プレスリリース
日本板硝子株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:細沼 宗浩、以下、「NSG」)は、株式会社あおぞら銀行(本店:東京都千代田区、代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO):大見 秀人)と、あおぞらESGフレームワークローンに基づくポジティブ・インパクト・ファイナンスの契約を本日締結しましたので、以下の通りお知らせします。
1.実施の背景
NSGグループは、サステナビリティへの取り組みは、環境や社会課題の解決、および事業の持続的な発展を両立させる重要な活動であると位置づけ、サステナビリティ活動を通じて社会と共に成長することを目指しています。
なかでも気候変動対策をはじめとする環境問題への取組を最重要課題の一つとして位置付け、製造工程で発生するCO2の削減、再生可能エネルギーへのシフトに積極的に取り組んでいます。NSGグループが掲げる温室効果ガスの排出削減目標は、日本のガラス製造業として初めて「科学的根拠に基づいた目標」としてSBTイニシアティブ(SBTi)に認定されている他、世界で初めて水素エネルギーや100%バイオ燃料によるガラス製造実験に成功するなど、環境問題に対する積極的な取り組みを進めています。
今般の借入契約で設定されたサステナビリティ目標は、NSGグループの温室効果ガス削減目標、およびカーボンニュートラル達成目標に沿ったものであり、この達成を目指すことで、事業戦略の遂行とサステナビリティ推進の両立に繋げてまいります。
2.借入契約内容借入契約内容
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ポジティブ・インパクト・ファイナンス(以下、「PIF」)は、借入先企業の企業活動が環境・社会・経済にどのようなインパクト(影響)を与えるかを包括的に分析・評価し、ポジティブなインパクトの進展・拡大ないしはネガティブなインパクトの緩和・抑制を継続的に支援することを目的としたファイナンスです。
「あおぞらESGフレームワークローン」は、あおぞら銀行が2022年6月1日付で株式会社格付投資情報センター(R&I)より国際的な原則等に整合的である旨のセカンドオピニオンを取得した、借入先企業のサステナブルファイナンスの取組みを支援する制度です。また、2023年6月1日には、「あおぞらポジティブ・インパクト・ファイナンス」として、PIF評価実施体制が国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)の制定したポジティブ・インパクト金融原則(PIF 原則)に適合している旨のセカンドオピニオンを取得されています。
以 上
<参考>
株式会社格付投資情報センター ホームページ:
https://www.r-i.co.jp/rating/esg/sustainabilityfinance/index.html
株式会社あおぞら銀行 ホームページ:
https://www.aozorabank.co.jp/corp/sustainability/environment/achievement-2/
NSGグループ(日本板硝子株式会社およびそのグループ会社)について
NSGグループは、建築および自動車用ガラスとクリエイティブ・テクノロジー分野で事業を展開する世界最大のガラスメーカーのひとつです。
建築用ガラス事業は、各種建築用ガラス、太陽電池パネル用ガラス等を製造・販売しています。
自動車用ガラス事業は、新車用(OE)ガラスや補修用(AGR)ガラスの分野で事業を展開しています。
クリエイティブ・テクノロジー事業の主要製品は、プリンターやスキャナーに用いられるレンズ、タイミングベルトの補強材であるグラスコードを中心とした特殊ガラス繊維やガラスフレーク、およびファインガラスです。
NSGグループのサステナビリティ活動について
https://www.nsg.co.jp/ja-jp/sustainability
本件に関するお問合わせ先
(報道関係等) 広報部 (お問合せページ) https://www.nsg.co.jp/ja-jp/contact-us
関連リンク
NSGグループのサステナビリティ活動について活動について
https://www.nsg.co.jp/ja-jp/sustainability