プレスリリース
【SDGsに最適】試薬・プラスチック削減、検査作業の効率化を実現
アメリカ・シリコンバレーに本社を構えるマウイDNAテクノロジーズ(本社:米カリフォルニア州ヘイワード市)は、検体の常温長期安定保存が可能な採取容器「iSWAB(アイスワブ)」のシリーズの一つとして、RNA抽出試薬・抽出作業不要のPCR検査用「iSWABマイクロバイオームEL」を、日本で発売開始しました。
「iSWABマイクロバイオームEL」について:https://www.mawidna.jp/products
[画像1: https://prtimes.jp/i/96410/1/resize/d96410-1-4adf1f3c74f0c1684e56-0.png ]
オミクロン株の猛威により、現在全国で数多くのPCR検査が行われています。しかし、寝たきり方、高齢者や幼児にとっては、唾液を出すことは非常に難しい作業です。また、全国の分析現場で使われる各種プラスティックや試薬の量、およびその廃棄コスト、さらに分析に携わる方々の作業時間などPCR検査に係るコストは膨大です。「マイクロバイオームEL」は、こうした問題を解決し、SDGsに貢献します。
「マイクロバイオームEL」は、下図PCR検査プロセスのステップ2(不活化・RNA抽出作業)を省略できるため、ステップ1(検体採取)から直接ステップ3(ミックス液に添加)のプロセスに進むことができます。
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製品の3つの特徴
1. RNA抽出作業が不要。その作業に関わるあらゆるコスト削減を可能に!
「マイクロバイオームEL」内でSARS-CoV-2を不活化し、採取後5分でRNAが溶出され安定化するため、そのまま直接ミックス液に添加し、RT-PCR検査、RT-LAMP検査に使用できます。よって、RNA抽出作業で使われる試薬、チューブ、ピペットティップなどのプラスチックの使用やその廃棄コストを削減できるとともに、作業時間を効率化し、環境に優しく社会全体のコスト削減に繋がります。
2. スワブで誰からでも簡単に検体採取が可能
滅菌綿棒やスワブで、鼻腔や口腔から検体を採取することで、唾液を出すことが難しい乳幼児から高齢者、寝たきりの方まで、誰からでも短時間で安全に検体採取することができます。また、まとめて検体を採取するプール方式にも対応しています。
3. 常温での長期保存が可能
採取後21日間の常温保存が可能なため、一般的に輸送や保存に必要な保冷剤や冷蔵設備が不要です。また、溶液にはアルコールや有害物質を使用しておらず、検体採取前の輸送や保管も安全に行えます。
製品概要
•特許取得のコンパクトな容器 (米国特許番号9,138,205)
•倒れても、溶液がこぼれにくい設計
•サイズ: 長さ4.9cm, キャップの幅1.2cm, 底の幅9mm
•綿棒やスワブの先端直径は4mm以下推奨
•バーコード、QRコード付
•品質保持期間: 18ヶ月
•溶液量: 0.8ml
•販売代理店: 富士フイルム和光純薬株式会社
マウイDNAテクノロジーズについて
2013年設立のマウイDNAテクノロジーズは、バイオサンプル試料を採取するための革新的なiSWAB容器を開発・商品化しました。マウイの使命は、世界中どこでも、あらゆる人からの、バイオサンプル試料の採取・保管を可能にするとともに、クオリティの高いサンプルを提供することです。当社の主力製品であるiSWAB-DNAは、細菌DNAの汚染を1%以下に抑え、高品質のDNA試料を生み出すことが証明されており、試料採取製品として画期的なものです。またマウイは、RNAやマイクロバイオーム、血液検体を採取する製品も販売しています。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=2JY-lVHvM8g&t=1s ]
プレスリリース提供:PR TIMES