プレスリリース
技術に特化したリサーチファームのCross Research LLPが、大腸がんの早期診断におけるバイオセンサーの研究開発状況と各社参入状況に関してウェビナーを開催します
バイオセンサー技術は、バイオマーカーを高感度に検知することができ、CT、MRIといった大型検査機器と比較して安価に、かつ、高度な手技を必要としないなどの利点から、潜在的ながん患者の早期発見、リスク診断に期待が寄せられています。
今回は「大腸がん」に着目し、現在の研究の最前線や今後の動向に迫ります。
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開催日
2023年9月14日
概要
大腸がんをはじめとしたがんの生存率向上において、早期発見は非常に重要な意味を持ちます。一方で、発見が困難な疾患においては、内視鏡検査、CT検査などの高度な設備と時間を要する場合が多く、誰しもが早期に診断を受けるのが難しいというのが現状です。そんな中、現在バイオセンサーには大きな注目が集まっています。バイオセンサー技術は、バイオマーカーを高感度に検知することができ、CT、MRIといった大型検査機器と比較して安価に、かつ、高度な手技を必要としないなどの利点から、潜在的ながん患者の早期発見、リスク診断に期待が寄せられています。
今回は「大腸がん」に着目し、現在の研究の最前線や今後の動向に迫ります。
ウェビナー申込方法
Peatixからチケットのお申し込みをお願いいたします。
https://peatix.com/event/3674126/
タイムテーブル
20:00 - 20:10 イントロダクション: Cross Research LLP紹介
20:10 - 20:50 バイオセンサーの早期診断への応用について説明
20:50 ~ Q&Aセッション、質問量に応じて変更
主催者情報
名称: Cross Research有限責任事業組合(Cross Research LLP)
事業内容: 技術に特化したリサーチファームとして、各種技術の研究、開発、およびアドバイザリーサービス
所在地: 〒555-0021 大阪府大阪市西淀川区歌島2丁目3-24
ウェブサイト: https://cross-research.studio.site/
共同パートナー:伊東弘人
水質浄化の研究の後、スタートアップ企業にて新規事業開発コンサルサービスのコンサルタント職、のちにプロダクトマネージャー職に従事。現在は林業会社の経営。個人事業のコンサルが興じて林と共同で当社を設立。
レポート概要(書き出し)
大腸がんは世界においてはがんによる死亡数に占める割合のうち2位、日本においても男性では2位、女性では1位と主要ながんである。また、その数・割合共に、世界、日本と共通して増加傾向にあり、高齢期医療における大きな課題となりうる (Our World in Data, “Cancer”, 2023/07/25: https://ourworldindata.org/cancer )。治療手法も様々検討・活用されている中ではあるが、ステージIIIにおける5年相対生存率は77.3%程度と大きな改善は見られておらず、依然として大腸がんの早期診断・発見における治療前後における社会生活に対する寄与は大きい。
その診断には、便潜血検査、内視鏡検査、CT検査、貧血様諸症状の問診、など様々な手法が複合的に用いられるものの、発見にかかる感度・精度は十分でなく、また高い技術・検査費用が必要となる。一方、大腸がんの早期兆候、発症にかかる病理・病態解析も様々に進行しており、低分子、タンパク質、遺伝子変異など様々なバイオマーカーが発見されている。バイオマーカーは、疾患特異的に発生・増減する分子群であり、その検出は大腸がん検査、特に早期診断においても重要な役割を占める。(Kuipers EJ et al., Nat. Rev. Dis. Primers. 2015, 1)
そのため、これらバイオマーカーを標的とした診断技術 (バイオセンサー、バイオセンシング) に、注目が集まっている。バイオセンサー技術は、これらバイオマーカーを高感度に検知することができ、CT、MRIといった大型検査機器と比較して安価に、かつ、高度な手技を必要としないなどの利点から、潜在的な大腸がん患者の早期発見、リスク診断に期待が寄せられる。
プレスリリース提供:PR TIMES