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一般社団法人鎌倉さかなの協同販売所

「一般社団法人鎌倉さかなの協同販売所」設立のお知らせ

(PR TIMES) 2022年12月05日(月)14時45分配信 PR TIMES

神奈川・鎌倉の住民と鹿児島・阿久根の水産業者が協同で魚屋づくり

11月7日=”いいさかなの日”に、「一般社団法人 鎌倉さかなの協同販売所」(本拠地:神奈川県鎌倉市、代表:田島 幸子)を設立いたしました。
顧問・アドバイザーには魚の伝道師として知られる株式会社ウエカツ水産代表・上田勝彦氏が就任。
神奈川県鎌倉市の住民と鹿児島県阿久根市の水産業者がそれぞれのニーズや地域課題を持ち寄り、魚屋の運営を通じ、買い物難民の課題を抱える鎌倉の郊外住宅地と、水産業の課題を抱える阿久根、両地域の課題解決を目指します。
https://sakanayamarukama.com/
[画像1: https://prtimes.jp/i/111382/1/resize/d111382-1-152c6bd6bc8527ec517a-3.png ]


概要
“地域がつながるさかなの協同販売所“をコンセプトとした新しいスタイルの鮮魚店「サカナヤマルカマ」を鎌倉の郊外住宅地に2023年春にオープンし、市内各所で鮮魚や総菜の移動販売を行う予定です。その運営母体となるのが、鎌倉市の町内会長ら住民たちと、鹿児島・阿久根市の水産業者らでつくる「一般社団法人 鎌倉さかなの協同販売所」です。

高度経済成長期に一斉開発され、高齢化による買い物難民や孤立といった課題を抱える鎌倉の郊外住宅地・今泉台を拠点に、同様の課題課題を抱える他の町内会と連携し、新鮮な魚を移動販売します。この魚屋は、地域間交流を大きなテーマに掲げており、阿久根市と鎌倉市の漁業者らから直接仕入れた旬の鮮魚や、それらを使った惣菜、特産品などを取り扱います。定期的に各地の水産業者との交流イベントや、学生の体験学習受け入れを行い、魚を軸とした人材の育成や学びの機会をつくります。

高齢化が進む鎌倉の郊外住宅地に、旬の美味しい鮮魚を楽しめる豊かな食環境と、魚食を通じた新たな交流の場をつくることで、各地の水産業者や地方の若者たちの応援にもなる、地域間連携を通じた三方よしの新しい魚屋づくりへのチャレンジです。

[画像2: https://prtimes.jp/i/111382/1/resize/d111382-1-9e46b67537ed36bd01b0-0.jpg ]


一般社団法人 鎌倉さかなの協同販売所について
鎌倉の新旧町内会長や阿久根の水産業者、まちづくり会社の代表など2地域の多世代・多業種メンバーで構成された組織です。「魚の伝道師」こと(株)ウエカツ水産代表の上田勝彦氏が顧問・アドバイザーに就任し、人材育成を担います。
2022年夏、開業資金調達を目的としたクラウドファンディングに挑戦し、目標額の500万円を大幅に上回る767万円のご支援をいただきました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/111382/1/resize/d111382-1-cc4ecf8f9729cb2bb0e9-2.png ]


サカナヤマルカマについて
サカナヤマルカマは、“地域がつながる協同販売所“をコンセプトとしたまちの魚屋です。おいしい魚を日常的に食べたい神奈川・鎌倉の生活者(地域住民)と、後継者不足や不漁など、多くの課題を抱える鹿児島・阿久根の水産業者が、それぞれの地域課題を持ち寄り、お互いの環境を改善していきます。鎌倉で最も不便と言われる高齢化率45%の郊外住宅地「今泉台」と、水産物の地域内販売に限界があり都市部に直接魚を提供したいと考えていた「阿久根」。最初の取り組みとして、ご縁があった2地域の課題解決を目指します。

[画像4: https://prtimes.jp/i/111382/1/resize/d111382-1-8fd366fd10f3ff1dfa17-1.png ]

事業の起点となった地域間交流プロジェクト「〇〇と鎌倉」、水産業に馴染み深い〇マークから着想を得たロゴ。 デザイン:Yuki Okajima

消費地「今泉台」では商店街の相次ぐ閉店による買い物難民や生活の孤立化、生産地「阿久根」では魚価の低迷や後継者の不足といった問題が深刻化しています。これらに対し、今泉台商店街の元鮮魚店跡に、鮮魚加工・販売・イベントスペースを兼ね備えた多機能鮮魚店をオープンし、市内複数の郊外住宅地でも鮮魚や水産加工品の販売及び生産地と消費地をつなぐ情報発信等を行います。また、2地域の連携によるモデルケースをつくり、鎌倉を拠点として複数の生産地とつながりを広げることを目指します。

きっかけと経緯
本事業のきっかけとなったのは、2017年にスタートした「阿久根と鎌倉」プロジェクト。全国的な課題となっている、魚を生業とする人材の育成、魚食の普及を目的に、当時鹿児島県阿久根市地域おこし協力隊だった石川秀和(現(株)まちの灯台あくね代表)が発起人となり、(株)カンバセーションズが主宰する鎌倉発の地域間交流プロジェクト「〇〇と鎌倉」との連携で、毎年鎌倉で阿久根の魚をテーマにした交流型イベントを実施。[画像]
2018年に開催したイベントのフライヤー阿久根市より民間の協力メンバー、食品加工科の高校生らが鎌倉に短期滞在し、鮮魚販売や食堂運営等を行った。2018年に実施した郊外住宅地における鮮魚の移動販売が連日好評だったことから、地域における魚屋のニーズを実感した今泉台町内会と梶原山町内会が「〇〇と鎌倉」と連携し、住民主体で魚屋プロジェクトの立ち上げを決意しました。
2022年6月、7月には鎌倉市内5ヶ所で移動販売のテスト営業を実施し、地域のニーズを再確認、2023年春に店舗オープン予定。
鎌倉の2町内会を中心とした住民主体のボトムアップ事業でありながら、発足から約1年で産学官民連携体制に。研究や実証実験を目的とした大学や企業の受け入れは、今後も積極的に行っていきます。

[画像5: https://prtimes.jp/i/111382/1/resize/d111382-1-55f012eccca4f4d5a96f-4.png ]



◎魚好きなら未経験・シニアも歓迎!オープニングスタッフ募集中
店舗のオープンに向けて、鮮魚の加工や調理、移動販売を担ってくれる新メンバー(アルバイト勤務)を募集しています。年齢・性別・キャリア問わず、「魚が好き!」という方に向けた新たなチャレンジの場にできるよう週1日以上の勤務ができれば応募可能、鮮魚加工の経験は問いません。アドバイザーやプロの鮮魚士、阿久根の水産業者による研修を予定しています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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