プレスリリース
〜自動運転開発・制御領域の技術力強化とサービス向上を目指して〜
株式会社IDAJ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:徐 錦冑、以下IDAJ)は、モデルベース開発(Model Based Development、以下MBD※)を中核とした設計開発ソリューションを提供するインテグレーションテクノロジー株式会社(本社:埼玉県和光市、代表取締役:船田 浩良、以下インテグレーションテクノロジー)を買収したことをお知らせします。
■買収の背景と目的
IDAJは、DXを推進する製造業に対して、MBD・CAE領域においてデジタル・エンジニアリング事業を展開しています。30年にわたって培った実績と技術力を軸に、お客様の製品開発プロセスを深く理解し、ものづくりプロセス全般に適用するMBD・MBSEプロセスの開発と展開を強力にサポートするためのトータルソリューションを提供しています。特に近年は、電動化や自動化といった技術トレンドの中で市場が成長しているMBD領域において、MBD・MBSEプロセス設計コンサルティング、MBD技術支援に注力しています。
インテグレーションテクノロジーは、車両運動制御や自動運転開発をはじめとする制御分野のMBDに強みを有し、10年以上にわたって1Dシミュレーション等のモデル構築支援をはじめとするエンジニアリングサービスを提供し、またCAE技術をも有する理化学研究所発の企業です。
今回の買収によって、インテグレーションテクノロジーの制御領域およびモデル構築支援における知見と、IDAJのMBD・MBSEプロセス設計支援の知見を融合することで、メカ・エレキ・ソフトの三位一体開発を実現し、幅広い分野や領域を網羅する技術力と競争力を身に着け、ともに事業拡大を目指します。
■今後の展望
IDAJは、今後も積極的な投資を行い、MBD領域に限らず新規領域や新規事業への挑戦を続けます。今回の買収はその一環であり、引き続き製造設計DXのリーディングカンパニーを目指して、お客様に新しい価値を提供してまいります。
※ モデルベース開発(MBD):制御開発の上流工程において、制御モデルと制御対象となるプラントモデルを組み合わせたMILsを用いてシステムのふるまいを検証する手法であったものが、デジタル環境の進化と共に、試作や評価の代替であったモデル(システムモデルやCAEモデル全般を指します)を、ものづくりプロセス全般に適用するモデルベース(MBD)プロセス手法。
■当社およびインテグレーションテクノロジーからのコメント
・当社代表取締役社長 徐 錦冑
MBD分野において高い技術力、優れた人材及び豊富な実績を持つインテグレーションテクノロジーと、共に歩むことができることを大変嬉しく思います。今後は両社の強みを生かし、MBD分野における持続的成長の実現のために事業に取り組んでまいります。
・インテグレーションテクノロジー 代表取締役 船田 浩良
世界の製造業にとってのシミュレーションの位置づけが大きく変わりつつある今、IDAJのような素晴らしい企業のメンバーとなれることを大変嬉しく思っています。これからが楽しみです。
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図 今回の買収において強化する事業領域
[表: https://prtimes.jp/data/corp/108252/table/1_1_f81dff0f87f2b009ba991fc57ecfdeee.jpg ]
お問い合わせ先
株式会社 IDAJ 営業本部
〒220-8137 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1-1 横浜ランドマークタワー37F
TEL:045-683-1990 FAX:045-683-1999
E-Mail:info@idaj.co.jp
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