• トップ
  • リリース
  • Classiqが世界最高レベルの量子回路の設計を競う、コーディングコンテスト「Classiq Coding Competition」の開催を発表

プレスリリース

  • 記事画像1

Classiq Technologies Ltd.

Classiqが世界最高レベルの量子回路の設計を競う、コーディングコンテスト「Classiq Coding Competition」の開催を発表

(PR TIMES) 2022年05月13日(金)18時45分配信 PR TIMES

効率的で革新的な量子回路を開発した参加者へ総額2万5千ドルの賞金とパブリシティの機会を提供する世界規模のコンテスト

【2022年5月11日、イスラエル】 - 量子コンピューティングソフトウェアのリーディングカンパニーであるClassiq Technologies(本社:イスラエル・テルアビブ、以下「Classiq」)は本日、実世界の重要問題を解決するための高効率な量子回路の設計を競うコーディングコンテスト、「Classiq Coding Competition」( https://ja.classiq.io/competition )の開催を発表しました。これは、量子コンピュータの効率性に焦点を当てた初めてのコンテストとなります。量子コンピュータのリソースは限られているため、リソースを最大限に活用できるコンパクトで最適化されたソリューションの構築は非常に重要となります。Classiqでは、量子回路の効率的なコーディングが、現在および将来の量子コンピュータの価値を最大化する鍵になると考えています。
ClassiqのCEOであるNir Minerbiは次のように述べています。
「効率的な量子アルゴリズムの作成は、エンジニアリングであると同時にアートでもあります。Classiq Coding Competitionは、世界中の量子ソフトウェアのコミュニティに対して、その才能を存分に発揮し、量子コンピューティングがいかに人間を新たな高みへと導くかを示す機会となります。効率的な量子回路は、量子コンピュータによって重要問題を解決する能力を高めるのです」

Classiq Coding Competitionは、4つの問題で構成され、計17の受賞者に賞金が与えられます。各問題の優勝者には3千ドル、2位と3位にはそれぞれ1,500ドルと500ドルが贈られます。また、最も革新的なソリューションを構築した参加者や、最も今後の成長が期待される18歳未満の参加者には、1千ドルの賞金を複数名に対して授与します。さらに、優勝者は、量子技術の最新動向を発信する『The Quantum Insider』( https://thequantuminsider.com/ )で紹介される機会を得ます。

[画像: https://prtimes.jp/i/101286/1/resize/d101286-1-777eab41f64920354d63-0.png ]


受賞者の決定は、著名な審査員によって行われます。審査員は以下の通りです。

Classiq 共同設立者兼CEO Nir Minerbi
アマゾン ウェブ サービス(AWS) HPCと量子コンピューティング ジョサイア・ビョールガルド氏
アクセンチュア 量子コンピューティング・インキュベーション・ヨーロッパ セバスチャン・センゲ博士
Hyperion Research 量子コンピューティング担当チーフアナリスト ボブ・ソレンセン氏
コーポレート・フューエル・パートナーズ マネージング・ディレクター ラス・ファイン氏

ある問題では、最も少ない2量子ビットゲートで動作する回路を作成したものが勝者となり、またある問題では、回路の深さを最小にすることを追求します。Classiqは、6月中旬にClassiq Coding Competitionの優勝者を発表する予定です。

Nir Minerbi CEOは、さらに次のように付け加えています。
「コンパクトで効率的な回路でどれだけのことが実現できるか、皆さん驚かれることでしょう。アポロ11号の宇宙ミッションで使われたオンボードコンピュータは、わずか72キロバイトのROM(読み出し専用メモリ)を使って人類を月に到達させました。量子コンピューティングは飛躍的に発展しており、美しく効率的な量子アルゴリズムの開発は、今後何年にもわたって求められるでしょう。現在利用可能なコンピュータにより大きな問題を収めることができる組織は、他の組織よりも早く量子による恩恵を享受することができるでしょう。Classiq Coding Competitionは、これを実現するために必要な創造性と独創性を奨励し、コンパクトで効率的な回路における可能性というアートに焦点を当てるものです」

Classiq Coding Competitionは、Classiqの社員とその家族を除き、世界中のどなたでも参加することが可能です。Classiq Coding Competitionの詳細と参加登録はこちら( https://ja.classiq.io/competition )をクリックしてください。

Classiqについて
Classiqは量子コンピューティングソフトウェアのリーディングカンパニーで、量子コンピューティングプログラムを立ち上げて加速させることを目指す企業向けに、開発プラットフォームを提供しています。Classiqの特許である「量子ソフトウェア向けCAD(CAD for quantum software)」のエンジンは、ハイレベルの機能モデルを、ハードウェアを考慮した最適な回路に自動的に変換します。Classiqのプラットフォームを利用することで、ユーザーは量子アセンブリのレベルで作業する必要がなく、他の方法では不可能な高度なアルゴリズムを構築することができます。ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)、HSBC、Samsung NEXT、NTTといった有力投資家に支えられ、Classiqは2020年の創業以来、5000万ドル以上を調達し、世界レベルの科学者とエンジニアのチームを組織し、数十年にわたって蓄積された量子の専門知識を画期的なプラットフォームに凝縮しています。Classiqをご利用いただくことで、量子ソフトウェアの可能性を押し広げ、価値あるIPブロックを構築するだけでなく、実世界の問題に対する量子ソリューションを探求し、来るべき量子コンピューティング革命の恩恵を最大限に得る準備をすることが可能になります。詳細については、LinkedIn、Twitter、YouTubeでClassiqをフォローするか、ウェブサイト( https://ja.classiq.io/ )をご覧ください。

LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/classiq-technologies/
Twitter: https://twitter.com/classiqtech
YouTube: https://www.youtube.com/c/ClassiqTechnologies

プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る