プレスリリース
【日本初】磁場閉じ込め方式で商用核融合炉の開発を目指すフルスタック核融合スタートアップ「株式会社Helical Fusion」を設立
磁場閉じ込め方式で商用核融合炉の開発を目指す、日本初のフルスタック核融合スタートアップ「株式会社Helical Fusion」(本社:東京都千代田区)が設立されたことをお知らせします。
■Helical Fusionについて
『人類は核融合で進化する』
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株式会社Helical Fusion(ヘリカルフュージョン)は磁場閉じ込め方式で核融合エネルギーの早期実現を目指す日本初のスタートアップです。
人類が60年以上かけて挑戦してきた核融合炉の実現が、ようやく見えてきました。
その最終コーナーを最速で駆け抜けるため、世界で様々な核融合方式が開発されています。
日本では、DNA に似た二重らせん構造の超伝導ヘリカルコイルを用いて
高温のプラズマを安定に閉じ込めるヘリカル方式が生まれ、大きく育まれてきました。
我々はこのヘリカル方式にさらなる独自の最先端技術を取り入れた、
世界初の定常核融合炉の開発を目指します。
■Mission
『核融合エネルギーを実装した持続可能な世界を実現する』
太陽や宇宙の星々を輝かせる核融合エネルギー。
これを地上で利用できるようにすることはエネルギー・環境問題解決への切り札となります。
核融合エネルギー炉を一日も早く実現して社会に実装し、恒久的に持続可能な世界を実現する。
それが株式会社Helical Fusion のミッションです。
■Vision
『必要なエネルギーを必要な時に安心して得られる社会を』
全人類が等しく豊かで平和な生活をおくるためには、
地球に負荷をかけないエネルギーがたくさん必要です。
核融合は石油や天然ガスなど貴重な地下資源の消費を抑えつつ、
二酸化炭素や高レベル放射性廃棄物を排出することなく、また天気や地球規模の気候変動にも左右されることなくエネルギーを供給することができます。
■Value
『既成概念を超える』
我々は、新しい発想に基づく技術の開発にも果敢に挑み続けます。
既成概念にとらわれることなく、良いと考えられるアイディアがあれば
それを具体化し、社会に実装していきます。
■事業内容
核融合炉の設計、要素技術の開発・提供など
■役員
・共同創業者 代表(研究開発担当)/ 宮澤 順一
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豊富なプラズマ実験のバックグラウンドを持ち、高温超伝導、流体ダイバータ、カートリッジブランケット、機能性液体金属等の先進技術の開発に従事。
核融合科学研究所 / 総合研究大学院大学 教授
東京大学大学院博士課程中退
総合研究大学院大学博士(学術)
・共同創業者 代表(経営担当) / 田口 昂哉
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みずほ銀行、国際協力銀行(JBIC)、PwCアドバイザリー(M&A)、第一生命、スタートアップCOOなどを経て株式会社Helical Fusionを共同創業。
京都大学大学院文学研究科(倫理学)修了
京都大学修士(文学)
・共同創業者 取締役 / 柳 長門
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大型ヘリカル装置(LHD)の超伝導マグネットの開発・建設に従事し、ヘリカル型核融合炉の炉設計初期段階より高温超伝導マグネットの開発をリード。
核融合科学研究所 / 総合研究大学院大学 教授
京都大学大学院博士課程中退
京都大学博士(工学)
・共同創業者 取締役 / 後藤 拓也
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専門は核融合炉システム設計。ヘリカル型核融合炉用システムコードを開発。ヘリカル型の他、トカマク型やレーザー型の概念設計の経験も有する。
核融合科学研究所 / 総合研究大学院大学 助教
東京大学大学院博士課程修了
東京大学博士(科学)
■顧問
・科学顧問 / 相良 明男
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中性子工学、プラズマ一壁相互作用の研究を経て1994年からヘリカル型核融合炉設計活動を牽引。
米国原子力学会から米国人以外で初の核融合部会優秀業績賞を受賞。日本原子力学会フェロー。
核融合の主要専門誌(FED/Elsevier)名誉エディター
核融合科学研究所 / 総合研究大学院大学 名誉教授
名古屋大学大学院博士課程修了
名古屋大学工学博士
■会社概要
会社名: 株式会社Helical Fusion
設立: 2021年10月
Webサイト https://www.helicalfusion.com
■お問合せ
contact@helicalfusion.com
プレスリリース提供:PR TIMES