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プレスリリース

Boston Medical Sciences株式会社

非侵襲的大腸がんスクリーニングAIを研究開発するBoston Medical Sciences社、シードラウンドで4億円を調達

(PR TIMES) 2023年10月08日(日)05時40分配信 PR TIMES

ハーバード大学医学部、およびマサチューセッツ総合病院で教員・研究者を務める医師が2023年4月に設立した、Boston Medical Sciences株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:岡本将輝、以下「当社」)は、Beyond Next Ventures株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:伊藤毅)から第三者割当増資を実施しました。また、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が提供する2023年度「ディープテック・スタートアップ支援事業(STSフェーズ)」にも採択され、エクイティ・助成金を合わせて総額4億円規模の資金調達となります。
大腸がんは国内がん種別罹患数1位、死亡数2位を占め、これらの数は増加し続けています。世界的にも巨大な疾病負荷を持つこの大腸がんによる死亡は、早期発見と早期医療介入により十分に回避することが可能であるにもかかわらず、「精密検査を受けることへの抵抗感」が最大の障壁となっています。大腸がんの精密検査は、多量の下剤服用が必要であること、内視鏡の挿入、検査準備および検査時間の長さなどによって、多くの要精密検査者に忌避される傾向にあります。

当社はAIの研究開発、医療画像解析、臨床医学への強力な技術・経験をバックグラウンドとして、「下剤不要のバーチャル内視鏡検査システム」である「AIM4CRC」を世界で初めて、日本から臨床実装することを目指しています。身体的・精神的侵襲性の低い高精度検査を実現し、精密検査忌避者を検査の場に呼び戻すことで、大腸がんによる死を根絶することが私たちの願いです。

調達資金の使途は、1. 特許出願済みのコア技術をベースに、さらなる高精度化とプロダクト化に向けた研究開発、2. 臨床検証と共同研究の推進(ハーバード大学医学部/マサチューセッツ総合病院 3D Imaging Researchを含む)、3. エンジニア/リサーチャーの採用強化、4. 薬事・QMS/臨床開発の採用強化、となります。

当社は「早期発見・予防の力で世界から大腸がん死をなくす」という理念の下、研究開発およびビジネス戦略のプロフェッショナルらが集い、最速・最短での当該技術の臨床実装を推進しています。

ロゴの由来:
「がんにならない長寿の大型動物」である鯨を理念の象徴としています。


Beyond Next Ventures パートナー・執行役員 橋爪克弥氏コメント:

日本でも数千万人規模で未受診とされる大腸がん検査の負担を軽減し、早期発見・早期治療の促進によって大腸がんによる死の根絶を目指す同社のビジョンに深く共感し、Boston Medical Sciences社へ新規出資を行いました。医師起業家である岡本氏と3年前に出会い、医療×AIに関する深い知見、研究・臨床・事業へのバランス感覚、周りを巻き込む人柄や行動力に惚れ、一緒に仕事をしたいとずっと思っていたので、この機会をとても嬉しく思います。大腸がん罹患数が日本で1位ということは、自分の家族や親戚、友人などまわりの誰かが罹患する可能性が高いとも言えます。数年後には同社の技術が社会に実装されはじめ、10年後には大腸がんの発症率が低下し始める未来を信じ、岡本社長、そしてBoston Medical Sciences社のチームとともに私も創業メンバーとして関わってまいります。


【Boston Medical Sciences株式会社(Boston Medical Sciences, Inc.)】
本社:東京都中央区日本橋本町3-7-2 MFPR日本橋本町ビル3F B-PORT内
研究開発拠点(BMS Research)*:東京都中央区日本橋小伝馬町14-10 2F
*23年10月開設予定
創業者・代表者:岡本 将輝
主な事業:非侵襲的大腸がんスクリーニングAIシステムの研究開発と臨床実装
URL:https://b-ms.tech/


【本リリースに関するお問い合わせ先】
Boston Medical Sciences株式会社 営業窓口
info@b-ms.tech

プレスリリース提供:PR TIMES

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