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一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟

アニメに未来があることを信じたい。 一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟 設立のお知らせ

(PR TIMES) 2023年05月19日(金)11時45分配信 PR TIMES

アニメ業界に山積する課題を解決するための一歩となるため、アニメプロデューサーである植田益朗を代表理事として「一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟」(以下「NAFCA」)を2023年4月27日に設立したことを発表いたします。本法人では今後人材育成をはじめとした事業を行うことにより、日本のアニメの未来を築く一助となることを目指します。
[画像: https://prtimes.jp/i/121993/1/resize/d121993-1-bb23b5958dd061e61ff5-2.png ]

商業アニメ成立から約100年。関連産業の売り上げは2.7兆円を超え、国を象徴する文化として、世界を席巻するアニメは、人々の生き方にさえ影響を与え、心を豊かにするコンテンツへと進化しました。
その一方で制作現場は、夢を育むファクトリーとは程遠い、体力・気力の限界を“この仕事が好き”という作り手の思いで支えている状況であり、現場の疲弊は、破綻寸前といっても過言ではありません。
日本のアニメは、貧困を覚悟しなければ、飛び込めない場所であり続けるのでしょうか。
それが引き起こす人材の枯渇を、制作体制の海外依存で補い続けるのでしょうか。
働き方が世界的に変化し、雇用の不平等に厳しい目が注がれる中で、行政からメスが入るまで、この状態を放置するのでしょうか。

私たちNAFCAは、待遇改善のみを掲げる団体ではありません。経営側と制作側が互いの事情を理解し、責任を自覚し、それぞれの知恵で、蓄積した澱みを解消し、大きなゴールをめざす。そして国の文化戦略とも連携し、もっと高みをめざしていくための団体でありたいと考えます。

■法人概要
法人名: 一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟
英語名:Nippon Anime & Film Culture Association(通称:NAFCA)
代表理事: 植田益朗(アニメプロデューサー)
設立理事:北尾 勝(アニメーター)、ヤマト ナオミチ(演出)、咲野 俊介(声優)、甲斐田 裕子(声優)
設立日: 2023年4月27日(木)
公式サイト:https://nafca.jp/
公式SNS:Twitter @NAFCA_official /Youtube https://youtube.com/@NAFCA_official /Instagram @NAFCA_official

■事業内容
1.《人材育成事業》
2.《政策提言・業界ヒアリングなど》
3.《セル画、原画などのアニメアーカイブ事業》
4.《アニメ福祉関連事業、アニメの社会的利用事業》
5.《アニメコミュニティ事業》
6.《イベント事業》

■会員種別
[表: https://prtimes.jp/data/corp/121993/table/1_1_aa267f8d9f41fa7566f722829315da62.jpg ]



■会員特典
職業正会員を対象に、業界内の交流会等イベントを企画しています。アニメーターと声優は同じアニメを作るクリエイターですが、相互の交流がほとんどありませんでした。異業種での交流を増やすことで、より深く作品に向き合い、インスピレーションが生まれることを期待しています。
その他にもお金のことや生活のことなどに関する各種セミナー、デッサン、レイアウト、パース、演出などベテランアニメクリエイターによる勉強会、ファンミーティングなどを随時企画・運営してまいります。
本日より公式サイトにて無料準会員の募集を開始いたします。正会員につきましては準備が整い次第、公式サイトや公式SNSにて発信いたしますので、追加情報をお待ちください。賛助会員ご希望の方は別途公式サイトよりお問い合わせください。
なお、本会員は国内だけに留まらず国外の方も歓迎いたします。公式サイトをはじめ英語での発信もしていく予定ですのでよろしくお願いいたします。

■アニメータースキル検定
設立時の柱事業として、人材育成・アニメータースキル検定を行います。
アニメ業界は長年、先輩から受け継がれてきた口伝をもとに技術を継承してきましたが、昨今の製作本数の激増に伴い、職場での技術継承ができなくなっています。また、人手不足のあまり制作会社にSNSからスカウトされ、育成されることなく現場に放り出され野放しにされたアニメーターは、自分が正しいのか間違っているのかもわからず、彷徨っている状態にあります。
本来ならベテランが担当すべき工程を、新人に作業させている状況が続き、その結果クオリティが下がり、修正のためにスケジュールが遅れ、放映が落ちるという最悪の悪循環から抜けだせないまま時間だけが経ってしまいました。このままでは、今までアニメ業界を支えてきたベテラン層の引退と共に、日本のアニメ全体のクオリティの低下も免れません。
この危機的状況をくいとめ、商業アニメの基礎を学びたいと願うアニメ業界志望者、そして低賃金にならざるを得ない技術不足のアニメーターたちの再教育の場として“アニメータースキル検定“を、株式会社たくらんけ様と、同じ危機感をもつベテランアニメーター有志で始めることに致しました。
検定詳細は添付資料をご覧ください。

■政策提言
上述の通り、アニメクリエイターは不遇な環境を強いられています。業界内での改善と同時に、政治への働きかけをすることによる業界全体の地位向上も目指していきます。声優には既に「日本俳優連合」という俳優の地位と権利を守る組織があり、先人たちが戦い、多くの権利を獲得してきました。そのような団体と緊密に連携を取ることも含めて業界全体の底上げを目指します。

■公式キャラクター
アニメーター、キャラクターデザイナーである馬越嘉彦氏に依頼し、公式キャラクター「望月ほくと」と家臣犬「影マル」を制作いただきました。こちらのキャラクターはNAFCAのイメージキャラクターとして各種グッズへの展開やアニメーター検定の素材としても活用していく予定です。
なお本制作に関してはNAFCAと馬越氏の間で契約書を取り交わし、二次創作の許可を得ています。アニメーターやファンアートを含め様々に展開し、広く愛されるキャラクターになることを望みます。
ハッシュタグ#GOGONAFCAをつけて、SNSへの投稿をお待ちしています。

■クラウドファンディング
NAFCAでは、アニメータースキル検定をはじめとした事業を行うための活動費に充てるため、「うぶごえ」様にてクラウドファンディングを本日から開始いたしました。リワードには「NAFCA立上参加記念カード」や「ほくと」と「影マル」の各種グッズのほか、馬越氏のイラストにクリエイターのサイン寄せ書きが入った数量限定複製色紙などを用意しています。日本のアニメを愛する皆様のご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、本クラウドファンディングとは別に海外ファンに向けたアニメーター色紙オークション等の実施も計画しています。こちらも準備が出来次第各種SNSにて告知いたします。
クラウドファンディングページ:https://ubgoe.com/projects/440 

添付資料:
https://drive.google.com/drive/folders/1QB8-l3YY972Jt7hNGB9GX88abrD9hgdx?usp=sharing



プレスリリース提供:PR TIMES

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