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NANOSTRING TECHNOLOGIES, INC.

ナノストリングが、空間生物学に革新をもたらす「CosMx空間分子イメージャーおよびAtoMx空間バイオインフォマティクスプラットフォーム」の出荷を開始

(PR TIMES) 2022年12月20日(火)10時15分配信 PR TIMES

CosMxは空間生物学研究のための超高プレックスin situイメージャー、AtoMxは初めてのクラウドベースの空間生物学データ解析用ソフトウェアスイートです。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/111574/table/1_1_2a4a436de70b9321cacaf97408b22656.jpg ]



シアトル--(BUSINESS WIRE <https://www.businesswire.com/>)-ライフサイエンス領域で基礎研究・トランスレーショナル研究のための技術を提供する先進企業であるNanoString Technologies, Inc.(NASDAQ: NSTG、以下ナノストリング)は、CosMx™空間分子イメージャー(SMI)およびAtoMx™空間バイオインフォマティクスプラットフォーム(SIP)の出荷を2022年12月6日より開始したことを発表しました。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=t18xeqTxkEc ]




CosMx SMIは、そのままの形態の全組織切片で1,000種類以上のRNAと64種類以上のタンパク質を高分解能で視覚化できます。CosMxは、新鮮凍結組織検体とホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織検体のどちらでも、遺伝子およびタンパク質の発現状況をシングルセル・サブセルラーレベルの分解能で定量化・視覚化することができます。タンパク質イメージングを含むマルチモダリティの解析により、CosMx SMIは最高水準の細胞セグメンテーションを実現します。高プレックスin situ解析では、細胞の種類、状態、機能および細胞間相互作用を1回の実験で調べることができます。


CosMx SMIは、ワークフローを調節して、基礎研究のためにバイアスの影響を受けない高プレックスのバーチャルスライドを優先することも、トランスレーショナル研究のための生物学的特徴に関するハイスループット解析を優先することもできるため、あらゆる段階の研究に携わる研究者に貢献することができます。CosMxではヒト・マウスの既成パネルのほか、カスタムでのアドオンや、自由にカスタマイズしたものなどさまざまなアッセイを利用することができ、様々な動物種にも対応することができます。
[画像: https://prtimes.jp/i/111574/1/resize/d111574-1-841d2b02287471994cee-2.png ]



AtoMx SIPはこれまでにないクラウドベースのインフォマティクスプラットフォームで、空間生物学領域の研究者にとって研究のデザインから論文発表に至るまでのワークフローに必要となるセキュリティと拡張性を備えたストレージと解析を提供します。AtoMx SIPはCosMx SMIプラットフォームとGeoMx(R)デジタル空間プロファイラー(DSP)の両方に対応しており、柔軟に運用できる「データレイクハウス」にデータを保存し、人工知能や機械学習を利用して簡単にデータを精査することができます。クラウドベースのプラットフォームでは、検査室は独自のインフォマティクスインフラに高費用を投じる必要がなく、また空間生物学的解析に必要な計算時間が数日間から数時間に短縮されます。既成のデータ解析製品を利用することも、ユーザー独自のコードでそうした製品をカスタマイズすることも、バイオインフォマティクスのコミュニティで開発されたオープンソースのツールを利用することもできます。



「今後数年以内に、組織内での細胞の挙動を調べるのに科学者たちが当社の空間生物学プラットフォームを利用するようになり、教科書に載っている生物学の基礎を書き換えてくれることでしょう」とナノストリングの最高科学責任者ジョー・ビーチャムは話しています。「CosMx SMIは細胞一つひとつの『営み』と、組織の中でどのように『近隣とのまとまり』を形成して、近傍の細胞とどのようにコミュニケーションをとっているのかを調べるのに非常に適しています。GeoMx DSPは、組織中の細胞の『近隣とのまとまり』をプロファイリングするのに必要な精度とスループットを提供します。またAtoMx SIPは、CosMxとGeoMxで得られた膨大なデータセットを解釈するための手段となります。
CosMx SMIおよびAtoMx SIPは、GeoMx(R)デジタル空間プロファイラー(DSP)をはじめとするナノストリングが誇る業界屈指の空間分析装置ポートフォリオに加わることになります。GeoMx DSPは、完全自動型の空間生物学解析装置で、ヒトおよびマウスの全トランスクリプトーム解析を行えるほか、その他の動物種を対象としてカスタマイズしたアッセイを行えます。2022年9月30日現在、世界の主要な研究者によるナノストリング社の空間生物学装置の発注数は475台以上に上ります。

また、CosMx SMIは、The Scientist誌によって 2022 年のトップ10イノベーションの1つとして認められました (https://www.the-scientist.com/ts-digest/view/the-scientist-top-10-innovations-2022-12-2)。 これにより、CosMx SMIは、各研究分野での従来の課題に対処する可能性を秘めており、研究に革命をもたらし、科学的知識を進歩させることが可能な製品として認識されました。このプレスリリースはマルチメディアを特集しており、全文は<https://www.businesswire.com/news/home/20221213005381/en/>からご覧いただけます。

ナノストリングCosMx空間分子イメージャーについてより詳しく知りたい方はウェブサイトをご覧ください<https://jp.nanostring.com/products/cosmx-spatial-molecular-imager/cosmx-smi-overview/>

ナノストリングについて

ナノストリングは空間生物学領域における先進企業であり、基礎研究およびトランスレーショナル研究のための革新的ソリューションのエコシステムを提供することで、お客様が生物学の地平を広げるお手伝いをしています。GeoMx(R)デジタル空間プロファイラーは160以上の査読付き論文に取り上げられた柔軟性と一貫性を兼ね備えたソリューションであり、全組織検体の利点に遺伝子およびタンパク質のデータを組み合わせて、1枚のFFPEスライドで空間的な全トランスクリプトーム解析およびプロテオミクス解析を行えます。CosMx™空間分子イメージャーは、FFPE検体で解析が行える、空間マルチオミクスを利用したシングルセル・イメージングプラットフォームで、自然環境におけるシングルセルマッピングを行うことで、深い生物学的知見と新たな発見を1回の実験で得ることができます。AtoMx空間バイオインフォマティクスプラットフォームは、高度な分析機能と世界規模での連携機能を備えたクラウドベースのインフォマティクスソリューションで、時と場所を選ぶことなく空間生物学研究に有用な知見を得ることができます。当社の各種研究用装置の土台となっているnCounter(R)解析システムは6,000以上の査読付き論文に取り上げられており、数百種以上の遺伝子、タンパク質、miRNA、コピー数多型の発現解析を安全かつ容易に、また高い感度と精度で行うことができます。より詳しい情報が知りたい方はウェブサイトをご覧ください(www.nanostring.com)。

NanoString、NanoString Technologies、ナノストリングのロゴ、CosMx、GeoMxおよびnCounterは各地域におけるNanoString Technologies, Incの商標または登録商標です。



プレスリリース提供:PR TIMES

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