskar-merikanto-yksinlauluja/
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[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150084/1/150084-1-03a99c5ce6289da3856d3241507273f2-1908x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【制作会社】
合同会社 録音研究室/Recording-Laboratory, LLC.
所在地:〒112-0002 東京都文京区小石川5-16-5 栗田ビル1F
代表者:山中 耕太郎
事業内容:クラシック音楽等の録音、音源やCD等制作及び販売
レーベル名:299 MUSIC
URL:https://www.rec-lab.com



プレスリリース提供:PR TIMES

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